このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 起業しても失敗仕事の選び方
- 起業しても失敗しないための起業4ヶ条
- 起業で失敗しないために覚えておくべき必須スキル
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
『起業するなら絶対に失敗をしたくない!』これは起業する人全員が考えている言葉です。
事実、僕も約5年前に会社員を辞めて起業するときに同じように考えていました。
ただ、現実は独立後の2年間は本当に苦しくなかなか成果が出ませんでした。
そこで、今回のブログはその経験から得た『起業で失敗しにくい仕事の選び方』について5つの視点で解説してみました。
結論からお伝えすると、
- あなたの強みが活かせるビジネス
- あなたの感情がワクワクするビジネス
- 市場規模が拡大中のビジネス
- フロービジネスとストックビジネスのバランス
ということですね。
特にこの記事は、
- 起業で失敗したくない人
- これから独立・起業をしようと考えている人
にとって有益な内容になっているのでぜひ最後までご覧ください。
起業で失敗しにくい仕事の選び方(経験談)
結論、起業して失敗しにくい仕事は以下の4つのポイントで選ぶことが大切です。
- あなたの強みを活かすことができるビジネス
- あなたの感情がワクワクするビジネス
- 市場規模が拡大中のビジネス
- フロービジネスとストックビジネスのバランス
あなたの強みを活かすことができるビジネス
1番目の基準は『その仕事はあなたの強みを活かせるかどうか』という視点で選ぶことが重要です。
事実、20世紀を代表する経営者であるピーター・ドラッカー氏は強みに対してこのような言葉を述べています。
人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。強みに集中し、卓越した成果をあげよ。
引用元:マネジメント
強みとは、あなたの人生を通して
- 磨いた技術
- 培ってきたマインド
- 様々な経験
などがそれにあたります。
ただ、このように書くと『じゃあ、何かで1番じゃなきゃ無理じゃない?』と思うかもしれませんが、僕はそう考えてはいません。
まずは、あなたのビジネスのターゲット層の人達に、あなたが今までの培ってきた技術や経験で価値提供できるレベルであれば十分だと考えています。
また、顧客の視点から考えると、あなたの強みはターゲット層によって変化するということも言えます。
例えばわかりやすい例がお金。
仮にあなたの年収が1000万円として、年収300万円で年収を増やしたいと考えている人にお金の話をするのは説得力があるでしょう。
ですが、ターゲットに設定した人の平均年収が2000万円だったらどうでしょう。
あなたの年収1000万円というのは何の強みにもなりませんよね。
このことから、あなたの強みはどの人をターゲットにするかによって変わるということが言えます。
ですので、ターゲット層を誰にどういうビジネスをするのか。そして、『その人達に価値提供ができる自分の強みは?』ということを考えてみることをおすすめします。
また、こちらは起業1年目の人が取る行動を内容についてまとめているのでご覧ください。
関連記事>>>起業1年目は売上を上げることよりも固定費増やさない行動が重要!
