ですが、最近ある記事で『ゲストハウス儲からない』という記事を見たのですが実際どうなのでしょうか。
このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- ゲストハウスは儲かるのか
- 儲けるためにしている大切なこと
- 実際の利益を公開
この記事を書いている人。
経営するゲストハウスのホームページです>>>うずしおゲストハウスのホームページ
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
民泊やゲストハウスなどの小規模宿泊施設を2016年に始めて今年2021年で5年目を迎えております。
何も知らない状態から不安から始め『何とか頑張って継続したい』という想いでずっとやってきて色々気づいたことがあります。
上手くいくこともあれば、上手くいかないことも…。
そこで、今回は自分の体験談から『ゲストハウスは儲かるのか実際』という点について実体験をベースにまとめてみました。
結論からお伝えすると、
- ゲストハウスは儲かることもある
- ゲストハウスは人の人の気持ちに左右される商売
- ゲストハウスを始める人は必ず別の収入源を持つ
となっています。
特にこの記事は、
- ゲストハウスを開業したい人
- ゲストハウス経営で利益をしっかり確保したい人
- ゲストハウスで起業するか悩んでいる人
に参考になるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※儲かるという基準は人によって違うので、あなたの目標に達成するかどうかという視点で考えてみてくださいね。
- ゲストハウスは儲からない!?僕のゲストハウス運営期間とは?
- 3ヶ月経営してみた気づいたゲストハウスと民泊運営の違い
- ゲストハウス経営は民泊ビジネスと比較してより人間力が重要!
- ゲストハウスは儲からない!?目標は達成できたのか
- 値段をかけずにゲストハウスをおしゃれに見せたい人がこだわるポイントは2つ
- ゲストハウスで儲けるためには、相手が期待している以上の価値提供が必須
- ゲストハウスが儲からないのは変なプライドがあるからでは?
- まとめ:ゲストハウスが儲からないのでなくあなたの経営能力が低いだけ
- ※2019年1月10日追記※ゲストハウス運営を始めて9ヶ月後の現在は・・・
- ゲストハウスは儲からない!?実際の利益を公開!
- 地方でゲストハウスを経営している人は他の収益源を必ず持ったほうがいい
- 2021年1月現在の経営状況
ゲストハウスは儲からない!?僕のゲストハウス運営期間とは?
まずこの記事が初めて!という人もいると思うので、簡単に自己紹介をすると・・・。
僕は25歳までアメリカでプロミュージシャンを目指していた元ドラマーです。
でも、実際は全く稼げなかったので途中で夢をあきらめました。
その後、アメリカに住みながらヨーローッパ放浪の旅を開始。
すぐに旅行の面白さ、異文化交流の楽しさ、日本の素晴らしさに気づきました。
ただ、楽しい時間もつかの間。
13歳から人生をかけて挑戦したものをあきらめ、とてつもなく大きな挫折と将来への不安を感じながら帰国しました。
25歳で帰国し、26歳のとき東京で就職。(僕は生まれも育ちも徳島県です。)
職種はマンション営業。超ブラック企業で働きました。(今では働けたことに感謝していますがノイローゼだったと思います)
僕のブラック企業体験談の記事は以下から読むことができます。
関連記事>>>退職代行が話題なのでブラック企業で働いていた経験を告白します!
