このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 英語が話せると海外で犯罪に巻き込まれる可能性が高くなる理由
- 英語が話せるため海外で危険な目にあいそうになった経験談
この記事を書いている人。
徳島県で民泊やゲストハウスを経営しており、地元新聞やTVを始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
コロナ前は海外のお客さんも非常に多く、英語を使って毎日のように会話をしていました。
英語を思ったように扱うことができれば、旅行は間違いなく楽しくなります。
僕は過去ヨーロッパの国々やアジアの国々、タンザニアやアメリカ、メキシコなど様々な国をバックパッカーとして旅行した経験から間違いありません。
ですが、それと同時に犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。
事実僕も犯罪に巻き込まれそうになった経験をしてますし、僕の周りの人でも『英語が話せるたがゆえに』犯罪に巻き込まれそうになった経験をしている人がいます。
そこで、今回のブログはどうして英語が話せると旅行で犯罪に巻き込まれる確率が高くなるのかお伝えしたいと思います。
結論からお伝えすると、
- 英語が話せると犯罪目的の人から話しかけられ続ける
- 英語がわかると相手の嘘に騙されることが増える
- イタリアの危険な地下室や大麻、クラブナンパの体験談
ということについてこのブログで紹介したいと思います。
特にこの記事は、
- 海外旅行が好きな人
- 海外旅行で現地の人と英語で会話をしたいと考えている人
- 英語を使った少し意思疎通ができる人
- 大麻や海外のクラブに興味がある人
にとって有益な内容となっていますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
英語が使えると海外旅行で犯罪に巻き込まれる確率が高くなる【経験談】
結論、英語が話せると旅行で犯罪に巻き込まれる可能性が上がります。
なぜなら、『相手が話している英語(言葉)がわかるため意思の疎通ができるから』です。
もちろん、英語が話せた方が現地で楽しく過ごせますし、時間を有効に使うことができるでしょう。
実際、僕自身も英語が話せたので、英語が話せない人と比較しても旅行先で様々な経験をすることができました。
例えば、
- タンザニアで現地の小学校を訪れたり
- ハリウッドでアメリカ人とバンドを組んでライヴをしたり
- ヨーロッパでユースホステルで泊まった旅人と仲良くなったり
- カタール航空と交渉して荷物が壊れたのを弁償してもらったり
など、ごく一部ですが英語が出来たがゆえに得た貴重な経験もあります。
では、どうして英語が話せて意思疎通ができるだけで犯罪に巻き込まれるのでしょうか。
理由は大きくわけて以下の2点です。
- 意思の疎通ができると判断されると話かけられ続ける
- 相手の嘘に騙される確率が高くなる
意思の疎通ができると判断されると話かけられ続ける
英語が話せるがゆえに海外旅行で犯罪に巻き込まれる理由の1つめは『相手が言っている英語がわかるから』です。
少し想像してみてください。
あなたは英語が話せないとします。すると、旅行先で相手が英語で話かけてきても、何を言っているかわからないため、頭の中は『??』状態ですよね。
だから、相手の頭の中では『こいつは英語がわからない。話かけても時間の無駄だ』となり、その後話しかけられなくなります。
でも、英語が話せると相手から判断されると『日本人はお金を持っている。なんとかお金を盗んでやろう』と考え話続けてきたりします。
例えば、
- その人と話をしている間に他の人がスリをしたり
- 話をしている途中で小銭をわざとに落としあなたが手伝っている間に手荷物を持ち去る
とか。
だから、旅行先で気をつけるポイントとしては、
- 危ない雰囲気だな
- この人ヤバそうだな
と思ったら、相手が話しかけてきた英語が分かっても『反応しない』ということになります。
つまり、『英語がわからないふりをする』のです。僕の経験上、これでいくらかは旅行先で犯罪に巻き込まれる確率が減ると思います。
相手の嘘に騙される確率が高くなる
英語が話せると海外旅行で犯罪に巻き込まれる理由の2つめは、『英語が話せると相手の嘘に騙されやすくなるから』です。
僕も過去騙された経験があるので断言できますが、彼らは本当に嘘が上手です。(その体験談はのちほど後述しています)
でも、英語が話せないとそもそもコミュニケーションが取れないので、言葉を使って騙すことが出来ないのです。
そして、もう1つ覚えておいてほしいことがあります。
