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徳島県は緊急事態宣言が解除されましたが宿泊業はまだまだ厳しそうです・・・

徳島県は緊急事態宣言が解除されましたが宿泊業はまだまだ厳しそうです・・・

こんにちは。

小学生の時に消しゴムで文字を消すとき、プリントがクシャってなってイライラしていた木内(きのうち)です。

子ども達の宿題を見ていて思い出しました。

 

さて、本日のブログは、緊急事態宣言の解除と宿泊業はまだまだ厳しいだろうということについて、僕の考えを書いてみたいと思います。

 

旅行が好きな人、または商売をされている人はぜひ最後まで読んでみてください。

 

緊急事態宣言は解除になったが県をまたぐ移動は引き続き自粛を促されている

僕が住んでいる徳島県は5月14日をもって緊急事態宣言は解除となりました。

これで、飲食店の売上は少しずつ回復していくことになると推測することができます。

(ですが、密を避けるため以前の通り座席の配置ができないかもしれないので、売上は落ちるかも)

 

でも、飲食店と比較して残念ながら宿泊業はまだ回復するまでに時間がかかるでしょう。

その理由は、安倍首相が『県をまたぐ移動を控えてほしい』とお願いされたからですね。

 

僕の地元徳島県の人がわざわざ地元に泊まることはないでしょう。

 

そして、それだけではなく、多くの人も『まだコロナは終息したわけではないし・・・』『わざわざ感染者の多い所に今行かなくても・・・』という考えもあるため、なかなか県をまたいだ移動は増えないでしょう。

ちなみに、徳島県の感染者数は全員で5人です。(全国で3番目の低さです)

 

もちろん、売上が上がる見込みはまったくの0ではありません。

少しは宿泊者数は増えるでしょうが、それでも以前の状態に一気に戻ることは考えにくいです。

 

そして、僕たち宿泊業はある意味あきらめモードはあり、今は耐える時期だと思っていますが、僕たちより本当に厳しいのは、ライブハウスの人たちだと思います。

 

緊急事態宣言解除で名指しで指名されたライブハウスはかなり厳しい状態が続く

僕は以前プロドラマーを目指していたこともあり、よくライブハウスで演奏をさせていただいてました。

最近では、去年の10月に元アンセムやアニメタルの坂本英三さんと一緒にセッションライブをしました。

 

そのブログはこちらです。

>>>坂本英三さんと一緒にライブをして感じたプロの美学とは?

 

ですが、ライブハウスを含む以下の場所は名指しで控えるようにお願いされていました。

特に3つの密が濃厚な形で重なる、夜の繁華街の接待を伴う飲食店、バーやナイトクラブ、カラオケ、ライブハウスへの出入りは、今後とも控えていただきますようにお願いいたします。

 

この中で、夜の繁華街の接待を伴う飲食店、バーやナイトクラブには行く人は行くでしょう。

カラオケもストレス発散目的で行く人は行く。

 

でも、ライブハウスに関しては、そこに行く人の絶対数が他の2つの施設と比較して少ないのに、さらに名指しまでされてしまったので、これからも厳しい状態が続くことが予測されます。

 

だから、ライブハウスでライブしたとしてもお客さんを集めることができにくい。

なぜなら、お客さん側からすると『不特定多数の人と密の状態』になるということが刷り込まれてしまっているからですね。

 

宿泊業はまだ貸し切りプラン等で対応ができますが、ライブハウスはどうするべきなのか。

僕がライブハウスの経営者だったらどうするだろうか。

 

まずは、物販をオンラインで販売する。

これは、多くのライブハウスがすでにしていることでしょう。

 

ただ、ライブハウスは基本的に箱で、コンテンツとなるバンドが来ないため、箱単体でどのようにすればいいのか。

たとえ、スペースを一般の人に貸し出したとしても、この時期はテレワークの推奨等でそもそも人が移動しない。

 

バンドに頼んでライブを中継して投げ銭してもらっても、、、。

バンドに出演料を払わないといけない。

この場合、投げ銭が多くなれば出演料を差し引いても売上は残りますが、もし少なかったらどうでしょうか。

下手をすれば赤字となります。

 

では、クラウドファンディングはどうか。

でも、これは何をリターンとするのか。

物販だけでは家賃や人件費の赤字を解消することはなかなか厳しいのかもしれません。

 

ビジネスを継続するためには固定費を限界まで下げる

僕が経営者だったら、まずは大家さんと家賃交渉。

そして、融資を引っ張ってきて他の事業でなんとか食いつなぐか。

 

でも、一から新しいビジネスを始めると収入を得るまでは時間がかかるし、万が一収入が思ったとおり上がらなければライブハウスとあわせて一気に赤字が拡大する。

 

うーん、この考え方も微妙ですね。

 

僕がいつも考えているのは、まずは固定費を限界まで下げる。

もし、どうすることもできないのであれば、融資を受けて赤字が膨らむ前にライブハウスをたたむかもしれません。

機材等の売却費で違約金があれば支払う。

 

そして、その融資で得たお金は生活費として手元に残しつつ、新しいビジネスで勝負をするかもしれません。

ちなみに、僕は新しいビジネスをするときには、いつもこの考え方を参考にしています。

関連記事>>>ホリエモン4ヵ条!小さく始めるビジネスこそ『失敗しない』要因です

 

何か希望があれば人間乗り越えていくことができる。

なかなかというよりはかなり厳しい業界ですが、何かに希望を見出して頑張って欲しいと思います。

 

最後に

今回のブログは緊急事態宣言の解除を受けても宿泊業はいぜん厳しい状態だろうと思う理由を書いてみました。

そして、宿泊業も厳しいですがそれ以上にライブハウスの方が厳しいという現実についても。

 

早くワクチンや様々な薬が承認され世の中に安価で出回ることを期待しています。

また、多くの人が『あっコロナね!家でゆっくり休んでいてね』というような認識を多くの人が共通の認識として持ってくれる世の中になることを願っています。

 

緊急事態宣言が解除になっても厳しいですが、それでもなんとか僕もやりくりをしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。