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【英語の文法がわからない人へ】文法がめちゃくちゃでも英語は通じます

【英語の文法がわからない人へ】文法がめちゃくちゃでも英語は通じます

英語を話すなら正しい文法でキレイな発音で話したいと考えている人は多いですよね。

そして、そうじゃなければ『英語は通じない』と考えていますよね。

 

僕もアメリカで4年半生活する前は同じように考えていました。

ですが、実際英語は極端な話、文法がめちゃくちゃでわからない状態であったとしても英語は通じます。

 

えっ!?どうして?』と思うかもしれませんが、アメリカ生活の経験、そして現在ゲストハウスを運営し週3〜4回海外のゲストさんと話している経験から間違いなく通じると言えます。

 

ですので、今回は『英語の文法がわからない人へ』向けてブログを書いてみました。

是非参考にしてほしいと思います。

 

英語の文法がわからなくても英語は通じる!?

まず、英語の文法を解説する前に日本語の文法を比較してみましょう。

その違いを知ることから始めてみましょう。

 

基本的な日本語の文法と英語の文法を比較

例えば、日本語で図書館にいくことをこのように書きます。

  • 私は図書館へ行きます。

 

この日本語の文法を分けて考えると、

  • 私は=主語
  • 図書館=目的語
  • 行きます=動詞

となりますよね。

 

そして、これがいわゆる『SOV』になります。

 

具体的に説明すると、

  • 私は=主語=Subjesct(サブジェクト)
  • 図書館=目的語=Object(オブジェクト)
  • 行きます=動詞=Verb(ヴァーブ)

となります。

 

だから、日本語の文法は『SOV』の語順になります。

 

では、英語の場合はどのように書くかというと、以下のようになります。

  • I go to a library.

 

これを先程のように解説すると、

  • I=主語=Subjesct(サブジェクト)
  • go=動詞=Verb(ヴァーブ)
  • a library=目的語=Object(オブジェクト)

となります。

 

つまり、

  • 英語の文法:『SVO』の語順
  • 日本語の文法:『SOV』の語順

となるため、文法は別物になります。

 

だから、日本語と英語はそもそも違った文法なので、同じように考えると混乱します。

 

そして、その違いがわかりにくいため、英語が嫌いになった人も多いと思います。

僕自身、この『SVO』が大嫌いです。

 

大嫌いです。

大嫌いなのですが、やはり英語を効率よく学ぼうとすると、基本的な英語の文法は必須だと僕は考えています。

 

でも、英語の文法がめちゃくちゃでもあなたの意図は伝わると僕自身は考えています。

では、どうして英語の文法がわからなくても英語は通じるのでしょうか。

 

僕の実体験を交えて解説したいと思います。

 

英語文法がわからなくても単語さえ知っていれば意味は通じる

まず、この『意味 が通じる』という意味の大前提として、『あなたが伝えたいことが相手に伝わる』という意味になります。

 

つまり、相手が言っていることを正確に理解しようとすると、やはりきちんとした文法は必用だと僕自身は考えています。

 

ですが、

  • 海外旅行で英語を使う
  • お店の人と簡単な会話をする
  • 現地の人と簡単なコミュニケーションをとる

ということに関しては、文法がわからない状態であっても十分だと僕自身は考えています。

 

では、具体的な例を上げて解説したいと思います。

 

単語を並べるだけで英語の文法がわからない状態であっても英語は通じる

英語では少し理解しにくいので、まずは日本語を例として解説したいと思います。

例えば、あなたは以下のような内容のことを、海外の人に聞かれたら意味はわかるでしょうか。

 

私行く東京。どこ、駅』。

 

日本語の文法としてはめちゃくちゃな文法になっていますよね。

でも、あなたはこういうことを思ったのではないのでしょうか。

 

あー、この人東京に行きたい人なんだな。それで、駅を探している人なんだな』と。

この人は単語を並べただけですけど、あなたは彼が言っている言葉の意味を理解できますよね。

 

では、もう1つ例を上げて考えてみましょう。

あなた何お名前』。

 

どうでしょうか。

これは僕の知り合いのフィリピン人がよく言っている言葉です。

 

こちらも日本語の文法としてはめちゃくちゃですが、意味は通じますよね。

そして、『私は○○です』と答えると思います。

 

つまり、話し相手の母国語で話す限り、文法がわからなくても単語を並べるだけで、あなたが伝えたいことは伝わるということになります。

 

また、英語は世界の共通言語ですので、相手の方があなたより英語の能力が高ければ、あなたの意図を汲み取ってくれる可能性は十分あります。

 

では、英語の文章を用いて解説したいと思います。

 

日本語をそのまま英単語に置き換えても意味は通じる

では、今度は英語の文章を作ってみましょう。

例えば、日本語でこのような意味のことを相手に伝えたいとします。

 