それが、身を守る方法として1番いいのは、そういう場所に行かないということです。
これが海外旅行中にあなたの身を守るための最も大切なことになります。
では、実際の体験談を交えてどういうことが起こったか解説したいと思います。
英語が話せるがゆえに海外旅行で危険な目にあいかけた体験談
結論、以下の4つのエピソードが
- イタリアで地下の怪しいお店に連れていかれ体験談
- ヨーロッパで旅行中のアメリカ人と喧嘩した体験談
- アムステルダムで大麻(マリファナ)を売りつけられそうになった体験談
- クラブでナンパされて危険な目にあった体験談
海外旅行で訪れたイタリアで地下の怪しい店へ連れていかれた体験談
以前ヨーロッパを放浪していたときに、イタリアに立ち寄ったときの話です。
確かその時の状況は、ローマの街を色々歩いたので町中の橋か何かで立ち止まっていたときのことでした。
時間は、夕方の18時か19時だったと思います。
次はどこに行こうか考えごとをしていると、突然60歳ぐらいの男性に声をかけられました。
シチリアから来たという男※以下『男』と僕の会話です。
※その時の僕の感情は、『イタリアに来たからイタリア人と色々交流してみたい』と考えていたので、すぐにOKを出しました。
男の年齢は60歳ぐらいだし、見た感じ(当時の)僕176cm、80kgよりも弱そう。いざとなったら走って逃げればいいとも考えていました。
この時の僕の心境は、イタリア訛りだけど英語も話せて意志の疎通ができる。
当時僕が住んでいたアメリカの西海岸にはほとんどイタリア人がいないから、イタリア人と交流したことはありませんでした。
だから、『イタリア人とローマの街を歩く』という体験をすごく楽しみにしていました。
気分はこんな感じですね。
そして、5分ぐらいそのまま男と街を一緒に歩きます。
その途中の会話はあまり覚えていませんが、5分後にホテルの前に到着しました。
そのホテルの入り口にはスタッフの方がいて、無料の試食品を持っていました。
男はスタッフさんが持っている銀色のトレイに乗っている試食品を食べました。
と会話をしましたが、内心『この人ローマは初めてって言ってたけど、何でこの食べ物のことを知ってるんかな』と思いました。
でも、それと同時に『イタリアのホテルでは、こういうサービスがあってシチリアでもこういうサービスがあるのかな』とも思いました。
その後、また男は歩き始めます。
初めてのローマということでしたが、男は知っている道のように歩くため足取りは非常に軽かったように覚えています。
また、男は『僕と一緒にローマの街を歩こう』と行ったわりには、一緒に歩くどころか我先にと歩いている感じでした。
僕も距離を明けすぎてはいけないと考え、少し早歩きで歩いた記憶があります。
すると突然男が突然お店の前で立ち止まりました。
そこには何やら怪しげな地下へと続く階段がありました。
と伝え階段を降りていきました。
知らない異国の地であきらかに怪しい地下へと続く階段。
本来は入らないという選択が正解だと思います。ですが、ここは僕の好奇心が勝ちました。
『一体この地下には何があるのだろうか・・・』という。
怪しいと思いつつも、まだ心のどこかで男を信用していたと思います。
階段を降りて行くと、いかにも怪しい雰囲気のお店がありました。
扉を開けるとぱっと見15畳ぐらいの場所でいくつかソファーがありました。
男は迷わずソファーに座ったので、僕も座りましたが気がつくと僕よりも遥かに屈強な男たち数人が僕の周りを囲んでいました。
『やばい!』と感じてこれ以上好奇心を楽しんでいれば、命にかかわると思いました。
そこからの行動は早かったですね。その男に一言文句を言って速攻階段を駆け上がって逃げました。
だから、特に危ない目にあってはいないですし、お金も取られませんでした。
そして、この経験から得たことが、2つあります。
それは、
- 相手の好奇心に付け込んで言葉をかけてくる人もいるということ
- 英語がしゃべれるからこそ危ない事に巻き込まれる可能性がある
ということですね。
先程も書きましたが、もし僕が英語ができなければこういう目にも合わなかったでしょう。
そして、大切なことは好奇心を優先するのではなく、海外では『知らない人には付いていかない』という小学生に言っている言葉を肝に銘じる必用があると気づきました。
ヨーロッパで旅行中のアメリカ人と喧嘩した体験談
これも僕自身の経験で、英語がわかるからこそアメリカ人と喧嘩をした話です。
どこの国での出来事かは忘れてしまったけど、ユースホステルで宿泊していたときのこと。
ドミトリーの部屋(相部屋)でした。
白人のアメリカ人男性が同室だったこともあり、お互い1人旅なので自然と会話をするようになりました。
