このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 鳴門の渦潮が発生する原因
- 渦潮が発生する時間を調べる方法
- 鳴門の渦潮を見る2つの方法
この記事を書いている人。
僕は徳島県の鳴門市で『うずしおゲストハウス』という宿泊施設を運営しております。
渦潮が見学できる場所から10分弱ぐらいの場所です。
そのゲストハウスにお越しのゲストさんの目的は大きく分けて3つ。
- 鳴門の渦潮を見るため
- 大塚国際美術館へ行くため
- お遍路さんを始めるために
特に、『鳴門の渦潮』と『大塚国際美術館』を見学するためにご宿泊いただきます。
そこで、今回は鳴門の渦潮について地元民として色々ご紹介したいとおもます。
結論からお伝えすると、
- 鳴門の渦潮のベストな時間帯は1日2回のみ
- そのベストな時間帯は1日ごとに変化するが1年先まですでに決まっている
- 鳴門の渦潮の見方は橋と船があり大塚国際美術館と一緒に見学するなら船がおすすめ
という内容になっています。
この記事は、特に
- 徳島県鳴門市に観光する方
- 鳴門の渦潮のベスト時間帯を知りたい人
- 大塚国際美術館とあわせて行く見る方法を知りたい人
にとっては有益な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください
ちなみに、大塚国際美術館へのアクセス方法についてはこちらの記事にまとめているのであわせてご覧ください。
関連記事>>>大塚国際美術館へのアクセス方法は?車や公共交通機関での行き方を解説!
鳴門の渦潮のベストな時間帯とその2種類の見学方法を解説【徳島県】
鳴門の渦潮が出来る原因は瀬戸内海の潮の干満差と独特の地形のため
結論から伝えると、鳴門の海に『渦潮』が発生する理由は、太平洋側と瀬戸内海側の立地がおりなす独特な地形が原因となっています。
その渦は『満潮時』には『淡路島側』に、『干潮時』には鳴門側に『渦』が出来ると言われおり、海水の流れが原因の1つと言われています。
ちなみに、満潮や干潮は月や太陽の引力が原因で発生します。そのため、海水面の上下の動きが周期的に起こります。
でも、他の場所でも同じように月や太陽の引力が発生していますよね。
どうして鳴門海峡だけ渦潮が発生するのかというと、以下の2つの理由からです。
- 鳴門海峡の幅が約1.3kmと狭くなっているため
- 鳴門海峡の最深部が90mあるためその高低差から一気に海水が流れ込み潮流が早くなるため
鳴門海峡の深い部分では抵抗が少ないため、潮は速く流れます。
ですが、抵抗が多い浅瀬では、ゆっくり潮が流れます。
つまり、この2つの、
- 速い潮
- 遅い潮
がぶつかるからこそ、『渦潮』が発生するというわけです。
動画でこの内容を確認したい人はこちらの動画がおすすめです。
鳴門の渦潮は1日に2回の時間帯しか見ることができない
結論、鳴門の渦潮は1日に2回決まった時間帯にしか見ることができません。
ですが、多くの方が『鳴門の渦潮は1日に2回しか見ることができない。しかもそのベストな時間帯は日によって違う』という事実を知りません。
初めて場所に観光に行くので当たり前ですよね。
そこで、まずは鳴門の渦潮を見るための船である観潮船(かんちょうせん)の経営者の人へ直接インタビューした内容からお伝えしたいと思います。
鳴門の渦潮が最もキレイに見える時間帯や時期※うずしお汽船さんへのインタビュー
結論、鳴門の渦潮は時間帯よりも風や気圧の影響が大きい。また時期は条件付きの冬〜夏が大きく見える。
鳴門の渦潮を見学する方法は2つあります。
1つは船で見学するという方法。もう1つは橋の上から見学するという方法です。※詳しくは後述しています。
以下の会話は、鳴門の観潮船である『うずしお汽船』のオーナーさんにインタビューしたものです。
どうしても風で波が出来ると壊されてしまうので、キレイな形になりにくいですね
だからキレイさを求めるんだったら、風があまりなく波が穏やかな方がいいかな
すごく素敵で気さくな社長さんでした。
自分で調べるのもいいですが、やっぱり知っている人に教えてもらうのが早いですね。
うずしお汽船の社長さんありがとうございました。
では、次は1日に2回見ることができる渦潮の時間帯の調べ方について解説してみたいと思います。