空港にはどうやって行きますか』。

 

では、これに英語を当ててみます。

  • 空港=airport
  • どうやって=How
  • 行きます=go

 

となり、実際に発音すると『airport how go』となりますよね。

めちゃくちゃな文章じゃないか』と思うと思いますが、正しいです。

かなりめちゃくちゃな文章です。

 

ですが、こんな英語でも通じるんですね。

ほんとびっくりすると思いますが、相手に英語が通じます。

 

また、他の例で解説するとこのようなのはどうでしょうか。

おいしいおすすめのレストランを教えてください』。

 

では、これに単語を当てていきます。

  • 美味しい=delicious
  • おすすめ=recommend
  • レストラン=restaurant
  • 教えて=tell
  • ください=please

 

そして、これをつなげると『deliciouse recommend restaurant tell please』となりますよね。

こんなめちゃくちゃな文章ですが、100%と言っていいぐらい意味が通じます。

 

だから、英語の文法がわからない状態であったとしても、まずは恐れずにあなたの考えを伝えることをおすすめします。

 

ですが、先程も書いたように、質問した内容に対しての答えをしっかり理解しようとすると、それなりの語学力は必用になりますし、単語の意味はもちろん、文法も重要になります。

 

こちらも具体的に解説したいと思います。

 

相手の話を理解しようとすると文法は必用になる

例えば、先程のレストランの質問の答えが、このような答えだったらどうでしょうか。

 

美味しいレストランは『○○』というレストランですよ。1番始めの信号を右に曲がって3ブロックほど歩き、その後右側に見えてきます。色は黒っぽいレンガ調の建物です』と。

 

ところどころの単語は聞き取れるかもしれませんが、やはり正確に相手の言っていることを理解しようとすると単語力だけでなく文法は必須となります。

 

だから、僕が伝えたいことは英語の文法は必用だということです。

 

ですが、とりあえずあなたの考えを伝えるだけであれば、単語を並べるだけで十分伝わりますし、教えてくれる人もいるでしょう。

 

そして、それがきっかけで、英語で会話をする、または異文化コミュニケーションを取るという楽しさを知って欲しいと考えています。

 

そういう意味でも、『もったいないな〜』と僕が感じていることがあります。

 

英語の文法を気にして英会話に挑戦しないことが最ももったいない

僕はゲストハウスを運営している関係で、週3〜4回は海外の人と英語で会話をするということを1番始めに書いたと思います。

 

もちろん、僕の英語は完璧ではありませんがゲストハウスに宿泊される方に満足いただける程度の英語力はあります。

 

こちらが実際のご宿泊されたゲストさんからの僕の英語の評価になります。

 

 

上記のゲストさんの評価から、ゲストハウスを運営するレベルの英語力はあるということは分かっていただけると思います。

 

そんな僕がご宿泊される様々な日本人ゲストさんを見ていて『もったいないな〜』って思うのは、『文法を間違えるのが恥ずかしがって話さない』ということです。

 

もちろん、失敗するのが恥ずかしいという気持ちもわかります。

僕自身も英語は全くできない状態から勉強したので、本当によくわかります。

 

ですが、やはり日常生活で海外の人と話す機会なんて、外資系にお勤めの方や国際結婚されている方以外、そう多くないと思います。

 

だからこそ、このチャンスを活かして英語の文法がわからない状態でも、発音がおかしかっても交流して欲しいと考えています。

 

失敗するからこそ、自分の間違いに気がつくのです。

優しい海外の人ならば、その時にあなたの英語を直してくれます。

 

すると、その指摘以降、あなたはその言葉を注意して使うようになります。

その結果、あなたのレベルは1上がりますよね。

 

でも、恥ずかしがって何も行動しなければ、あなたのレベルはずっと同じままです。

つまり、成長しないのです。

 

時間は有限です。

 

ですので、チャンスと思ったら勇気を持って飛び込んで欲しいと思います。

英語の文法がわからない状態であっても、行動してあなた自身を高めるために時間を使って欲しいと思います。

 

最後に

いかがでしたか。

今回のブログは『英語の文法がわからない状態でも、単語を並べれば英語は通じる』ということを書きました。

 

ただし、あなたの言っていることが通じるだけであって、相手から言葉はやはり単語や文法がわからなければ、理解しにくいということも。

 

そして、恥ずかしがって行動しなければ、せっかくの『成長するチャンスをものにできない』ということについても書いてみました。

 

もし、あなたが英語の文法がわからない状態であったとしても、まずは単語を並べてみましょう。

驚くぐらい英語が通じることにびっくりすると思います。

 

ですが、その半面相手からの回答英語に戸惑うかもしれませんが。

 

もし、あなたが英語をより本格的に学んでみたいと考えているなら、こちらの記事がおすすめです。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。