このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 起業仲間に友達を選ぶとどうなるのか
- ベストな起業仲間の見つけ方
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
起業するときに身近な友達を選んで起業する人がいます。
ですが、多くの事例であるように、喧嘩分かれして友達関係を解消してしまう人がいます。
『こんなはずではなかった・・・』と後悔している人、またはその友達への信頼が憎しみへと変わっている人もいます。
どうしてそういうことが起こってしまうのでしょうか。
そこで、今回は最適なビジネスパートナーの選び方についてブログを書いてみたいと思います。
結論からお伝えすると、
- 友達と起業するなら同じ熱量を持った人とすること
- 友達に対する信頼が険悪になり友達を失う可能性もある
- ビジネスパートナーは外注先の人や同じビジネスコミュニティ内の人から選ぶ
- あなたをよく知っている人から紹介してもらう
ということです。
特にこの記事は、
- これから独立しようと考えている人
- 友達と起業しようとしているがデメリットについて知りたい人
- ビジネスパートナーをどのように選べばいいか迷っている人
にとっては有益な内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
起業仲間(ビジネスパートナー)に友達を選ぶとどうして失敗するのか?
結論、起業仲間に友達を選ぶと失敗する理由は以下の通りです。
- 友達というだけで仕事の能力は未知数
- 友達だと気を使って言いたいことも言えない
- 友達だと馴れ合いになることもある
- 友達を従業員として考えられない
誰も始めから喧嘩別れするつもりで起業時の仲間に友達を選ぶ人はいないと思います。
ですが、現実は多くの起業家が友達と喧嘩別れてしているという事例があります。
そこで、まずはどうして起業仲間に友達を選ぶと失敗してしまうのか解説したいと思います。
友達というだけで仕事の能力は未知数
友達というだけで、彼/彼女が仕事ができるかどうかは未知数です。
例えば、友達を起業仲間として一緒に起業したとしましょう。
その時お互い100万円ずつ出し合ってビジネスを始めたとします。
ですが、もしあなたの友達があなたよりも仕事の能力が低かった場合はどうでしょうか。
同じ100万円を出資しているのにも関わらず、あなたは成果を上げ友達は成果を上げていない。
ですが、経営に対してはどんどん口出ししてくる。
これではあなたの不満がどんどんたまるようになりますよね。
起業に対する想いの違いから行動量の差が生まれ不満がたまる
結局友達と起業したとしても、徐々に現れてくるのは仕事に対する想いです。
その想いの量が違った場合はどうしても行動力に差が出てきます。
その結果、お互い言いたいことが積もり険悪な状態になります。
そして、最終的にはお互い喧嘩別れとなり、一生連絡を取り合わない関係になってしまいます。
ですので、起業仲間として選んだ友達があなたと同じ想いでなければ結局友達を失っただけの状態になります。
つまり、中途半端な熱意の友達と起業することは、あなたのとって何のメリットもないでしょう。
起業仲間が友達だと気を使って言いたいことが言えない
友達を起業仲間に選んだ人には共通する以下のような悩みがあります。
- 友達だから強く言えない
- 友達だからわかってくれるはずと考えてしまう
つまり、中途半端な友達関係だと気を使ってしまうことも多いとか。
でも、こういう中途半端な関係ではビジネスは絶対に上手くいかないでしょう。
起業仲間として友達を選ぶのなら、絶対に何でも言い合える関係というのが最低条件になります。
また、相手の性格によっては意見を言っても聞いてもらえずに押し切られてしまうこともあるでしょう。
だから、『仲がいい友達』というだけで起業しても、彼・彼女があなたのビジネスパートナーになれるのかは別の話になります。
起業はあなたの人生をかけた一大勝負です。
ですので、起業仲間は慎重に選ぶことをおすすめします。
友達だと仕事が馴れ合いになる可能性がある
起業仲間に友達を選んだ場合は、馴れ合いになる可能性があります。
ビジネスの本質はお客様への価値の提供ですが、そのお客さんへの価値提供はあなただけではありません。
当然、あなたのライバル会社もいます。
そのライバル会社が一生懸命努力している中、起業したばかりの人達が『なあなあ』で仕事をしてビジネスで勝てるのでしょうか。
まず勝てませんよね。
だからこそ、起業するのであれば友達ではなくビジネスパートナーとして接することが絶対に必要です。
そして、想いが同じような人と一緒にビジネスをスタートするべきだと考えています。
