でも危険な地域があるので間違って行ってしまわないか怖いです。具体的な場所や気をつける点があれば教えてください。
このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- ロサンゼルスの危険地域の場所
- ロサンゼルスの犯罪発生場所のサイト紹介
- 僕のホームレス街で生活した実体験
この記事を書いている人。

元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
海外旅行に行きたいと考えている人は多いですよね。
事実、僕が経営している徳島県鳴門市にある『うずしおゲストハウス』には、毎日多くの旅行者の方にご宿泊いただき、僕は彼ら彼女らと毎日話しをしています。
- 『◯◯行ってきましたよ!』
- 『◯◯は本当に良かったです!』
- 『◯◯は本当におすすめですよ』
など、様々な情報を僕に教えてくれたり、またはゲストさん同士で交流されたりしています。
ですが、その会話の中から危ないと言われている危険地帯に興味を持つ人も多いです。
そこで、今回のブログは『以前僕が住んでいたロサンゼルスの危険地域について』解説したいと思います。
結論からお伝えすると、
- ロサンゼルスの危険地域はダウンタウン
- 殺人事件が多いのがコンプトン周辺
- 間違っても遊び半分で絶対にいかない
となっています。
特に、この記事は
- 海外旅行に興味がある人
- ロサンゼルスに行ってみたい人
- 犯罪にあいたくない人
には参考になるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
アメリカのロサンゼルスは西海岸にある
よく『アメリカの西海岸はいいよ〜』とテレビで放送されるので、ロサンゼルスに興味を持っている人も多いと思います。
そこで、まずはアメリカのロサンゼルスがどこにあるのかから解説したいと思います。
『もう知ってるよ〜』という人は次の項目である『ロサンゼルスの危険地域であるダウンタウンとは?』から読み始めてくれても大丈夫です。
ちなみに、なぜロサンゼルスの紹介をするかというと僕が4年以上住んでいて詳しいからですね。
逆に言うと、知らないところは危ない地域でも紹介できないため。
では早速。
アメリカ全体の中の地図でいうと、ロサンゼルスはこの場所になります。

さらにこの場所を拡大するとこのようになっています。

カリフォルニア州にあるロサンゼルスですね。
カリフォルニア州にあるロサンゼルス以外で有名な場所は、
- サンフランシスコ
- サンディエゴ
などで多くの人も名前を知っているはず。
では、さらにロサンゼルスを拡大していくとこのようになっています。

現在は山火事が発生しているので、Googleマップにはこのような表記がありました。
そして、犯罪都市ロサンゼルスの中で特に危険地域と言われているのが以下の2つの地域です。
- ダウンタウン
- サウスロサンゼルスとその周辺(旧サウスセントラル)
ただし、紹介する情報は僕がロサンゼルスに住んでいた15年ほど前の情報なので、今どれだけ改善されているかはわかりません。
ですが、ネットで情報を検索するとやはり危険地域として認定されているようですね。
では、早速解説したいと思います。
ちなみに、旅行前にロサンゼルスの基礎情報を勉強したい人にはこの本がおすすめ。
この本は写真の掲載が多いので文字よりもロサンゼルスの雰囲気を掴みやすいです。
ロサンゼルスの危険地域であるダウンタウンとは?
僕はロサンゼルスのダウンタウンに4年以上住んでいました。
では、どうしてそんな危険地帯に住んでいたかというと、
- 他の場所と比較して家賃が安い(危険な地域だから)
- 音楽スタジオに近い(僕は元ドラマー)
- どこに行くにも都市の中心だから時間がかからない
という理由からでした。
なかなかこの危険な場所に住んでいる日本人留学生は少なかったと思います。
実際、僕の友達も含め多くの日本人が、
- 大学周辺
- 白人が多い街
- 日本人コミュニティがある地域
- ◯◯ビーチの周辺
など、あまり危険でない地域に多く住んでいました。
ちなみに、少し話はそれますが、あなたはダウンタウンという意味を知っていますか。
僕は英語を勉強するまで『ダウンタウン』という言葉の意味がわかりませんでした。
ロサンゼルスにもダウンタウンはあるし、サンフランシスコにもダウンタウンがある。
『一体どういう意味?』と疑問に思っていました。
そこで、調べてみると『街の中心地』のことをダウンタウンと呼ぶとのこと。
『なるほど!』となって一瞬で疑問が解消されたのを覚えています。
では、どうしてロサンゼルスのダウンタウンが危険地域と言われているのか。
僕の経験上以下の理由と考えています。
- ホームレス街がある
- 銃声が聞こえる
- 麻薬の売人がいっぱいいる
- 犯罪が多発している
ダウンタウンが危険な理由:ホームレス街がある
ロサンゼルスのダウンタウンにはホームレス街があります。
街というよりも、路上にホームレスが生活しているんですね。
こんな感じ。
こちらは、2019年3月に撮影されたgoogleマップの画像ですが、こんな場所が両サイドの路上にずっとあります。