その後、結婚を機に徳島へ帰郷。
その後住宅・不動産会社に勤務し2015年に独立。
現在はインターネットビジネスや不動産や太陽光への投資、民泊・ゲストハウス運営、などのビジネスに取り組んでいます。
そんな僕が民泊ビジネスを始めたのが2016年。
後発組にもかかわらず、集客実績で徳島県1番になりその実績からゲストハウスの代理運営の話をいただきました。
それが、2018年の3月の中旬。
つまり、まだ3ヶ月ぐらいの実績です。
(この記事を書いているのは2018年7月1日)
では、実際この3ヶ月でどういう経験をしたのかまとめてみました。
※追記。2021年1月現在までの期間、つまり約3年間の経験談も追記いたしました。
3ヶ月経営してみた気づいたゲストハウスと民泊運営の違い
結論、経営スタイルにもよりますが、ゲストハウスの方がより人間力が必要な場面が多いと考えています。
僕は民泊ビジネスは2年以上の経験があるので、ある意味運営に慣れていますよね。
実際メールの返信以外はすべての行動は自動化しているので、ほぼ手間はかかりません。
だから、今までほとんど大きなトラブルもなくこれていたので、ゲストハウスもその延長線だろうと感じていましたが、実際は少し違いました。
実際経験してみてわかった民泊とゲストハウスの経営方法の違いは以下の通りです。
- 民泊(貸切りのみ)と違い複数のお客さんへの同時対応が必要なときがある
- 人数が多い分掃除やベッドメイキングが大変
- 交流を目的にしている人も多いので、時間を取られる(ただ僕も話好きなためそこはOK)
- 集客がairbnbよりもbooking.comの方が多い(この結果は意外でした)
- ホームページの作成・運営する必要がある
そして、より個人的な魅力をもっと高める必要があると感じています。
では、どうしてそう感じたかと言うと・・・。
※2021年1月追記分※約3年間のゲストハウス経営体験
約3年間ゲストハウスを1人で経営してきて、さらに民泊とゲストハウスの違いに気づいたこと、感じたことを追記しますね。
- ゲストハウスは髪の毛との戦いである(ゲストハウスの掃除は本当に大変)
- お客さんと直接交流するためそのお客さんからの紹介が増えた
- 年間の売上が平均が月100万円(需要への気付きと値段調整は重要)
- コロナの影響後ゲストハウスの売上はガタ落ち(民泊も落ちたがゲストハウスほど落ちていない)
- コロナ期間は不特定多数が宿泊するゲストハウスよりも、貸切り型の民泊が人気(考えれば当たり前)
ゲストハウス経営は民泊ビジネスと比較してより人間力が重要!
結論、ゲストハウス経営は民泊ビジネスと比較してより人間力が必要になってくると考えています。
僕はゲストハウス経営を始めてみて、本当に多くの人と会いました。
本当にたくさんです。3ヶ月で300人ぐらいの人には会ったんじゃないかな。
その人数は民泊ビジネスの比にならず、すごく多くの人と出会います。
もちろん、僕はゲストハウス前の民泊の時から交流型のスタイルで経営しているので、(相手によりますが)基本的には会って挨拶をして話をしたりします。
でも、ゲストハウス経営を始めてから僕の想像以上のペースで交流人数が増えています。
では、その経験からどのような能力が民泊ビジネスよりゲストハウスの方が重要になるかというと以下の通りです。
- グループをまとめる能力
- 大勢を相手にした時の気遣いや察する能力
- 相手の立場に立ったコミュニケーション能力
なぜより重要になるかというと、民泊は貸切り型なので1日1組のみですがゲストハウスは基本的に1組以上のお客さんがくるからですね。
しかも、宿泊日が同じでもグループによって性格や雰囲気、宿の使い方が全然違うときがあったり。
だからこそ、どのお客さんにも快適に過ごしてもらうためにも、自分自身をより成長させる必要があると考えています。
※2021年1月追記分※ゲストハウスを3年間経営して感じる必要な能力
結論、対お客さんへのコミュニケーション能力は必須ですが、いかに『楽に仕事をするか』という考え方とその実現に向けた行動は必要な能力と考えています。
特に、ゲストハウス経営を1人で継続する上では。
少し誤解のある書き方になっていますが、この『楽に仕事をする』というのは本当に大切です。
日本ではこの『楽に仕事をする』と書くと『手を抜きやがって』とか『真面目に仕事をしろ』という言葉がきますが、そうじゃない。
この意味は、従来の仕事のやり方を見直し『楽に仕事をする』ために効率化できるところは効率化をしていく、という意味になります。
例えば、ITで代用できるものはITを使う。そのためITの能力向上は必須。
仕組み化できるものは、すべて自動化してしまう。(本当に自分しかできない仕事に時間をさくため)
その結果、自分の能力はどんどん向上しお客さんの満足度も高くなります。
ですので、
- 自分ですること
- 人に任すこと
- 機械に任すこと
の割り切り力は継続経営をしていく上で必要な能力だと考えています。
ちなみに、これだけ人との交流が多いと『ゲストハウスに出会いはあるのか』ということに興味がある人は多いと思います。
その内容はこちらの記事にまとめているので、あわせて読んでみてください。
関連記事>>>ゲストハウスで出会いはあるのか?ゲストハウス運営者が裏側を告白!
