このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 売上を上げることよりも固定費を増やさないことが大切な理由
- 固定費がかからないビジネスをすることが重要な理由
- 独立・起業で役立ったツールやスキルを紹介
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
この記事を読んでいるあなたは、将来独立・起業したいと考えていると思います。
そして、それと同時に起業への様々なプレッシャーも持っていると思います。
もちろん、僕も約5年前はあなたと同じ感情を持っており毎日が不安でなかなか眠ることができませんでした。
そこで、今回のブログは『起業1年目にするべきことは売上を上げる行動よりも固定費を増やさない行動の方が重要』ということについて、解説してみました。
結論からお伝えすると、
- 売上を上げることは不確定要素が多い
- 固定費は確実に減らすことができる
- 起業4ヵ条を実践すれば倒産・廃業は免れる
- SNSとマーケティングは必須のツールとスキル
ということです。
特にこの記事は、
- これから独立・起業しようと考えている人
- 独立・起業して売上を上げることばかりに気持ちが傾いている人
- 起業1年目で思ったより売上が上がらずに困っている人
にとっては有益な内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
起業1年目は売上を上げることよりも固定費増やさない行動が重要!
結論、起業して売上を上げることよりも固定費を増やさないことが重要なのかは以下の2つの理由からです。
- 売上を上げることは不確定要素が多いから
- 固定費を下げることはほぼ確実にできるから
売上を上げることは不確定要素が多い
独立・起業を考えている人にまず覚えておいて欲しいことは『売上を上げるために行動は、外的要因の影響から不確実な要素が含まれる』ということです。
様々な策を練り資本と時間を投下して売上を上げる行動を取りますが、残念ながらその全ての対策が確実に売上につながるかというとそうではありません。
どれだけすごい経営者であっても、100回売上を上げるための挑戦をして100回とも成功というのはかなり珍しいのではないでしょうか。
事実、ユニクロの柳井正社長の著書に『一勝九敗』という本があるぐらいです。
また、売上を上げるためにどれだけ努力しても、今回のようにコロナウィルスの突然発生したり、地震や台風などの天災などの外的要因の影響を受ける可能性も否定できません。
したがって、売上を上げる行動というのは不確実性を含むということを覚えておいて欲しいと考えています。
逆に、売上を上げる行動と比較して固定費を下げる行動の良さはズバリ『確実性』です。
固定費を下げることはほぼ確実にできる
売上を上げることは外的要因による不確定要素が大きいですが、固定費を下げることはほぼ確実にできます。
例えば、個人で言うと、
- タバコを吸わない
- 外食を控える
- パチンコに行かない
など、確実に固定費を下げることができます。(もちろん、できるできないは本人次第ですが)
また、企業でいうと、
- 人件費を増やさないため人を雇わない
- 売上が上がりにくいビジネスに手を出さない
- 初期費用が大きくかかるビジネスはしない
などすべてあなた自身でコントロールすることができます。
つまり、起業して売上を上げる行動と比較して、固定費を下げる行動の方がより簡単に効果が出やすい、と言えると思います。
ちなみに、起業仲間の選び方はこちらの記事に詳しくまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>起業仲間に友達を選ぶな!最適なビジネスパートナー選び方とは?
起業1年目は覚えておこう!売上上げる行動と固定費を下げる行動から得たお金の価値は同じ
結論、売上を上げる行動から得たお金と固定費を下げる行動から得たお金には同じ価値があります。
当たり前のことですが、僕はこの当たり前の考えに気づかず売上を上げるための行動こそ起業家にとって必要とばかり考えて大きな失敗をしました。
例えば、あなたが売上を上げる行動をして10万円の利益を得たとします。
また、別に固定費を下げる行動をして10万円の固定費を下げたとします。
当たり前ですが、この10万円には同じ価値があります。
つまり、僕の起業当初の行動はずっと不確実性なことばっかりに集中していたんですね。
例えるなら出血を放置しながら輸血をし続けていたという感じです。
ですので、まずは止血をする。このことを、これから独立・起業する人にぜひ覚えておいて欲しいと思います。
また、ビジネスのヒントは以外と顧客との会話の中にあったりします。
関連記事>>>ビジネスが成長するためのヒントは顧客との何気ない会話の中にあり!
