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英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)

英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)

英語が得意なのでその英語力を活かして起業したいと考えているのですが失敗するのが怖いです。具体的な失敗体験を知りたいです 

このようなお悩みに回答しています。

今回の記事の内容は以下の通りです。

  • 英語力を活かして起業した結果見事に失敗した経験について
  • どうすれば英語力を活かした起業は成功したのか(改善案)
  • 英語を活かして起業したいのなら経営者意識を持つこと

 

この記事を書いている人。

徳島県で民泊やゲストハウスを経営しており、地元新聞やTVを始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。

コロナ前は海外のお客さんも非常に多く、英語を使って毎日のように会話をしていました。

せっかくだったら得意なもの、好きなことを活かして起業したいと思うのは当然だと思います。

もちろん、僕もその1人でした。ですが、僕は見事に英語での起業は見事に失敗しました。

では、どうして得意な英語での起業で失敗してしまったのか。

 

結論からお伝えすると、

  • 得意な英語であっても利益がでなければその分野での起業を続けることはできない
  • どの層に届けたいのかターゲットが明確でなく自分で自分の首を絞めていった
  • 起業するには英語力ではなく塾を運営する能力が必要だった

ということについてこのブログで紹介したいと思います。

kinouchi
kinouchi
どうしてこのようになるのかわかりやすく説明していきますね。 

特にこの記事は、

  • 英語を使って起業をしようとしている人
  • 自分の好きなこと・得意なことで起業している人
  • 起業して失敗したくない人

にとって有益な内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)

フランス人女性と

結論、得意な英語・好きな英語を活かして子供たちに英語を教える塾を起業しましたが約2年間で廃業しました。

では、どうして失敗したのか。

様々な理由はありますが、廃業した1番の理由は『利益がでなかったから』です。

 

好きなことで起業したけど失敗した理由は利益がでなかったから

先日あるツイッターの投稿でこういう投稿がありました。

それは、『良いサービスなら赤字でも続けるべきである』という文章です。

経営者となる前の僕であれば、『世の中のためになるのであれば続けた方がいい』と考えていました。

 

ですが、いざ自分で経営してみると『赤字の事業なんてとんでもないし、それを継続するなんて意味がない。

世の中のためになるものなら、尚更適正な利益をいただき継続していく仕組み作りが重要』と現在では思っています。

 

つまり、事業を継続するなら必ず適正な利益が必要になってきます。

 

この当たり前の視点を持つことがどれだけ重要か。そしてどれだけ難しいのか。

僕の初起業の英語塾は見事に適正な利益を得ることができずに廃業となりました。

ですので、起業初期、そして起業中もきれい事は抜きにして必ず利益についてきちんと考え行動することをおすすめします。

 

どうすれば英語力を活かした起業は成功したのか(改善案)

英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)スイス人の男性と

結論、マーケティング力の向上およびそのターゲットにあわせた商品作りが重要。

僕が英語塾で起業して失敗した理由は利益がでなかったから。

 

では、その利益とはどのように出てくるかというと、単純な計算式で求めることができます。

  • 売上=顧客 x 単価 x 購買頻度

で求めることができます。

その売上から経費となるものを引いたものが利益(粗利益)となります。

 

そして、僕がもし今英語塾をするならこのように改善するでしょう。

  1. 自分が狙いたいターゲットの地域を徹底的に調べる
  2. 同じ英語塾のライバル会社を調べる
  3. 英語の代わりになる娯楽や勉強についても調べる
  4. 狙いたいターゲットが決まったらその人達が購入しやすい商品を作る
  5. SNSを活用し発信をし続ける
  6. 教室とオンライン授業の両方を取り入れる
  7. 教室の隣の部屋をAirbnbにして学んだ英語をその場で活かせる仕組みをつくる
  8. 良い口コミが発生しやすい仕組みを作り活用する
  9. 紹介しやすい環境を構築することを努力する

などです。※もちろん、ここに書いたのは一部でもっと様々なことを考え実践します。

 

当時僕がしていたのは、7番のみ。

相手のことは若干調べたぐらいで徹底的に調べたことはありませんでした。

このようないい加減な経営をしていたら、当然お客さんも集まらず利益も出ないため廃業を選択する以外はありませんでした。

 