鳴門の渦潮が発生する時間帯を調べる方法
結論、渦の道のサイトで確認することができます。
そこで、
- 渦潮の時間を確認できる潮見表の紹介
- その潮見表での時間の調べ方
について具体的な方法を紹介していきますね。
鳴門の渦潮の時間は潮見表で確認することができる
渦潮の発生する時間帯は実はこの12月まで出ています。そして、その時間はこのWebサイトで確認することができます。
>>>潮見表で渦潮の時間を確認する
では、どのように渦潮の時間を確認するか解説したいと思います。
鳴門の渦潮の時間帯を潮見表で確認する手順
以下の手順で渦潮の時間帯を調べることができます。
- 渦潮を見たい日程を決める
- 見学日の時間と色を確認する
- 色と時間から渦潮が見学できる時間を割り出す
①渦潮を見たい日程を決める
まず、鳴門の渦潮を見に来る日を6月22日とします。
その場合、この部分を見ますよね。
そのときに以下の2つに注目して数字を見ましょう。
- 時間
- 文字の色
②見学日の時間と色を確認する
時間が書いてある左側の部分にはは、満潮と干潮の時間が書いていますよね。
そして、6月22日の色は青い色ですよね。
では、なぜ文字の色が大切なのかというと、実は
- 渦潮の大きさ
- その渦潮を見ることができる時間帯
が変わるからです。
③色と時間から渦潮が見学できる時間を割り出す
このページを下にスクロールすると、以下の説明があります。
潮流速度に応じて、速いものから大潮、中潮、小潮と表記しています。
【赤文字の時刻】は大潮で特に観潮によい時間です
【青文字の時刻】は中潮
【黒文字の時刻】は小潮
※天候により多少の誤差が生じる時もあります
引用元:渦の道公式ホームページ
つまり、鳴門の渦潮は赤色が最も観潮に良い時期となり、その次に青色、そして最後が黒色となります。
ですので、6月22日は中潮の時期となります。
そして、このような文章も見えますよね。
観潮には、この時刻を中心に、大潮は前後2時間、中潮は前後1時間半、小潮は前後1時間までが最適です。
引用元:渦の道公式ホームページ
つまり、6月22日は中潮のため前後1時間半が見頃となります。
ですので、9時20分からの前後1時間半である
- 7時50分〜10時50分
と15時10分の前後1時間半である
- 13時40分〜16時50分
が鳴門の渦潮の見頃の時間帯になります。
ですので、あなたが鳴門に観光に訪れる日時で調べてみてくださいね。
では、次は鳴門の渦潮の2種類の見学方法について解説したいと思います。
鳴門の渦潮を見学するための2種類の方法
結論、鳴門の渦潮を見学する方法は2種類ありそれは以下の通りです。
- 渦の道に行き橋の上から見学する
- 観潮船に乗って船から見学する
では、こちらも1つ1つお伝えしていきますね。
渦潮を橋から見る方法:鳴門公園にある渦の道を利用する
渦潮を橋から見るには鳴門公園にある『渦の道』に行く必要があります。
これは、言葉で説明してもわかりにくいので、現地で写真を撮ってきたので、そこまでの行き方を解説してみますね。
ちなみに、パーキングから渦の道への行き方です。
まず、ここが駐車場ですね。
この駐車場を上から見るとこのようになります。それなりの車を駐車することができますよね。
ちなみに、ここの駐車場のお値段は以下の通りになります。
- 二輪車:200円
- 乗用車:500円
- マイクロバス:1000円
- 大型バス:2000円
前払いですので、事前にお金を用意して行くといいですね。
こちらはトイレになります。
渦の道の施設の中にもありますが、駐車場の近くにもあるので安心ですね。
ちなみに、この駐車場の前にはお土産物屋さん等がありますので、帰りにお土産物を買ってもいいですね。
では、ここからの行き方を説明します。
まずは、歩道橋を登ります。
そのまま直進するとこのようなこのような場所になります。
皆さん何の写真を撮っているかというと、このような景色です。
キレイですよね。
大塚国際美術館もばっちり見えました。
ちなみに、鳴門旅行ではお時間がある人はぜひ大塚国際美術館もご見学ください。
見学方法はこちらに記事に詳しく書いているのであわせてご覧ください。
関連記事>>>米津玄師が紅白で使った大塚国際美術館をどのサイトよりも詳しく解説!