起業1年目から売上が上がりやすいビジネス選びのポイント
結論、起業して売上を上げるためには以下の2つのポイントに注意したビジネスを選択することが大切です。
- 初期投資にお金がかからないビジネス
- 在庫を持たないビジネス
初期投資にお金がかからないビジネスを選ぶ
これも固定費を下げるということに繋がるのですが、初期投資にお金がかかるビジネスを選択するのはやめましょう。
特に、僕のような少資本で独立・起業をしようしている人にとっては100害あって1利なし、と言えます。
なぜなら、手元のお金を減らしても売上が上がるかわからないからですね。
仮にあなたの手元の予算が100万円とします。初期投資に50万円、毎月の固定費が10万円かかるビジネスを始めたらどうでしょう。
わずか5ヶ月で資金繰りが厳しくなり6ヶ月目で倒産・廃業となります。
先程も書きましたが、売上が上がるかどうかは外的要因に左右されてしまうので、少資本で独立・起業しようと考えている人にはおすすめしません。
ぜひ、初期投資にお金がかからないビジネスを選ぶことをおすすめします。
在庫を持たないビジネスを選ぶ
また、在庫を持たないビジネスを選ぶことも重要です。なぜなら、在庫が売れなかったらあなたはどうやって売上を上げるのでしょうか。
例えば、あなたが手元のお金が100万円とします。商品の仕入れに30万円、毎月の固定費が10万円とします。
この商品が販売できているうちは問題ないでしょう。
ですが、何らかの原因でその商品が売れなくなるとそれは在庫となります。
在庫は売れないと売上が上がらないため、その結果、固定費がジリジリとあなたの手元の資金を削っていきます。
ですので、極力在庫を持たないビジネスを少資本の人は選ぶようにしましょう。
ちなみに、この考え方はホリエモンさんが提案する起業4ヵ条のうちの2つです。
残りの2ヵ条はこの記事に書いてあるのでご覧ください。
関連記事>>>ホリエモン4ヵ条!小さく始めるビジネスこそ『失敗しない』要因です
起業して生き残るには固定費が必要ないツールやスキルで売上を上げよう
結論、起業して生き残るには固定費がかからないツールやスキルで売上を上げることが重要です。
そして、そのツールやスキルとは以下の通りです。
- SNSは起業家にとって最強の武器となる
- マーケティングを学びリソースをどこに割くか考える
- ブログは固定費がかからないビジネスの代表格
SNSは起業家にとって最強の武器となる
無料で使えるSNSは起業家にとって最強の武器となり使いこなすことは現代のビジネスマンにおいて必須となります。
特に僕がおすすめしているのは、『Twitter』と『YouTube』です。
Twitterの拡散力とスピードは日本一
Twitterは上限140文字で自分考えを伝えるためのツールで、そのスピードはと拡散力は間違いなく日本一です。
ニュースより全然早い!
また、ユーザー数も4500万人とフェイスブック(2600万人)やインスタグラム(3300満員)を抜いて最大級のSNSとなっています。
ぜひ、Twitterアカウントを育ててみることをおすすめします。
YouTubeにはチャンスしかない
YouTubeも無料で使えるSNSの1つですね。もうこれは説明することは不要でしょう。
そして、YouTubeの強みは積み上げ式のビジネスで、そこから
- 広告収入
- 商品の販売
- ブランド戦略
とその動画1本から様々な効果が期待できます。
ぜひこれから独立・起業を志している人は挑戦して欲しいと思います。
SNSを勉強するならこの2冊はおすすめの本なのでぜひ購入して読み込んで実践してみてください。
(2024/11/21 18:32:42時点 Amazon調べ-詳細)
もちろん、僕自身もこの2つのSNSは育てている最中です。
僕のTwitterアカウントはこちらです>>>Twitterアカウント
僕のYouTubeアカウントはこちらです>>>YouTubeアカウント
マーケティングを学びリソースをどこに割くか考える
マーケティングは僕が独立・起業する前に最も勉強して実践しておくべきだったと考えているものです。
このノウハウや経験があればどれだけビジネスが有利にすすめたことか。
ほんとにそう思っています。
もしあなたが会社員で会社のお金を使って様々なマーケティングに挑戦できるならぜひ挑戦し経験を積むことを強くおすすめします。
また、こちらの本はマーケティング初心者の人に向けてわかりやすく書いてくれている本で、とても内容が充実していてタメになります。
僕自身も読んで民泊やゲストハウスビジネスに役立てています。
ブログは固定費がかからないツールの代表格
ブログはほぼ固定費がかからないツールの1つです。
あなた自身のこともアピールできるし、あなたの商売のこともアピールできます。
また、ワードプレスでブログを作成すると、アフィリエイトというビジネスでそこからの広告収入を狙うことができるという優れものです。(このブログもワードプレスで作成しています)
ぜひブログにも挑戦してあなた自身をより多くの人に知ってもらい、ビジネスに活用してみてください。
ちなみに、ワードプレスブログの作成の方法はこちらに詳しく書いています。
関連記事>>>【2021年】ワードプレスブログの始め方を画像で解説!初心者向け
まとめ:起業1年目から売上を上げるためにお金を使うことは廃業へと突き進みます
今回は起業直後は売上を上げる行動よりも固定費を増やさない行動をすることが重要ということについて解説しました。
まとめると、
- 売上を上げることよりも固定費を下げることの方がコントロールしやすい
- 初期投資と在庫がいらないビジネスで起業することがおすすめ
- SNSは無料ではTwitterとYouTubeに力を入れる
- マーケティングは会社員のときに実践して経験を積んでおく
- ブログはほぼ固定費がかからないビジネスの1つ
ということですね。
あの世界三大投資家の1人であるジョージ・ソロスもこのようなことを伝えています。
まず生き残れ。 儲けるのはそれからだ
夢を抱いて独立・起業する人が多いと思います。
倒産・廃業しないためにも、まずは売上を上げる行動よりも固定費を増やさない行動が大切ということをぜひ意識して欲しいと思います。
また、こちらはビジネスを選ぶ上で重要なことをまとめてみました。
関連記事>>>起業で失敗しにくいジャンルは何?仕事選びで重要な5つ視点を紹介
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
2021年1月追記※起業してビジネスを継続するために大切なことは仕組み作り
スキルアップはもちろん大切ですが、大きくビジネスを発展継続させていくために重要なことは、仕組みづくりです。
ですので、スキルを持って起業して、または起業してスキルを磨きある程度稼げるようになったら、今度は仕組みづくりに力を入れましょう。
これが上手くいく経営者はどんどん利益と時間が残るようになります。
逆に、いつまでもプレイヤーとして働いているだけでは、なかなか大きなお金と時間は残らないでしょう。
もちろん、これはスキルで働いている人が悪いという意味ではありません。
ですので、もしあなたが大きなお金と時間に余裕がある人生を送りたいという目的があるなら、スキルを伸ばす変わりに仕組みづくりに力を入れてみましょう!