そして、やたらその場所が汚い。
本当に日本では考えられないほど人糞がいたるところに当時は落ちていましたね。
だから、基本的に臭いもすごく臭いし、ホームレス自体もすごい臭い。
以前、台風の影響で避難所にホームームレスを入れる入れないという話がありましたが、一度ホームレスと一緒と一緒に生活してみると、そのあまりの臭さにびっくりしますよ。
その横で家族が寝ることに抵抗がなければ受け入れてもいいと思いますが、僕には無理ですね。
家族優先で考えると絶対に僕は拒否します。
また、そのロサンゼルスのホームレス達がお金をもらいにくるんですよね。
『Do you have some change?』って。
訳すと『お金ちょうだい』って意味なんですけどね。
日本では経験したことがないような光景に、多くの観光客はビビリます。
そんな時は、
- 完全に無視する
- 力強くNoと言う
のがおすすめです。
ただし、『No』と言った場合『コイツには英語が通じるな』と思われ、別の会話をしてくるかもしれません。
ですので、基本は『無視』がおすすめです。
銃声が聞こえる
多くの人が知っているようにアメリカは銃社会ですよね。
だからなのか、普通に銃声が聞こえます。特に夜とかはひどいですね。
乾いた音で『パンッ』って聞こえるんですよね。
初めて聞いたときはかなりビビりましたが、何回も聞こえてくるうちに『またか・・・』と感じるようになりました。
いくらあなたが喧嘩が強くても、いくらあなたが運動神経が良くても、絶対に銃には勝てません。
銃を撃ったことがある人はわかると思いますが、映画の世界のように撃たれても立ち上がってくることはなかなかできない・・・というより無理です。
ただ、少し誤解を与える書き方になってしまいますが、ダウンタウンのホームレスはそんなに危なくないんですね。
なぜなら、お金がないため銃を購入することができないから、です。
それよりも、このあと紹介するサウスロサンゼルスという場所が本当に危ないです。
それでも、日本と比較すると危険地域という状態には変わらないので、夜中のダウンタウンは歩かないようにしましょう。
暴行事件はよくあるので、僕の知り合いも襲われたり、暴行され殺された人もいます・・・。
麻薬の売人がいっぱいいる
どこの公園だったか忘れましたが、売人がいっぱいる公園がありました。
というより、至るところで売人がいましたね。
だから、例えば朝外の掃き掃除をしているときは『絶対に素手でゴミを拾うな!』という注意を受けたことがあります。
なぜなら、注射器が落ちていてその針からエイズに感染する可能性があるからとのこと。
これは怖い。一気に死が近くなる体験ですね。
ちなみに、ダウンタウンに住んでいる日本人はあまりいませんでした。
なぜなら、本当に汚くて危険だからです。
そして、先程も書きましたが、多くの日本人は基本的に安全な場所に住みます。当たり前ですが。
もちろん、僕もお金があればそうしたかったけどお金はない。
だから、お金を節約するために必然的に危険な地域に住むことになりました。
その結果、夜中のダウンタウンエリアのことについて詳しくなっていったんですね。
ちなみに、余談ですがロサンゼルスには『LAマラソン』というのがあるんですよね。
だから、せっかくなのでそのマラソンに参加することにしました。
いつもは、ダウンタウンでも比較的安全な場所を走って練習していたのですが、何を思ったのか『せっかくだったら危ない場所を走ってみよう』と考え、実際走ってみました。