そして、ユースホステルで彼と一緒に食事をしていたときのこと。段々、彼の口から差別主義者のような発言が多くなってきました。
そして、ついに日本人をバカにし始めたのです。もちろん、速攻言い返して口喧嘩状態になりました。
これも今でも覚えているムカつく出来事ですね。あえて彼が言った言葉は書きませんが。
ほんとムカつくクソヤローでした。
だから、もし僕が英語が出来なければこういう嫌な感情も旅行先で口喧嘩状態にならなかったのにと思います。
ほんと『日本人を舐めるなコノヤロー』です。
アムステルダムで大麻(マリファナ)を売りつけられそうになった体験談
これは、僕の友達から聞いた体験談ですね。
彼はオランダのアムステルダムを旅行中とのときに、『大麻(マリファナ)いるか』と声をかけられたそうです。
もちろん、アムステルダムはマリファナは合法の都市。
ですが、いきなり旅行者に向かって『大麻(マリファナ)いるか』と声をかけられたら、びっくりしますよね。
そして、彼は英語で『No』と言ったみたいです。
すると、『こいつは英語がわかる』と相手が理解したらしく、しつこく売りつけられそうになったということを言っていました。
もし、あなたが相手の英語がわからなければ、こういうことにも巻き込まれることはなかったでしょう。
危ない言葉をかけられたら、反応するのではなく『無視』することをおすすめします。
または、英語が話せないフリをするとかですね。
ちなみに、アメリカの大麻文化について知りたい人はこちらの記事に詳しくまとめています。
関連記事>>>ロサンゼルスは大麻が合法に!?元留学生が語る現地の大麻事情とは?
クラブでナンパされて危険な目にあった体験談
これは僕がアメリカ在住時代に良く聞いた話です。特に、女性を狙った犯罪ですね。
アメリカを旅行中にクラブ文化に触れたいと考え、クラブに行きたいと考えていた女性がいたとします。
当然クラブは様々な人が出入りしていますよね。当然、お酒も入ります。
マリファナの匂いがしているときもあります。(これ実体験です。というか、LAでは街のそういう場所に行くとよくマリファナの匂いはしています。)
そして、いい人もいれば悪い人も。そこでナンパされる女性もいますよね。
そして、仲良くなって彼の家に付いていったら、何十人も待ち構えていたということは良く聞いたことがあります。
そして、道も何もわからない場所で捨てられるというものですね。
でも、もしその日本人女性が英語が話せなかったらどうでしょう。
声をかけられても、そもそも何を言っているのかわからないため、付いていくことはないでしょう。
つまり、このケースも英語が話せるがゆえに起こってしまう犯罪と言えます。
ですので、僕が先程書いたように知らない人には付いていかないことを徹底することをおすすめします。
ちなみに、現地に住んでいる日本人女性に聞いた話は、タイプではない男の人が声をかけてきたら、英語が出来ないフリをするとか。
変に答えてしまうと、ずっと話しかけられて迷惑してしまうと言っていました。
あくまでも、上記の4つの例は犯罪パターンの一部です。
ですので、海外旅行だからといってハメを外さずに行動することをおすすめします。
まとめ:英語が話せると海外旅行で犯罪に巻き込まれる可能性は高くなる
今回は英語が話すことができるゆえに、海外旅行で犯罪に巻き込まれる可能性がある話をしました。
この記事をまとめると、
- 英語が話せると話しかけられ続ける
- 英語が話せると嘘で騙されることもある
- 意思の疎通は犯罪者にとっては好都合だと認識する
- 騙されないと思っても騙されてしまう
- 海外旅行では好奇心より安全を優先する
ということですね。
そして、旅行先で僕がおすすめする行動としては、
- いい人と思っても知らない人には付いていかない
- 英語で声をかけられても無視をする
- 英語で反応しない
ということを意識してほしいと思います。
ただ、誤解してほしくないのは、英語が出来るがゆえに自分の身を守ることができることもあります。
僕の考えは、当然英語は出来ないより出来た方がいいですし、海外旅行をより楽しむためには英語は必須だと思っています。
ですので、先程書いた3つの注意点を守って旅行を楽しんで欲しいと思います。
結局は、あなた次第ということですね。
ちなみに、僕が住んでいたロサンゼルスの危険地域についてはこちらの記事にまとめています。
スキッド・ロウと呼ばれる犯罪地域に住んでいた日本人はほぼいないので、ぜひご覧ください。
関連記事>>>ロサンゼルスの危険地域には冗談でも行ってはダメです!死にますよ・・・
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。