ゲストハウスは儲からない!?目標は達成できたのか
では、実際この3ヶ月運営してみてどうだったのでしょうか。
結論、『儲かるけど目標数値には達成しなかった』です。
そして、この3ヶ月運営してみて思ったのは、やはり立地がすごく大切なのかなということです。
東京とか都会だったらあまり関係ないのかもしれないけど、僕の地元である徳島県は田舎の地方都市。
田舎ランキングでもかなり上位に食い込む強者です。
どれくらい田舎かというと以下の通り。
- 電車がなく汽車しかない
- 無人駅があり、自動改札などない
- 高速道路ができたのが全国で最後
- 徳島県全体の人口が約74万人(全国で44番目)
そういう場所でゲストハウスを運営するとなると、かなり立地が大切になってくると思います。
そして、ある意味全てではないのかなとも思ったり…。
では、経験からどういう場所がゲストハウス経営に適しているのか。
具体的には、
- 観光場所の近く
- 駅の近く(ターゲットによって違う)
- 繁華街の近く
が上げられると思います。(当たり前だけど)
でも、こういう立地を選んだとしても家賃が高かったりすると正直考えものです。
どんな事業でも利益を確保するためには、家賃等の固定費はできるだけ安く抑えることが必須だと僕は考えています。
そのために、多少駅から離れる、または立地が悪くなったとしても、その立地が悪くなった分をあなたのサービスや魅力等で補うことができるのであれば、家賃を抑える方がいいと考えています。
でも、これは本当に周辺のデータ等から判断することなので一概に言えませんが。
あと、少資本で起業し経営していく場合、どのビジネスでも基本的に初期投資を抑えた方がいいとも考えています。
もちろん、その人に資金が豊富にあればいいと問題なのでしょうが、正直ビジネスを始めた時って自分の予想外の支出があるときもあります。
そんな時、手元にお金がなければ一気に経営が危なくなります。
ですので、先程も書きましたが初期投資はできるだけ抑えることをおすすめします。
でも、そうは言ってもおしゃれなゲストハウスにしたいと誰しもが思うと思いますよね。
『せっかくだったらおしゃれなゲストハウスを運営したい』と・・・。
そんなときは、以下の2点にこだわるようにするとおしゃれなゲストハウスになります。
※2021年1月追記※見栄で高い家賃を払うのは愚の骨頂
ゲストハウスを3年間経営してきて思うことはズバリ固定費の削減は可能な限りする、です。
特に、コロナが始まったときは強く思いました。
すぐに大家さんにお願いして家賃交渉です。
言い方は悪いですが、プライドなんてクソくらえで生き残るために必死です。
だから、即連絡し交渉し見事一定期間家賃を下げていただきました。
もし、無駄な固定費を見栄で続けていたら…。
もし、家賃を交渉せずにそのまま継続して支払っていたら…。
おそらく僕はゲストハウス経営をやめていたでしょう。
ですので、基本的にゲストハウス経営を始めた3ヶ月後に書いた内容と同じかそれ以上に、『無駄な固定費は悪である』という考えを強く持っています。
値段をかけずにゲストハウスをおしゃれに見せたい人がこだわるポイントは2つ
結論、できるだけ初期投資を抑えておしゃれなゲストハウスに見えるために改善するポイントは以下の2つです。
- クロス
- 照明器具
この2つは本当にお金をかけずにおしゃれに見せる方法です。
特に、照明器具は間接照明を組み込むとすごく空間に広がりが出ておすすめです。
