独立・起業

起業4年目で気がついた独立して失敗する人の共通点をまとめてみた!

起業4年目で気がついた独立して失敗する人の共通点をまとめてみた!

僕が会社から独立して今年で4年目。

その間に、会社から独立し今はすでに会社員に戻った人は僕の周りでもたくさんいます。

  • 自分の実力で勝負する
  • もっと稼ぐ
  • 自分のビジネスをしたい
  • 自分の夢を叶える

等の夢を持って独立したのにも関わらずです。

 

1年で廃業した人、1年は続いたけど2年目には会社員という人も・・・。

そこで、今回のブログは会社員から独立したが、独立を続けることができなかった人の共通点についてまとめてみました。

 

是非これから独立しようと考えている人は最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

 

独立に失敗するの定義とは?

では、いつものように言葉の定義を書いていきたいと思います。

ちなみに、僕は普段から言葉ってすごく大切だと考えているけど、独立してからますます重要になってきたと感じています。

 

独立とは『自分の力で生計を営むこと』

独立という言葉を辞書で調べてみると色々な意味がありますね。

 

ですが、今回は起業するという意味での独立するということなので、数ある意味の中から『自分の力で生計を営むこと』と定義したいと思います。

 

会社に依存せず自分力でビジネスに取り組み、他のパートナーの人と強力して生き抜いていくということですね。

では、失敗とはどういう意味でしょうか。

 

失敗とは『あなたの望んでいる結果を得ることができないこと』

方法がまずかったり情勢が悪かったりで、目的が達せられないこと』と辞書に失敗の定義がありました。

 

そして、その失敗の対義語に成功という言葉もありました。

そして、成功の意味を調べると『普通には困難な目的が成し遂げられる』とありました。

 

上記の言葉を見比べると両方の言葉に『目的』という共通の言葉が入っていますよね。

ですので、

  • 失敗とはあなたの目的が達成できないこと
  • 成功とはあなたの目的が成し遂げられること

となりますよね。

 

つまり、失敗とは『あなたの目標=望んでいる結果を得ることができないこと』と定義として解説していきたいと思います。

 

では、是非最後まで読んで今後の独立・起業の参考にしてみてくださいね。

 

独立で失敗する人の共通点とは?

ではここから今回のブログのテーマである独立して失敗する人の共通点について解説したいと思います。

僕の周りの人を見て、感じることを書いていきたいと思います。

 

数字に強くなく感覚だけで経営をしてしまう

やはり独立を失敗する人に多い共通点は経営が出来ないということがあります。

経営が出来ないとはどういう意味かと言うと、数字で物事を考えることができないということです。

会社員時代は基本的に自分の仕事のみに意識を集中すれば良かったと思います。

 

ですが、独立後は会社の大小関わらずあなたが社長です。

つまり、あなたが全責任を負う立場になります。

営業も経理も独立直後はあなた自身でする必要があります。

 

そんな大切なことを『感覚だけ』で経営して続くのでしょうか。

100%ではないですが、そのような経営方法だと独立してビジネスを継続することはできないでしょう。

 

ですので、独立後はすべてを必ず数字で管理すること、または数字に強い人と一緒にビジネスを行いましょう。

 

ここぞという時に勝負できない人は失敗する

石橋を叩いて渡る』という言葉がありますが、『石橋を叩き、さらにその場でずっと叩き続けている人』も独立して失敗する人の共通点と言えます。

 

独立後は自分で仕事を獲得しなければなりません。

リスクを恐れて行動できなければ自然に淘汰されていくのです。

 

そして、独立後には何度か勝負の時というのがあります。

その時に、自ら成功を掴み取るという考えで行動できない人は失敗していくでしょう。

 

幸運の女神は前髪しかない』という言葉があるように、チャンスと思ったら掴みにいく行動が必要があります。

つまり、ここぞという時は石橋を叩くのをやめて勝負することも必要だと僕は考えています。

 

失敗を極端に恐れ行動できない状態は、逆にあなたに失敗をもたらすでしょう。

 

独立して失敗する人はやり方が間違っている

これもよく独立して失敗する人にある共通点です。

稼げない方法をずっと繰り返してやっている人なんか特にそうですね。

僕はこれに当てはまっていました。

 

どの分野で独立するかは非常に重要です。

その分野を間違うと悲惨な目にあいます。

または、その分野が成長する業種だとしても、集客する方法を知らなければ完全な赤字となります。

 

収益は『正しい方法で適切な努力をする』ことで安定化します。

このどちらが欠けても意味がないんですね。

ですので、結果が出ていない人は今一度あなたが取り組んでいることは『正しい方法』なのか考えた方がいいですね。

 

素直じゃない人は失敗する確率が高い

これも独立後に失敗する人に多く見られる共通点です。

例えば、僕が入っていたアフィリエイトの塾を例にして解説していますね。

講師の人が教えているにも関わらず、いきなり違った方法から始める人とかいました。

 

あなたは『守破離(しゅはり)』という言葉を知っていますか。

守破離』を簡単に説明すると、思想のプロセスのことで全部で3つのステップに分かれます。

 

  • 『守』とは、先生の教えを通りにすること
  • 『破』とは、先生の教え通りに出来たら改善し発展すること
  • 『破』とは、その先生の方法から離れ、あなた自身のオリジナルの方法を確立すること

 

