近年ずっと『空き家が増えてきて大変だ』と言われていますよね。
確かに、僕が住んでいる徳島県もどんどん空き家が増えており、全国的に見ても人口に対してトップクラスの空き家率になっています。
ですが、僕は『空き家問題は民泊という仕組みを活用すれば解決する可能性が高い』と考えています。
更に言うと、メリットも非常に多いと考えています。
そこで、今回のブログは『空き家で民泊を解決するために必要なこと』について、僕の考えを書いてみました。
最後まで読むと『空き家を民泊として活用してもいいかな』と考えていただけると思います。
空き家問題の解決に民泊を取り入れたメリットをとは?

まずそもそも空き家とはどういう家のことを言うのか、定義をしっかりしたいと思います。
空き家と認定されるのは、1年以上使われていない家が対象となります。
当然、使われていないから誰も寄り付こうとしません。
その結果、どんどん老朽化していき倒壊などの危険な状態になると言えます。
これが空き家が危険と言われる原因の1つです。
ですが、民泊として利用することによりその空き家を有効に使うことができます。
では、具体的にどのよなメリットがあるのでしょうか。
空き家を民泊として使用した場合のメリット

空き家を民泊として利用した場合のメリットは以下の通りです。
これは、2つの視点から考えることができます。
1つは、個人の視点から。
もう1つは、地域の視点からですね。
では、まずは個人の視点から考えることができるメリットです。
- 空き家を手入れをするので、老朽化しにくい
- 簡易的なリフォームをするのでお家の快適さがあがる
- 思い出の家がそのまま残る
- お小遣いを稼ぐことができる
では、もう1つの地域の視点から考えるメリットです。
- 観光客が滞在するようになるので、その地域にお金を落としてくれる
- その地域の体験をすることにより、その地域の良さが口コミで広まる
- 観光客の人の中には移住したいと思ってくれる人もいる
- 税収が増える
ということですね。
では、それぞれについて僕の考えを書いてみたいと思います。
空き家問題の解決に民泊を取り入れたメリットを解説!
空き家を手入れをするので、老朽化しにくい

木造の住宅が早く痛む原因の1つに風通しをしないというのがあります。
なぜなら、風通しをしないとお家の中が常にジメジメした状態になっているからですね。
ですが、空き家を民泊に活用すると決めると、当然風通しから始まり、お家を掃除してキレイな状態に保つようになります。
その結果、老朽化を抑えることができるようになるため、倒壊等を抑えることができるということになります。
空き家を民泊をするために簡易的なリフォームをするのでお家の快適さがあがる

空き家はやはり築年数が古い状態が多いです。
例えば、築30年の建物は、床に穴が空いていたり、傾いていたり。
または、床が『ギシギシ』なる床鳴りが起こったりしています。
また、断熱効果も全然違いますね。
冬寒くて夏暑いというのが昔の家です。
それらを簡易的にリフォームすることにより、本来のお家としての機能を取り戻すことができます。
その結果、お家が快適になり地元に戻ったときの宿泊場所として活用できるようになったりもします。
空き家を民泊に活用すると思い出の家がそのまま残る

やはり、空き家をそのまま放置する原因の1つに思い出があります。
やはり生まれ育った家をそう簡単には壊したくないですよね。
この気持ちは痛いほどよくわかります。
ですが、空き家のままとして放置していると、どんどん老朽化がすすみお家が劣化してしまいます。
その結果、『特定空家』に指定されてしまう可能性があります。
『特定空家』指定されてしまうと、改善勧告や命令があるだけでなく、罰金刑まであります。
さらに言うと、行政が所有者の許可を得ず解体し、その解体費用の請求をすることも出来たりします。
こうなってしまっては、思い出どころではありませんよね。
ですので、老朽化せずにお家の思い出を残すためにも民泊等の何かに活用することをおすすめします。
民泊でお小遣いを稼ぐことができる

多くはありませんが、お小遣いを稼ぐことも可能です。
これには2つの方法がああります。
1つは、まるまる空き家を代行業者に貸してしまって、家賃だけもらうというスタイルですね。
もう1つは、自分たちで民泊を運用するというスタイルですね。
空き家が現在住んでいる場所から離れているのであれば、代行業者に丸投げして家賃もらうという方法がいいですね。
その方が手離れできて少しですが家賃というお小遣いがもらえたりします。
逆に自分たちで民泊として運用するなら、年金に変わるほどの収益を得ることも可能です。
もちろん、物件の立地や広さ、設備等によりますが。
ですが、どちらにせよ、現在より収入が増えるというメリットがあります。
では、今度は個人ではなく地域視点でのメリットを解説したいと思います。
観光客が空き家に滞在するようになるので、その地域にお金を落としてくれる