ですので、初期投資を抑えつつ、この2点にこだわりお部屋を写真撮影する。
その画像をネットに掲載する。
この流れで『きれいなゲストハウスだな!』となり、少しはお客さんが増えるようになります。
ですが、現実はおしゃれな画像を掲載しただけでは多少の集客力はアップしても、ゲストハウスで大きく儲かることはありません。
では、どのような行動が本質的にゲストハウス経営を上手くいくために必要なのか考えてみました。
※2021年1月追記※お客さんのためにしている改善行動をお客さんは見ている
先日ご宿泊いただいたゲストさんからこういうことを言われました。
『がんばって工夫して改善し、お客さんが快適に過ごせるようにしている行動にお客さんは感動するのよ』と。
実は、僕が経営する鳴門市のゲストハウスは洗面台のお湯が出ないですね。(僕が借りた始めから)
夏は問題なのですが冬になると凍えるような水しかなくて、いつもお客さんに申し訳なく思っていました。
ですが、先日ある工夫をすることで冬でも快適にお湯が使えるようになったんですね。しかも、その洗面台2つでかかった必要は1万円弱。
我ながらとても良いアイデアだと思いました。
近々YouTubeで解説しようと考えているので、ぜひチャンネル登録をお願いします。
このように見栄えだけでなく、実際に見える形でお客さんがより快適に過ごせるようにする工夫は、とても大切だと気づいたのでぜひ覚えておいてくださいね。
ゲストハウスで儲けるためには、相手が期待している以上の価値提供が必須
結論、ゲストハウス経営で儲けるためには弱みを補うあなたならではの強みが必要。
僕はゲストハウスって人との交流だと思っています。
ゲストハウスに来る人の目的は本当に様々。
- ホテルと比べて値段が安い
- 観光施設の近く
- ホテルと比べて地元の人と交流できる
- 海外の人と交流することができるかもしれない
ここで大切なポイントは以下の2つの能力です。
- お客さんが何を目的でゲストハウスに宿泊することを選んでいるのかをいち早く察する能力
- その期待以上の価値を提供する能力
その相手のニーズにバッチリ会ったサービスが提供できれば、いい口コミがもらえ、それが新規のお客さんを呼び込んだりリピーターを増やす行動につながります。
だから、どのビジネスでもそうだけどお客さんが何を求めているのかを察する能力を高めると、ゲストハウスビジネスに限らず収益を上げることができると考えています。
※2021年1月追記※この考え方は当時以上に強く感じています
お客さんが期待している以上の価値を提供すること。これはゲストハウスに限らずどのビジネスにも通じることだと考えています。
だから、当時と比較して『よりお客さんが喜んでくれるにはどういう行動が必要なのか』ということを真剣に考え実践してきました。
そして、現在は過去最大の失敗の連続です。
色んな対策をし続けていますが、コロナの影響でキャンセルが続きほとんどお客さんが来ない状態になってしまってます。
Aプラン⇒失敗。Bプラン⇒失敗。Cプラン⇒失敗。Dプラン⇒失敗・・・・。
他には、Aを改善してみよう⇒変化なし。Bを改善してみよう⇒変化なし。Cを付け加えてみたらどうか⇒変化なし…。
でも、コロナ禍でも売上を伸ばしている会社もあります。何か僕の方法が悪いだけで必ず突破口があると考え、日々お客さんが喜んでくれる方法を模索しています。
ゲストハウスが儲からないのは変なプライドがあるからでは?