写真を撮影したあと、そのまま歩道橋をおります。
そして、道なりに進むとこのような看板が目に入ってきます。
ですので、そのまま『渦の道』方向へ進みましょう。
その後道なりに進みます。
そして、高速道路の下を通り抜けると『渦の道』の入り口が見えます。
このように看板には本日の渦潮の見頃の時間帯が書かれています。
そして、さらに道なりに進むと渦の道のメインエントランスが見えます。
これでやっと鳴門の渦潮を橋の上から見ることができます。
ちなみに、渦の道の入り口には、鳴門の渦潮が出来る仕組みが書いてあったり、鳴門の名産である『大谷焼』が展示されています。
また、渦の道の入り口には足が不自由な方のために『車椅子』、小さいお子様連れの方に『ベビーカー』の貸出があります。
これは嬉しいサービスですね。
入り口付近にはロッカーがあるので、重い荷物も預けることができるので安心です。
渦の道の見学にかかる時間は約30分〜1時間
渦の道の見学にかかる時間は、僕の足でだいたい往復30分〜40分程度かかります。
これは、片道ではなく往復の時間ですね。
そして、初めて鳴門の渦潮を見学する人はその大きさに感動されもう少し滞在時間を増やす人もいます。
ですので、プラス30分とし、合計で1時間ぐらいみておけば大丈夫だと思います。
ですので、その間重たい荷物を持って歩かないためにもロッカーに荷物を入れて身軽になって見学しましょう。
渦の道の店内の様子です。
渦の道の料金は無料〜510円(団体割引もあり)
こちらはチケットの自動販売機ですね。
渦の道の料金は以下の通りです。
- 大人:510円
- 中・高生:410円
- 小学生:250円
- 小学生未満:無料
ちなみに、他のチケットとあわせて買うと割引になるのでお得ですよ。
そして、こちらが実際に渦の道を歩いた動画になります。こちらの動画は2018年3月に撮影した動画ですね。
つまり、僕が『うずしおゲストハウス』の運営を始めた頃ですね。
では、続きまして鳴門の渦潮を船で見る方法を解説したいと思います。
鳴門の渦潮を船から見る方法:『うずしお汽船』か『鳴門観光汽船』
結論、鳴門の渦潮は船で見ることができその船会社の名前は以下の2つです。
また『鳴門側』だけでなく、『淡路島側』からも渦潮を見るための船が出ています。
では、本日インタビューをさせていただいた『うずしお汽船』さんからご紹介したいと思います。
渦潮を船で見るための方法:うずしお汽船を利用する
では、まずはうずしお汽船さんの位置関係からお伝えしたいと思います。
渦の道と同様に画像を使って説明してみますね。
うずしお汽船の場所は大塚国際美術館を通り過ぎてT字路を右に曲がります。
すると、左手側にうずしお汽船のへの入り口があります。
ちなみに、まっすぐ行くと鳴門公園へ行きます。
無料駐車場は47台あるとのことです。
ちなみに、大塚国際美術館から徒歩7分との表記が出ています。
これだったら歩いて行けますね。
実際、この建物の裏が大塚国際美術館ですね。
非常に近いですね。
もし、大塚国際美術館から渦の道まで歩いていくと、Googleマップ上ではこのような数字が出ていました。
歩いた場合は、片道22分とのこと。
実際、以前ご宿泊された女性ゲストさんは大塚国際美術館から渦の道まで歩かれたとのこと。
では、続けますね。
こちらがうずしお汽船さんのチケット売り場になります。
待合室にはコインロッカーもありました。
お値段は100円ですね。
そして、チケット購入後、外へ出て『うずしおのりば』の矢印に従い移動します。
すると乗り場が見えますね。これが『うずしお汽船』さんの船ですね。
この『うずしお汽船』の料金は以下の通りになります。
- 大人1600円
- 小人(小学生)800円
- 幼児(大人1名につき1名無料)
この『うずしお汽船』の基本情報はこちらになります。
- 住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字 福池65番地63
- 連絡先:088-687-0613
- ホームページ:https://www.uzushio-kisen.com/
渦潮を船で見るための方法:鳴門観光汽船(うずしお観潮船)を利用する
では、まず位置関係を紹介しますね。
先程のうずしお汽船は右に曲がったと思いますが、鳴門観光汽船(うずしお観潮船)は左に曲がります。
その後、道なりにまっすぐ行きます。
その後、二股の道が見えてきますので、右側に曲がります。
すると、正面に鳴門観光汽船(うずしお観潮船)が見えます。
駐車場はこの正面を通りすぎると右側になります。見た感じかなり広いですね。
こちらが駐車場側からの入り口になります。
そして、室内はこのようになってますね。お土産ショップがあるので、帰りにお土産を買ってもいいですね。