友達と起業しても給料が発生する⇒友達を従業員として考えられない
起業して1年ぐらい経ったときに、ハローワークで見つけた人に一時期アルバイトをお願いしていたことがありました。
僕の隣で仕事をしてもらったのですが、やはり自分が求めている能力との乖離がありすぎると、正直イライラしている自分がいました。
なぜなら、手元の資金が少ない中でお給料を払っているので、最低でもお給料と同じ結果を求めてしまうからですね。
その結果、心に相当なストレスを抱えている自分に気づきました。
そして、これは一緒に働いている仲間が友達だったとしても同じです。
もし、あなたが起業すると決めたからにはあなたが会社の代表となります。
つまり、友達はあなたの『部下』となるわけです。
そして、あなたはその時点で起業仲間に選んだあなたの友達に対してお給料を払わなければいけません。
もちろん、始めから事業が上手くいった場合は問題なく給料を支払うことができるでしょう。
ですが、個人で起業した場合は3割、法人で起業した場合は6割の人が1年以内に廃業するというデータが示すように、始めから上手くいかない場合もあります。
つまり、売上がない状態でも友達にお給料を払わなければなりません。
ですが、もしその友達があなたの求めている能力に値するような結果が出せていなかったらどうでしょうか。
また逆に、友達にも生活があるので、お給料の支払いが遅れたらあなたにどういった考えを持つようになるでしょうか。
当然文句の1つや2つを言ったりするようになります。
そして、友達だから仲が良い分、お互い思っていることもズバズバ言うかもしれません。
その結果、感情的になってしまいすぐに険悪な状態になると言えます。
昔から『金の切れ目が縁の切れ目』という言葉があるように、お金が絡むと人間関係は非常にややこしくなります。
ですので、『近くにいるから』という理由だけで、安易に友達と一緒に起業するのはよほどの事がない限り辞めた方がいいでしょう。
では、どのように起業仲間を選べば失敗しないのでしょうか。
そこで、次の記事はビジネスが失敗しにくい起業仲間の選び方をお伝えしたいと思います。
おすすめの起業時の仲間(ビジネスパートナー)の選び方とは?
僕がおすすめする起業時の仲間の見つけ方を紹介したいと思います。
結論は以下の通りです。
- 起業仲間には同じ夢を見ることができる人を選ぼう
人生をかけた起業、どのようにすればあなたにとって良い仲間を見つけることができるのでしょうか。
起業仲間はあなたと同じ夢を見ることができるかどうかが大切
できるだけ優秀な人と起業したいと考える人は多いと思います。
ですが、あなたが優秀でない限り、またはあなたが魅力的な人間でない限り、優秀な人はあなたと一緒に起業してくれないでしょう。
だから、起業当初に技術で人を選ぼうとするとなかなか見つけることができません。
そこで、おすすめな方法があなたの夢を語りその夢に共感してくれる人を起業仲間として迎え入れることです。
ですが、あなたは『えっ!?どうして夢を語ることが良い起業仲間を見つけることに役に立つの?』と思うかもしれません。
そこで、夢を語るメリット、そしてその夢に共感してくれる人と一緒に起業するメリットについて解説したいと思います。
同じ夢を共有できる人と一緒に起業するメリットは計り知れない
では、なぜスキルではなく夢を共有することが重要なのかというと、一緒に夢や目標に向かって頑張ることができるからです。
『えっ!?それだけ?』と思うかもしれませんが、これが起業当初には非常に重要なことになります。
なぜなら、始めから経営が上手くいくとは限りません。苦しい状態がずっと続くかもしれません。
もしかしたら、売上が上がらずずっと給料が払えない状態が来るかもしれません。
もちろん、あなたも頑張って働いていますが給料を取ることができません。
ですが、あなたの夢に共感してくれている人ならば、その苦しい時期を一緒に乗り越えることができるはずです。
そして、その時に一緒に乗り越えてくれる人はあなたにとって本当に心強く重要です。
もし仮に失敗したとしても、同じ夢を見てくれる人が近くにいるなら、復活する可能性は多いにあるでしょう。
でもスキルだけで起業仲間を選ぶと、あなたが苦しくなるとすぐにいなくなる可能性が高いです。
または、ビジネスの方向性の違いで衝突が頻繁に起こり貴重な時間を無駄にするかもしれません。
ですので、僕がおすすめするあなたの起業仲間は
- スキルがありあなたの夢に共感してくれる人
- スキルはないがあなたの夢に共感してくれる人
- スキルはあるがあなたの夢に共感しれくれない人
- スキルもないしあなたの夢に共感もしない人
という順番で選ぶといいでしょう。
では、最後にどこで起業仲間を見つけるかいいか僕の考えを書いてみたいと思います。
どこで起業時の仲間(ビジネスパートナー)を見つけるといいか?