民泊として観光客が泊まるようになります。
あなたも旅行に行ったら、地域も物を食べたり、その地域でしか出来ない体験をしたり、さらに言うと、地域のお土産を購入しますよね。
つまり、地域にお金が落ちるということです。
ですので、その地域で商売をしている人も潤い、地域活性化の1つの取組みとなります。
さらに言うと、その民泊の掃除等を地域の人にしてもらうと、そこに仕事が生まれます。
僕は地域活性化の1つに雇用を生むことが必要と考えています。
ですので、民泊は立派な地域活性化への取り組みと僕は考えてます。
その地域の体験をすることにより、その地域の良さが口コミで広まる

民泊をすると、日本国内だけでなく世界中から人が集まるようになります。
もちろん、日本人なら日本語で口コミを広めてくれるでしょう。
海外の人であれば、その国の言葉でその地域の良さを広めてくれます。
実際、現在僕が運営する民泊物件には、香港人の紹介で香港からゲストさんが来てくれていたりします。
また、フランス人の紹介で日本を旅行中のフランス人が寄ってくれたりしています。
これは、僕個人の話ですが、これが市町村レベルになり、県単位になると非常に経済効果は高いと考えます。
ですので、まずは目の前のゲストさんに満足してもらうために、行動することが必要ですね。
民泊を経験した観光客の人の中には移住したいと思ってくれる人もいる

『試しで泊まってみたらすごく住みやすい地域だったのでそのまま移住しました』という人がいます。
これは、最高ですね。
その地域の人口が増えることに貢献していますよね。
『そんなことありえない!』と考えるかもしれませんが、やはり都会から地方の自然の中で子育てをしたいと考えて移住してくる人はいらっしゃいます。
でも、地方に行くと仕事がなくなると心配している人もいますが、これは簡単に解決できます。
それは、インターネットを使った仕事を覚えるということです。
詳しくはこちらの記事に書いているので、読んでみてくださいね。
⇒田舎へ移住したいけど仕事に困る!?⇒PCの技術を磨けば解決します
民泊を活用すれば地域の税収が増える

これは、県や市町村にとっては非常に大切ですね。
観光客の人がお金を使うことによって、その地域で商売をしている人は売り上げが上がるため、税収が増えます。
雇用が生まれるためその人の税収も増えます。
さらに、移住者も増えるかもしれないので、その人達からの税収も増えます。
つまりその結果、その地域の税収が増えるのです。
お金がなければ新しいことに挑戦したくても、足かせとなってしまします。
もちろん、その税収が有効に使われるかどうかは、我々が選んだ人によりますが。
ですので、民泊は空き家問題を解決するだけでなく、貴重な収入源を県や市町村にもたらしてくれるのです。
最後に

今回は空き家問題を解決する方法の1つに民泊が効果的ということについて僕の考えを書いてみました。
そして、それぞれのメリットについても僕がどうしてそう考えるのか理由も書いてみました。
もちろん、この民泊だけで全ての空き家問題が解決するわけではありません。
ですが、何もしないよりも何か行動を起こし、現状を変えることは本当に必要だと感じています。
ですので、もしあなたが空き家を持って『どうしよう・・・』と悩んでいるなら、ぜひ1度民泊として活用してみましせんか。
お小遣いも増え、お家もキレイな状態になるでしょう。
でも、『どうやっていいかわからない・・・』という人も多いと思います。
その場合は、直接僕に連絡を頂ければ、対応できる範囲で相談に乗りたいと思います。
是非このブログのお問い合わせからご連絡頂くか、僕のFacebookのメッセンジャーにてご連絡頂ければと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、もしあなたが民泊やゲストハウスのことをより詳しく知りたいならこちら記事がおすすめです。
- 宿泊者側の視点から
- 経営者側の視点から
という2つの視点で記事をわけているので、参考になると思います。
ぜひあわせて読んでみてくださいね。
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