あなたの感情がワクワクするビジネス
2番目の基準は、『その仕事はあなたの感情がワクワクするか』という視点で選ぶことがおすすめです。
起業すれば毎日向き合う仕事。『嫌だな〜』と思いながら過ごす毎日と、『よし!今日もやるぞ!』と考え過ごす毎日ではどちらの人生が幸せでしょうか。
僕は『よし!今日もやるぞ!』という毎日の方が幸せだと考えていたりします。
例えば、その仕事をすることによって自分の夢に少しずつでも近づいていたり、真剣に打ち込むことができる仕事もワクワクしますよね。
感情の変化が激しくことあるごとに一喜一憂するのは良くないと思いますが、心の中で静かな炎を燃やす続けることが出来る仕事とか最高ですね。
ですので、ぜひ『その仕事にあなたはワクワクするか』という視点で選ぶことをおすすめします。
市場規模が拡大中のビジネス
3番目の基準は『その仕事は市場規模が拡大中か』という視点で選ぶことも重要です。
僕の実体験を話すと宿泊業。インバウンド需要ですごく伸びていました。
以前から民泊やゲストハウスビジネスなどの『人が集まるスペース作り』には興味があり(僕は元住宅会社の営業マン)、実際やってみてすごく楽しかったので、一生懸命取り組んでいました。
その結果、売上利益ともずっと上がっていました、コロナ前まで…。
もし、今宿泊業に興味がある人が『すぐにゲストハウスを始めたい!』と僕に相談に来たらどうするか。
僕は『あなたの預貯金次第だけど倒産すると思うから別のビジネスをした方がいいよ』とアドバイスすると思います。
それぐらい、市場を見極めて起業するということは重要だと考えています。
いくら、あなたの強みを活かすことができたとしても、いくらあなたの感情を揺さぶりワクワクしたとしても、お客さんのいないビジネスで起業しても失敗してしまうでしょう。
ですので、市場を読み規模が拡大している分野のビジネス、そして将来性を見込めるビジネスに取り組むことはかなり重要と考えています。
本当に大切と身を持って体験しているので。
ただし、ここで気をつけなければいけいないのがライバルの多さです。
インバウンドで盛り上がっていたときも、このライバルとの差別化をできずに価格競争に巻き込まれ倒産や廃業していった宿泊施設は多くあります。
その解決方法となるのが、ターゲット層に対してのあなたやあなたの企業の強みだったりします。
ぜひ、この視点も覚えておいて欲しいと思います。
また、顧客との何気ない会話の中にビジネスのヒントもつまっていたりしますよ。
関連記事>>>ビジネスが成長するためのヒントは顧客との何気ない会話の中にあり!
フロービジネスとストックビジネスのバランス
4つ目の基準は『フロービジネスとストックビジネスのバランスが取れるか』という視点で選ぶことも重要です。
フロービジネスとは、顧客と取引1回するとまた次の顧客を見つけ取引をするというビジネスのこと。
ストックビジネスとは、継続性のあるビジネスのこと。
僕が特にこの2年間頑張って取り組んでいたビジネスが民泊やゲストハウスなどの宿泊業でした。
その結果、売上・利益ともずっと順調に右肩上がりでしたが、残念ながらコロナウィルスの影響で壊滅状態になりました。
そこで気づいたのがストックビジネスの重要性です。
宿泊業や飲食店などの『お客さんが来たらいくら』というビジネスをフロービジネスと言いますが、このビジネスモデルはモロに外的要因による影響を受けます。
ですが、僕が他にしている不動産投資や太陽光投資は収入は毎月安定して入ってきています。
コロナウィルスなんて全く関係ないですね。
だから、起業して失敗しないためには、このストックビジネスとフロービジネスのバランスをよく考えて取り組む必要があると考えています。
ただし、ストックビジネスは構築するまでに時間がかかるというデメリットがあります。
ですので、フロービジネスとストックビジネスの両方の視点から起業するジャンルを選ぶと失敗しにくいのでをおすすめです。
起業しても失敗しないための起業4ヵ条
結論、起業してもこれさえ守っていれば失敗しにくいと言われる4ヵ条があります。
- 初期費用が必要ないビジネス
- 在庫がいらないビジネス
- 利益率が高いビジネス
- 毎月安定して収入が入っていくるビジネス
初期費用が必要ないビジネス
初期費用が必要ないビジネスは失敗しにくいビジネスと言われています。
例えば、あなたの手元に500万円のお金があり、それをもとに起業したとします。ですが、選んだ仕事が初期費用に400万円かかるお金だったらどうでしょう。
残り100万円で商売をしなければならず、売上が上がらなければ即倒産となってしまいます。
ですので、初期費用がいらないビジネスを選ぶということは起業して失敗しないためには非常に重要なポイントとなるので覚えておいてください。
在庫がいらないビジネス
在庫がいらないビジネスで起業すると失敗しにくいと言われています。