結論、ゲストハウスを含む商売をする上で、変なプライドはさっさと捨てることをおすすめします。
変なプライドなんて何の役にも立たないですよ、ほんと。
僕自身も民泊ビジネスでの実績はありましたが、ゲストハウスはまったく別物としてプライドを捨てて取り組んでいます。
結局、プライドなんて収益を上げるためには何の役にも立ちません。
プライドを捨てるプライドを持つ。本当に大切なことはお客さんが教えてくれたりします。
そんな時、変なプライドがあればどうしても素直に受け取ることができなかったりする。『あのお客さんは何もわかっていない』とか。
だから、あなたがゲストハウスを経営していて儲かっていない理由の1つに、変なプライドが邪魔しているのかもしれませんね。
さっさと捨てることをおすすめします。
まとめ:ゲストハウスが儲からないのでなくあなたの経営能力が低いだけ
今回はゲストハウスは儲かるのか儲からないのかという点について僕の実体験をベースにまとめてみました。
まとめると、
- ゲストハウスは人間力を磨くことが本当に大切
- 固定費は極限まで下げることが経営を継続していく上で重要
- 相手の期待以上の価値提供さえできれば必ず利益は出る
- 変なプライドは100害あって1利なし
- ゲストハウスが儲からないのはあなたの思考や戦略、実行力が伴っていないから
ということになります。
僕の結論は、ゲストハウスは儲かりますよ。
但し、
- 立地
- サービス
の2点のどちらかが上手く作動していればということですけどね。
立地は金銭的に難しいという人は、是非サービスの質を高めてください。
そして、そのためには自分を成長させることが必須になります。
僕自身、様々なことに取り組んで自分を成長させたいと思っています。
結局ゲストハウス運営はすごく刺激的で楽しいですし、あなたの人生を有意義にしてくれます。
最近はゲストハウスブームが起こっているようですが、そのブームに惑わされ変な物件を掴んでしまっては大変です。
だから、様々な情報を吟味し立地を決めるときは冷静に判断してくださいね。
これからも民泊・ゲストハウスを運営して日本を盛り上げていきたいと考えてます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
※2019年1月10日追記※ゲストハウス運営を始めて9ヶ月後の現在は・・・
2019年の1月現在の状況を追加しますね。
まず、先程の記事は運営3ヶ月後の段階での記事でした。
そして、現在は2019年1月10日。
つまり、ゲストハウス運営を始めて9ヶ月後になります。
では、早速その後のゲストハウス体験談を書いてみたいと思います。
ゲストハウス経営5ヶ月で売上100万円を突破
2018年8月の売上は100万円を超えました。
このゲストは僕1人で経営しています。
ですので、8月の経費は家賃等を含め20万円程度なので、約80万円程儲かりました。
実際この経費の内訳はこのようになっています。
- 家賃:10万円
- 電気代:3万円
- ガス代:8000円
- 水道代:4000円
- 備品・設備投資:2万円
- ガソリン代:3万円
- 仲介サイトへの手数料:5.5万円
5ヶ月で不慣れの中この数字が出せたので、上手く運用すればもっと利益は出ると思いました。
ですが、おそらくお部屋の数(僕が運営しているゲストハウス全室完全個室型)からしても売上の限界は120万円前後になるのかなと思いますね。
ゲストハウス経営5ヶ月で売上100万円を突破したときのデメリットとは?
結論、1人で経営しているため『1ヶ月間泊まり込みで作業をした』ということです。
その間に僕が家に帰って家族に会ったのは1度だけ。
つまり、子どもたちを夏休みどこにも連れていってやれなかったというデメリットもあります。
ゲストハウスビジネスを9ヶ月体験して思うことは、自分の時間を削る必要があるということですね。
1人で運用する場合は特に。
考え方は変化しますね。面白いですね!
だから、ゲストさんと過ごす時間を楽しむことができなければ、運営を続けていくことは難しいと感じています。
なぜなら、
- ゲストさんと過ごす時間を楽しめない
- ゲストさんからの評価が上がらない
- 口コミの評価が悪くなる
- 口コミが悪いため集客がしにくい
- 集客ができなため売上が上がらない
- 費用対効果が合わないと考え始める
- ゲストハウスは儲からないという結論へ
- ゲストハウスを閉鎖へ
という過程が容易に推測できるからです。
だから、ゲストハウスを経営する人は(悪い言い方をすれば)自分の時間を失うことをある程度覚悟しなければいけないと思います。
そして、当然売上が上がるばかりではなく悪いときもあります。
では、5ヶ月目以降はどのような数字だったのかお伝えしたいと思います。
ゲストハウスは儲からない!?実際の利益を公開!