このスキッド・ロウというエリアはダウンタウンでも危険地帯と言われているんですが、このあたりをマラソンの練習として夜中走っていましたね。
するとですね、色んなことが見えてきました。
ほんとまずはホームレスの数が多い。
夜はやはり独特の雰囲気がありました。
では、どうして走ったのかというと、『所詮襲われたとしてもナイフ。マラソンの練習をしている僕は逃げ切れる』という思い込みですね。
観光で行く人は絶対に真似しないでくださいね。
殺されますよ。
YouTubeでこの周辺の動画を探してみるとあったのでぜひ見てください。
僕はこんな場所で生活をしていたんですよね。
ほんと懐かしい風景で、お金がないということはこういう場所に住まなければいけないというのを強く感じた20代前半でした。
よくこんなところを夜中にマラソンの練習で走っていたなと思いますね。
この動画とかは、あなたが想像している西海岸とはかけ離れた場所だと思います。
こういう面もロサンゼルスにはあります。
犯罪が多発している
なんだかんだ言ってもダウンタウンは犯罪が多発しています。実際のデータを見てみましょう。
こちらはダウンタウンの犯罪危険地域の犯罪場所の地図です。

こちらは『Crime in Downtown – Los Angeles, CA Crime Map』というもので、最近の犯罪がわかります。
そして、このマークの内訳は以下の通りです。

1時間から2時間おきに何らかの犯罪が起こっているのがわかっていただけます。
また、こちらの記事では『2018年の犯罪件数が最も多かったのはLAのダウンタウン』という見出しで記事を書いていました。

これらの情報により、ダウンタウンLAは本当に犯罪が多発している地域ということがわかっていただけると思います。
では、次はサウスロサンゼルスとその周辺について書いてみますね。
この地域はダウンタウンで生活していた僕でも危険だと感じ、近寄らなかった場所です。
ちなみに、ロサンゼルスの大麻情報について知りたい人はこちらの記事もあわあせて読むことをおすすめします。
関連記事>>>ロサンゼルスは大麻が合法に!?元留学生が語る現地の大麻事情とは?
ロサンゼルスで最も危険地域!?サウスロサンゼルスとその周辺
白人たちが住むロサンゼルスエリアで生活している人にはわかりませんが、夜のダウンタウンは本当に危ない場所です。
しかし、そこで暮らしていた僕がサウスロサンゼルスは本当に危険だと考えて近づきませんでした。
今振り返って考えると正解だったのかなと。
では、サウスロサンゼルスとはどういう場所なのか説明したいと思います。
Googleマップでサウスロサンゼルスと入力し検索すると、以下のような部分が表示されました。

この画像の右上に『ロサンゼルス』とありますが、そこが先程書いたダウンタウンエリアですね。
そこから南に行った場所ですね。
さらに、詳しくこの地図を拡大していくと、このようになります。

ちなみに、サウスロサンゼルスの中にあるWatts(ワッツ)。

この周辺は犯罪が多発している場所です。
例えば、以前聞いた話だと普通に昼間から上半身裸でズボンの後ろに銃をさして歩いている人がいるとのこと。
でも、あるWebサイトには、Watts塔が有名なので、そこへ行く方法とかの記事があったりします。
僕自身は自己責任で、帰国前に1度だけこのワッツ塔を見に行ったことがあります。
これがそのときの写真ですね。




その時は周辺に人がいなかったからよかったのか、比較的安全に思えましたが、運が良かっただけだと考えるようにしています。
ワッツには4年半アメリカで生活をしていましたが、行ったのはこの時だけですね。
さらに言うと、サウスロサンゼルスだけでなく、その周辺の
- コンプトン
- イングルウッド
- サウスゲート
- ハンティントンパーク
も危ない地域として有名です。

特に、コンプトンは犯罪が多発している危険地域で、Wikipediaにはこのような表記がありました。
コンプトンは、犯罪率がアメリカで最も高い都市の1つとして知られ、ギャング犯罪で悪名高い。
引用元:wikipedia
さらに、このような表記も。
特に殺人の発生率が高く(全米平均の8倍以上)
引用元:wikipedia
この2つの文章だけでコンプトンが相当危険な地域ということはわかっていただけると思います。
- アメリカで犯罪率が最も高い地域である
- 特に殺人の発生率が高い地域である
実際、ロサンゼルスの犯罪データと見てみると・・・。
ロサンゼルスの危険地帯を表示するマップがこちらです。