だからこそ、英語で起業する=あなたは経営者でありビジネスをしているという意識を強く持つことが重要です。

そのことについて次の項目では書いて見たいと思います。

 

英語を活かして起業したいのなら経営者意識を持つこと

別のスイス人とオランダ人達と

結論、英語の塾をするのであれば英語力以上に経営力を学び実践し改善し続けることが重要。

英語で起業しようとしている人の多くは、

  • レベルの高い英語力が必要
  • 勝手に口コミが広まってお客さんがくる
  • 必ず最後にはよくなる

と考えている人が多いと思います。

ですが、英語塾で起業して失敗し、他の商売ではうまくいっている僕からすると、これらの考えは甘々で全然意味がありません。

 

レベルの高い英語力が必要

必要ありません。

正確に伝えると、あなたのターゲットに正しく教えることができる英語力が必要なだけです。

例えば、英検3級を学びたいという人に向けて英検1級の人が教えるのと、英検2級の人が教えるのではそんなに違わないでしょう。

 

その英語力の差よりも、教え方の方がはるかに重要です。

ですので、高い英語力が必要なのではなく、ターゲットに正しく対応できる英語力が必要と認識することが重要です。

 

勝手に口コミが広まってお客さんがくる

可能性としては0ではありませんが、時間がかかるでしょう。

その時間がかかっている間に少ない収益でやりくりできますか。多くの人ができないでしょう。

 

例えば、極端な話毎月100万円の固定費がかかってきます。

でも月の売上は30万円です。ということは1ヶ月あたり70万円の赤字ということになります。

これを、あなたは何ヶ月分支払い続けることができるでしょうか。

だからこそ、英語力を高める努力も必要ですが、それと同等かそれ以上に知ってもらう努力をする必要があることを覚えておきましょう。

 

必ず最後にはよくなる

希望敵観測でまったく意味がない考え方です。

必ず最後にはよくなるというのは正しい努力を正しく継続している人が言える言葉です。

つまり、何も経営的なことは勉強せず、実践もせず、ただ流れに身を任せているだけでは良くはならないでしょう。

むしろ悪くなる可能性があります。

 

ですので、英語塾を起業するなら英語だけではなく、経営者としての意識をしっかりもって、

  • どうすればお客さんが来てくれるのか
  • マーケティングは何から学べはいいのか
  • 競合ライバルとの差をつけるには

など考え実践していく必要があることをしっかり意識して行動することをおすすめします。

 

起業に役立つおすすめの本を紹介

僕が役に立った!と思っている書籍に紹介したいと思います。

ライバルとの差をつけたい!と考えている人にはこの本がおすすめです。

【新版】小さな会社★儲けのルール [単行本(ソフトカバー)] 竹田 陽一; 栢野 克己9784894517202【中古】

 

マーケティング初心者の人にはこの本がわかりやすいのでおすすめです。

ポイントは初心者にわかりやすく書かれているということで、僕も実際に何回も読んで実践しています。

 

英語の能力を高めたい人にはこちらがおすすめです。

留学時代よく聴いていました。

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まとめ:英語で起業するためには経営者マインドに沿った行動が何よりも重要

英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)ドイツ人ご夫婦さん

今回は英語を使って起業して失敗した体験について書いてみました。

内容をまとめると

この記事にまとめ

  • 英語が好き、得意というだけでは英語で起業しても続かない
  • 経営者マインドを持ち常に創意工夫しターゲットに刺さる商品を提供する
  • 正しい努力を継続した人のみ効果があらわれる、希望的観測は捨てよ

という感じですね。

 

僕は英語での起業は失敗しましたが、また何年かしたら再挑戦してみたいなとも思ったりもしています。

 

ちなみに、最後にこれだけは書かせてくださいね。

英語ができなかった小学5年生の子が、僕の授業を1年受けただけで小学6年生のときに英検3級に合格しました。

英語のテストの点数が中2のとき一桁だった子が、中3の受験前には90点台を連発するようになっていました。

詳しいノウハウはこちらの記事にまとめているのでぜひあわせてご覧ください。

関連記事>>>【実績あり】英検3級を小学生のうちに合格するノウハウを公開します!

 

つまり、経営能力は抜群に低かったが、教える能力はそれなりにあったように思う、ということを書きたかったです。(最後に)

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。