結論、以下の場所で起業仲間を見つけると仕事が上手くいきやすいのでぜひ参考にしてみてください。
- 外注先の人と起業する
- 同じコミュニティ内の人と起業する
- あなたのことをよく知っている人に紹介してもらい一緒に起業する
では1つ1つその理由をお伝えしていきますね。
外注先の人と起業する
僕自身のおすすめは、まずは1人で起業することです。
本当に小さく初期費用をかけないようにスタートすることをおすすめします。
関連記事>>>起業1年目は売上を上げることよりも固定費増やさない行動が重要!
その後、ある程度ビジネスが成長してくるとやらなければいけないことが増えてきます。
ですが、当然1人でなのでできることは限られていますね。
そこで、その対策として時間がない人は外注さんにお願いするでしょう。
ただ、外注先の人と言っても仕事が出来る人、できない人がいます。
そして、『この人は!』と思う人が現れたらあなたの夢を語ってみることをおすすめします。
あなたの仕事の内容もわかってくれていますし、あなたも彼のスキルの高さも理解しています。
そして、あとは夢の共有ができれば、一緒に起業しても成功する確率はぐっと高くなるでしょう。
同じビジネスコミュニティ内で見つける
例えば、何かのビジネスのコミュニティに属していたとします。その中にはその他大勢の人が所属していたりします。
当然誰もあなたの存在を知りません。
ですので、まずあなたがすることは、そのコミュニティの中で目立つことです。
仮に100人のコミュニティがあるとすれば、あなたは目立って100分の1になることが必要になります。
そして、その上で『この人は!』と思う人をビジネスに誘ってみましょう。
夢を語り一緒に起業することを提案してみましょう。
同じビジネスコミュニティのため、やっていることはお互いわかっています。
ですので、夢や将来の目標となる姿が同じであれば、起業仲間として一緒に行動してもいいでしょう。
あなたのよく知っている人に紹介をしてもらい起業する
あなたのことをよく知っている人から紹介してもらうというのも1つの方法です。
もちろん、紹介してもらったからと言って、すぐに一緒に起業する必要はありません。
あなたの将来の夢やどういう会社にしたいのか色々語り合いましょう。
お互い思っていることを話すことによって、お互いに共通のビジョンができます。
その内容が共通のものであれば、一緒に仲間として起業してもいいでしょう。
起業仲間に必要なことは同じ熱量で同じ方向を向き続けることができるかどうか
結論、共通して言えることは、ビジネスへの取り組みが同じ熱量であること。
そして、同じ方向に向かって行動し続けることができるかどうか、ということです。
ここがブレていると、結局起業したとしてもすぐに空中分解してしまうでしょう。
ですので、まずはお互い共通するマインドを持ち、同じ方向を向くようにしましょう。
そのためには、時間をかけて話合うことです。
あなたの考えていることを徹底的に話し合うことが必要です。
そして、これも大切なのですが、『誰が社長なのか明確にする』必要があります。
友達で起業する場合は、ここが曖昧になってしまいがちですがとても重要なことなのでしっかり決めましょう。
また、同じ熱量で同じ方向へ向けて走ることができれば、技術はその過程で習得することができます。
ですので、良い人を見つけるためにも、自分自身と向き合い『本当にあなたが人生において成し遂げたいことは?』と内面を見つめることが必要です。
あなたのことをあなた自身が理解していないのに、どうして他人である第三者があなたを理解できるのでしょうか。
だからこそ、自分と向き合うことが実は良い起業仲間を見つける最短の方法となります。
まとめ:起業仲間は友達ではなく同じ志の人を選ぼう!
今回は起業仲間の選び方について解説してみました。
この記事をまとめると、
- 友達だからと言って安易に一緒に起業してはならない
- 起業仲間はスキルよりもあなたの夢や目標に共感してくれた人を選ぶ
- 起業仲間の選び方は『外注先』『ビジネスコミュニティ内』『紹介』がおすすめ
- 自分と向き合い自問自答することがあなたの夢を明確にする
- 小さく始めて大きく育てる起業がリスクが小さい起業となる
ということになります。
起業するとなると、どうしても身近な友達を選びがちです。
ですが、起業仲間を選び間違うとすぐに衝突が起こり、結局友達を失うばかりか人生をかけたビジネスさえも廃業せざるを得ません。
ですので、今回紹介した内容を参考にして起業仲間を選びことをぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、起業で少しでも成功率を高めたい人はこちらの記事も合わせて読むことをおすすめします。
内容は、ホリエモンさんが提唱する起業4ヶ条をより成功させるためのアイデアを紹介しています。
関連記事>>>ホリエモン4ヶ条!小さく始めるビジネスこそ『失敗しない』要因です
また、こちらはビジネスを選ぶ上で重要なことをまとめてみました。
関連記事>>>起業で失敗しにくいジャンルは何?仕事選びで重要な5つ視点を紹介
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。