もう1度Googleマップと比較してみますね。
赤枠で囲っている部分がサウスロサンゼルスです。

どうでしょう。
見事に一致していますよね。
また、こちらは地域別に犯罪を見ることができるサイトの画像です。

そして、この目印をクリックするとその場所で何が起こったかわかります。
例えば、Robbery=強盗とかですね。

詳しくはこのWebサイトで確認することができます。
以上のことから、サウスロサンゼルスとその周辺はバリバリの犯罪危険地域というのがわかっていただけると思います。
だから、冗談でも行ったら殺される可能性があります。
ですので、絶対に遊び半分で行かないようにしましょう。
では、どうしてサウスロサンゼルス周辺は危険なのでしょうか。
色々調べていくと以下の3つが多くの原因でした。
- 貧困
- ギャング集団
- ギャングが活動している地域
サウスロサンゼルスはギャングスターがたくさんいるから危険
ギャングスター(略してギャング)がサウスロサンゼルスとその周辺にはたくさんいます。
日本でいうところの暴走族や半グレ集団がたくさんいるイメージですかね。
ちなみに、マフィアはヤクザと思ってもらうとイメージが湧きやすいと思います。
ただ、日本と違って彼らの武器には銃があるということです。
だから、簡単に人を殺すことができるんですよね。
しかも、サウスロサンゼルス周辺は黒人系のギャングとメキシコ系のギャングが争っている場所。
つまり、両方のギャングチームがそれぞれ殺し合いをしていると考えるとイメージが湧きやすいかもしれません。
もちろん、毎日殺人が起きている場所ではないですが、それでも週に1回は殺人事件が起きてる場所とのこと。
また、日本人が興味本位で行くと、かなり周りの雰囲気から浮く場所になります。
なぜなら、アジア人がいないからですね。
だから、歩いているだけで、犯罪にあう可能性があります。
ですので、絶対に近寄らないでください。
では、次の項目でサウスロサンゼルスとその周辺で危険と言われる地域の動画を紹介したいと思います。
サウスロサンゼルスとその周辺の危険地帯の動画
サウスロサンゼルスやその周辺ではどういう犯罪が起こっているのか。
動画がYouTubeにいくつかあったので紹介したいと思います。
こちらの動画は銃によって人が殺されたようです。
こちらはカーチェイスの動画ですね。
こちらはサウスロサンゼルス(旧サウス・セントラル)の街の様子です。
特に、4:40〜の裏路地は殺されに行くようなものですね・・・。
こちらはコンプトンとワッツの動画。
他にも、ギャングの紹介動画等がたくさんYouTubeにあるので、興味がある人は検索してみてくださいね。
事前に知識をつけて行くと旅行は楽しくなりますね!
まとめ:ロサンゼルスの危険地域は犯罪がいっぱい!

今回はロサンゼルスが危険な地域かどうか僕の実体験を交えて解説してみました。
この記事をまとめると、
- ダウンタウンLAは犯罪が多発している
- ダウンタウンLAは麻薬の売人が多い
- ダウンタウンLAは昼間でもホームレス街
- サウスロサンゼルスはギャングの争いの街
- 殺人事件は全米平均の8倍
- 彼らの武器は銃
- 冗談で行くべき場所ではない
- 日本とは危険の基準が違う
ということになります。
ただ、その他にも僕が住んでいたときは
- 高速道路で横に並んだ車がいきなり発砲してくる
- ライフル等で遠くから高速道路を走っている運転手を撃つ
- ピンポーンとドアを開けた瞬間撃たれる
などの犯罪もよくありました。
高速道路とライフルの件はギャングの遊びとのこと。
ピンポンダッシュではなく、ピンポン銃も頭がおかしい人がしているんでしょうね。
だから、僕の認識としては、銃を購入できる地域はどこも危ないというのがロサンゼルスだけでなくアメリカ全体に対する感覚です。
ですので、ロサンゼルス空港(LAX:エルエーエックス)に降り立ったら十分注意してください。
すぐに、スリとかがあるので。
では、これらの危険地域には行かないようにして、ぜひロサンゼルス旅行を楽しんでくださいね。