そして、結果が出ない人の多くはこの『守破離』のプロセスを守れていない人が圧倒的に多いですね。

つまり、教えてもらったことを素直に聞くことができないのです。

 

もし、あなたが独立して失敗したくないなら、まずは教えてもらったことを素直に実行しましょう。

 

ですが、世の中には詐欺師のような人もいます。

盲目的に信じてしまっては、結果が出るどころか搾取されて終わってしまいます。

 

では、どのようにその先生が信頼できるかどうか判断するかというと、正直その先生の実績はあまり関係ありません。

大切なのは、その先生についたコンサル生が結果を出しているかということです。

 

ですので、そのあたりに注意して素直に取り組むことが必要となります。

 

事業計画が甘い人は独立しても失敗する人が多い

場当たり的に経営している人は、確実に失敗するでしょう。

では、どうして失敗してしまうかというと、資金繰りが苦しくなるから事業を継続させることができなくなるからです。

 

会社員の時のように毎月定期的にお金が入ってくることは、独立直後はないでしょう。

ですが、支払いは何もしなくても増えていくのです。

家族を持っていたら尚更です。

 

ビジネスで予定外の出費があった場合は、どうなるのでしょうか。

急に資金繰りが苦しくなりますよね。

 

また、目標となるものがなければ、あなたは1日どのような行動を取ればいいのかわかるのでしょうか。

目標があるからこそ、行動力が増すのです。

 

例えば、あなたの計画が1ヶ月後の売上が○○と仮定したとします。

すると、『1ヶ月以内に売上○○を達成するためには、○○と○○を同時に進行して・・・』と思考が変化し行動が変わるはずですよね。

 

ですが、何も計画がない人はどうしても場当たり的な行動をするだけになってしまいます。

あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。

 

ですので、事業計画はしっかり作り込むことによって独立しても失敗しにくくなるでしょう。

 

独立することは必ずしも幸せではないと気がついたから

僕自身独立したあとすぐに、『思ったほど幸せになっていない』と気が付きました。

独立したら、1年ぐらいで売上が順調に増えて、それに伴い会社員の年収を超えると思っていました。

ですが、現実はそんなことはありませんでした。

 

1年目はただひたらすら通帳の残高を確認し、常に売上のことばっかり考えていました。

当然家族の時間・子供達との時間は、すべてビジネスに費やすようになりほとんど相手をしなくなりました。

また、子供達と一緒にいても常にお金の心配をしている自分がいました

 

その結果がこの記事の1番始めの言葉です。

独立しても思ったより幸せになっていない』。

だから、本当にあなたに取って何が幸せなのか、独立する前に考えてもいいかもしれませんね。

 

もし、あなたが『独立=幸せ』と考えているなら、僕は『違う可能性もある』と答えたいと思います。

なぜなら、会社員でいることも幸せだと僕は独立してから感じたからですね。

 

下手に独立し失敗してしまえば、家族は露頭に迷うかもしれない。

そんな状況になってもいい覚悟があるのであれば、独立してもいいでしょう。

 

もちろん、誰しもそうならないように努力すると思います。

ですが、現実は思い通りになるとは限りません。

 

ですので、いま一度独立して失敗する前に『あなたはどうして独立したいのか』ということを真剣に考えることをおすすめします。

 

では、最後に僕が考える本当の失敗について解説したいと思います。

 

本当の失敗とは途中であきらめてやめてしまうこと

僕のドラム人生の失敗を例に上げて解説したいと思います。

僕自身13歳から始めたドラムでプロになりたいと考え、21歳で単身渡米しました。

ですが、世界の壁は厚く異国の地でプロになることはできずあきらめてしまいました。

 

僕がドラマーとしてプロになることをあきらめた理由が知りたい人はこちらの記事も読んでみてくださいね。

僕がドラムを辞めた決定的な理由を2108年の最後のブログにします!

 

ここまでを考えるとドラムでプロになるということは失敗していますよね。

実際、僕自身もドラムにプロになるということは失敗したと考えていました。

 

ですが、最近は少し考え方を変えることにしました。

なぜなら、完全にあきらめてしまわなければ、その過程は自分の人生のストーリーになるということに気がついたからです。

 

僕自身やはりステージに立ちたいと考えていますし、ずっと大好きな音楽をし続けたいと考えています。

そのための土台作りを今していると考えると、完全に失敗したとは考えにくいと思います。

 

つまり、本当の意味での失敗とは、完全にあきらめてやめてしまうということだと考えています。

 

僕の周りで独立したけど会社員に戻った人も、いつかまた再起し独立するかもしれません。

僕も音楽人生をもっとやりたいし、今後も少しでも価値あることを様々な人に届けたいと思っています。

 

最後に

いかがでしたか。

今回は独立したけど失敗する人の共通点についてまとめてみました。

そして、『独立=幸せとは限らない』、『失敗してもあきらめなければ、それはあなたの人生のストーリーになる』ということも。

 

独立するということはあくまでも経営者としてのスタート地点に立ったに過ぎません。

独立後失敗し悲惨な目に合わないためにも、今回お伝えした内容のことを意識して行動していただければと思います。

 

今回のブログの内容をまとめると、

  • 数字を意識して経営する
  • 適切なタイミングで挑戦する勇気は必要
  • 行動プロセスのおすすめは『守破離』
  • 経営計画はあなたの行動力を増やす
  • 独立=幸せとは限らない
  • 失敗してもあきらめなかったらそれはあなたのストーリーとなる

ということですね。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。