では、2018年8月は約80万円ほど儲かったゲストハウスですが、それ以降の数字はこのようになっています。
- 2018年9月の利益:12万円
- 10月の利益:29万円
- 11月の利益:17万円
- 12月の利益:3万円
これが利益です。
つまり、売上から経費(固定されているものもあれば、変動するものもあり)を引いた金額です。
会社員の人からすると手取りと考えてもらったらと思います。
9月以降はかなり激減したのが事実です。
特に12月は本当にひどかったですね。
年末はかなり忙しかったのですが、それ以外は予約がほぼ入りませんでした。
ちなみに、僕が運営している民泊の方は安定的な収益が上がっています。
だから、立地に立地に左右されるということを9月以降は痛感しましたね。
そして、感じたことがあります。
だから、多くの人がゲストハウスは儲からないと書くのかと。
実際、独身のうちならこの数字でも問題ないでしょう。
ですが、家庭があり子供がいる中ではあまりにも悲惨な数字だということは、家庭を持っている人なら誰でも思いますよね。
では、どうして僕はゲストハウスビジネスを継続していくことができるのかというと、他の収入源があるからですね。
地方でゲストハウスを経営している人は他の収益源を必ず持ったほうがいい
結論、僕の経験上ゲストハウスを運営する人は絶対にゲストハウス以外の収益源を持つことをおすすめします。
なぜなら、実際の僕の利益を見ていただくとわかりますよね。
この状態で生活はできませんよね。
事実僕自身も以下のような他の収益源を持っています。
- インターネットビジネス
- 不動産投資
- 太陽光投資
- 民泊ビジネス
だから、ゲストハウスがこういう状態でも収益は他から入ってきます。
ですので、もしあなたがゲストハウスを経営しようとしているなら、他の収益源を持つことを強くおすすめします。
2021年1月現在の経営状況
結論、2019年は売上も順調に伸び平均すると毎月約100万円の売上がありました。
その間経営しているのは僕1人なので、当然固定費を削除した分以外はすべて利益です。
2020年の1月まではどの月も前年同月比より売上があがっていましたが、2020年2月初めて前年同月比で前年を下回りました。
そうです、コロナです。
2020年も2019年を上回る以上の予約をいただいていたのですが、キャンセルの連続。この時は本当にメールやアプリに届く通知を見るのが嫌になりました。
実際、ゲストハウスの利益は、
- 2020年3月時点の利益は数万円。
- 4月:赤字
- 5月:赤字
- 6月:赤字
- 7月:赤字
- 8月:30万円ぐらい利益
- 9月:数万円の利益
- 10月:赤字
- 11月:20万ぐらい利益
- 12月:10万円ぐらい利益
- 2021年1月:約15万円の程度の赤字予定
となっています。
さらに、2020年は不動産投資では入居者の退去、インターネットビジネスでのGoogleアップデートの影響により収益の激減。
民泊もゲストハウスほどとはいかないまでも売上ダウン。
バイナリーオプションでは資金を溶かす、と散々な1年でした。
また、資金は融資を受けました。
2020年4月に申請して2020年5月にコロナ融資がおり、2021年1月現在その資金をベースに事業の復活をすすめております。
順調に返済していた借金も再び1億円まで戻ってしまい、現在もこの1億円の借金を返済しています。
想像以上に厳しい経営状態ですが、『ここを乗り越えると必ず僕は経営者として一回りも二回りも大きく成長できる』と信じ行動を続けています。
また結果がどうなったか定期的に追記していくのでぜひ定期的に見に来てくださいね。
そして、ここからはお願いです。
もし、これを読んでいるあなたが徳島県の鳴門市に遊びに来る機会があったら、ぜひ僕が経営する『うずしおゲストハウス』へご宿泊ください。
公式ホームページ>>>うずしおゲストハウス
近くの観光スポットは、鳴門の渦潮と大塚国際美術館です。
それぞれの見どころは別の記事にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
鳴門の渦潮はこちらの記事からどうぞ。
関連記事>>>鳴門の渦潮のベストな時間帯とその2種類の見学方法を解説【徳島県】
大塚国際美術館はこちらの記事からどうぞ。
関連記事>>>大塚国際美術館へのアクセス方法は?車や公共交通機関での行き方を解説!
関連記事>>>【実体験】大塚国際美術館へ行った人の口コミのまとめてみた!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。