理由は、当然在庫が売れなければお金が入ってこないからです。また、在庫を保管するためのスペースも無駄になったりしますよね。
多くの人が『絶対にこの商品は売れる!』と思うのですが、売れなかったらどうするのか、という視点でもビジネスを考えてることはとても重要です。
その結果、在庫を持たないビジネスは起業しても失敗しにくいと言われています。
利益率が高いビジネス
働いても働いても利益が少なければ、どれだけそのビジネスに情熱があったとしても続けることができません。
仮に100万円毎月稼げたとしてもその原価が90%であればどうでしょう。
毎月10万円の利益で生活していけますか。
ですので、起業して失敗しないためにも利益率の高いビジネスを選ぶことをおすすめします。
毎月安定して収入が入っていくるビジネス
毎月安定収入があるビジネスも起業して失敗しないと言われています。
例えば、1回の取引で100万円稼げたもその後1年間何も売上があがらないビジネスよりも、毎月20万円が毎月入ってくるビジネスの方が長続きするという考え方です。
そして、この毎月お金が入ってくるというのは精神的にもすごく良い効果があったり、次のビジネス戦略を立てやすかったりします。
そのため、1回で大きく儲けるビジネスよりも毎月安定的に入ってくるビジネスを選んだ方が起業で失敗しにくいと言われています。
これら4つの『起業4ヵ条』はこちらの記事に詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
関連記事>>>ホリエモン4ヵ条!小さく始めるビジネスこそ『失敗しない』要因です
また、これらをすべてに当てはまっているのがブログだと言われています。
ワードプレスでブログを始めたい方はこちらの記事にその手順を書いていますのでご覧ください。
関連記事>>>【2020年】初心者目線でワードプレスブログの始め方を画像で解説!
起業で失敗しないために覚えておくべき必須スキル
結論、起業で失敗しないために覚えておくスキルは以下の通りです。
- マーケティングスキル
- ランチェスター戦略
マーケティングスキル
マーケティングスキルは僕が起業して最も会社員の時に勉強し実践ておくべきスキルだったと考えています。
僕は元住宅営業マンなので高額な商品を物を売る自信はあります。というか沢山売ってきた実績もあります。
ですが、独立してどこにお客さんがいるか全くわからなかったんですね。だから急いで勉強しましたがことごとく外してしまって…という経験があります。
ですので、もしあなたが会社員ならばぜひマーケティングについて勉強し実践しておくことをおすすめします。
ランチェスター戦略
ランチェスター戦略とは簡単にいうと、弱者が生き残るための戦略です。
これも少資本で起業をする人なら絶対におさえておくべき必須スキルの1つと考えています。
僕自身が弱者なので、ビジネスをする上では競合他社と比較して自分が勝てる分野にリソースを注ぎ込むようにしています。
これはランチェスター戦略の基本的な考え方なのでぜひ勉強して身につけておくことをおすすめします。
起業で失敗したくないならぜひ読んで欲しい本
起業で失敗して欲しくない人はぜひこれらの本を読んで勉強してみることをおすすめします。
マーケティングをこれから学びたい!という人にはこの本がおすすめです。わかりやすい言葉で書いてくれているので、マーケティング初心者でもすごく理解しやすい内容となっています。
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ランチェスター戦略を学ぶならこの本がおすすめです。初心者でも丁寧に解説されているためわかりやすい内容となっています。
お金の真実を知るならこの本がわかりやすいと思います。僕自身もこの本を読んでからお金ときちんと向き合うようになりました。
ひとりで起業するのならこの2冊がおすすめです。
まとめ:起業で失敗しないためには正しい情報で正しく行動することが重要
今回は起業で失敗しないために5つの視点で仕事を選ぶ重要性について書いてみました。
今回の記事をまとめると、
- ドラッガーも勧める強みを活かせる仕事
- 明日が待ち遠しい!となるワクワクする仕事
- 顧客の需要が多い市場が拡大している仕事
- フロービジネスとストックビジネスのバランスに気をつける
- 失敗しない起業4ヵ条で仕事を選ぶ
- マーケティングとランチェスター戦略は必須のスキル
ということになります。
起業に挑戦しようとするとどうしても不安がありますよね。この不安をかき消すためには必要なことは、僕は行動しかないと考えています。
- 本を読んで正しい情報を集める
- ブログやYouTubeで実践者の生の声を聞く
- 実際に小さく実際起業してみる
という小さい行動を繰り返すと少しずつ不安が消えていきますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。