チケット売り場はこちらになります。
この『鳴門観光汽船(うずしお観潮船)』の料金は以下の通りになります。
わんだーなると。
- 二等大人1800円・一等2800円
- 二等子供900円・一等1400円
アクアエディ。
- 大人2400円
- 子供1200円
ちなみに、この『わんだーなると』と『アクアエディ』の違いは、水面下から渦潮を見ることができるかどうかの違いになります。
僕も乗ったことはありますが、個人的には『わんだーなると』で十分だと考えています。
でも、百聞は一見にしかずなので、せっかく鳴門まで来られたのであればぜひアクアエディも試してみてくださいね。
こちらの動画は、実際僕がわんだーなるとに乗船した動画がこちらです。
こちらも2018年3月に撮影した動画です。
では、この『鳴門観光汽船(うずしお観潮船)』の基本情報はこちらになります。
- 住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦大毛264−1 088-687-0101
- 連絡先:088-687-0101
- ホームページ:https://www.uzusio.com/geton/
ただし、1つだけ注意点があります。
それは、多くの人が大きい渦潮を期待していくのに『見えない』という現実です。
大塚国際美術館と渦潮を効率よく見るにはうずしお汽船さんを利用することがおすすめです
結論、大塚国際美術館と渦潮を効率よく見る方法はうずしお汽船さんを利用することがおすすめです。
なぜなら、うずしお汽船さんは大塚国際美術館から徒歩で往復10分〜20分で行って帰って来れるからですね。
船の乗船時間は20分〜25分ぐらいです。
つまり、長くかかったとしても合計で45分程度で終了することができます。
実際、こちらの地図をご覧ください。
女性ゲストさんのお話で、大塚国際美術館の裏口から出ると徒歩わずか5分でうずしお汽船さんに到着するとのこと。
正面のエントランスからでも約10分でうずしお汽船さんに到着することができます。
ただし、渦の道は1人510円の料金なのに対してうずしお汽船さんは1名あたり1600円かかります。
ぜひ効率よく渦潮と大塚国際美術館を回りたい人はこの方法を検討してくださいね。
ちなみに、大塚国際美術館の口コミはこちらからの記事からご覧いただけます。
関連記事>>>【実体験】大塚国際美術館へ行った人の口コミのまとめてみた!
鳴門の渦潮を見るときは過度の期待は禁物です
結論、鳴門の渦潮を見る時は過度に期待しすぎないということが必要です。
なぜなら、僕が運営するゲストハウスにご宿泊のゲストさんに『大きい渦見えました?』と聞くと『あれが渦だったのかな・・・』と回答する人が半分近くいます。
さらに、時期によってはそういう人が70%にも達します。きちんと、事前に大潮の日や時間にあわせて行ったとしてもです。
ですので、鳴門の渦潮を見る時は『見えたらラッキー』ぐらいの気持ちで臨んだほうが、大きく落ち込まなくていいでしょう。
でも、実際大きく見えたときは『本当に自然の力はすごいな!』と感動すると思いますよ。
まとめ:鳴門の渦潮は自然の迫力にふれることができおすすめです!
今回は鳴門の渦潮の、
- 発生する原因
- 見える時間帯
- 渦潮の2つの見方
について解説してみました。
この記事をまとめると、
- 鳴門の渦潮のベストな時間帯は1日2回のみなので潮見表で事前に確認する
- 渦潮と大塚国際美術館を効率よく見学するにはうずしお汽船さんがおすすめ
- 過度な渦潮への期待はがっかり感を生むので見れたらラッキーぐらいで考えておく
ということですね。
鳴門の渦潮は世界3大潮流で最も大きいと言われている渦になります。
ですので、是非徳島県の鳴門市にお越し際は『渦潮』を満喫してくださいね。
『大きい渦が見れたらラッキー』ぐらいの気持ちとともに。
また、こちらの記事は渦潮や大塚国際美術館周辺の宿泊施設をまとめています。
ぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>鳴門市にある大塚国際美術館から車で10分以内の宿泊施設をまとめて紹介!
ちなみに、旅行の醍醐味の1つはなんと言ってもお食事ですよね。
僕がよくお客さんを紹介するお店を最後にご紹介したいと思います。
関連記事>>>徳島県鳴門市のおすすめの食事場所である『味処あらし』を紹介します!
関連記事>>>【朝ごはんに!】鳴門の食事は『たむらうどん』がおすすめです!
特に、この『味処あらし』さんほんと美味しいので、ぜひ行ってみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。