規模の大小は問わず、『何かに挑戦して成し遂げることができなかった』という経験はあなたの人生で1回はあると思います。
例えば、
- テストで100点を取れなかった
- 大好きなダンスの大会で優勝できなかった
- 好きな女の子/男の子に告白したけど振られてしまった
など。
僕で言うと『アメリカへプロドラマーになるために挑戦しに行ったけど失敗して帰ってきた』とか『独立して起業したけど上手くいかない時期が2年間もあった』など。
こういうときって弱音を吐きたいですよね。
でも、世間一般では弱音を吐くことは『悪いこと』のように言われていたりします。
本当にそうなのか。
ちょっと疑問に思うことがあったので、僕の考えを書いて見たいと思います。
弱音を吐くことは本当に悪いことなのか?
僕は基本的に弱音を吐かないようにしているんですよね。
常に『ポジティブシンキング』が大切だと考えているからかもしれません。
でもね、本日こういう記事を読んだんです。
⇒倒産寸前で「もうしんどい、限界だ」と弱音を吐いたら、逆に業績が回復した
時間がない人のために簡単に話の内容をまとめると、
- 頑張ったけど倒産しそうになった
- 創業メンバーの人達もどんどん離れていった
- でも社員の前では気丈に振る舞い続けた
- ある日お世話になっているご夫婦の前で弱音を吐いた
- そのことがきっかけで感情を優先することの重要性に気づく
- 社員の前でも弱みを見せるようになった
- 結果社員との関係も良くなった
- 困ったらみんなと分かち合うということに気づいた
という内容ですね。
そして、この文章を読んでいて『すごくわかる!』という僕は共感したんですよね。
もちろん、会社の規模などは全然違うけど、借金を背負う話や人前で弱さを見せない姿とか。
するとですね、その時『あっ!』って気づいたんです。
何に気づいたかというと『その弱音に対して共感している僕』に・・・です。
弱音を吐くと同じ境遇を経験した人から共感される
弱音を吐くと、同じ状況を経験した人であれば共感します。
『あっ!わかる』とか『ほんとそうだよね』とかですね。
でも、これが成功体験だったらどうでしょう。
少なくとも僕はただの自慢として捉え共感することができないかもしれません。
なぜなら、知らない人の自慢話ほどつまらないから。
もちろん、僕の尊敬している人は別ですよ。
だから、弱音を吐くということは人から共感してもらうためには必須なのかもしれません。
また、僕の過去の経験から、トップの人が弱音を吐くとチーム力が向上するように感じています。
トップの人が弱音を吐くとチーム力が向上する
これは僕の経験談からなのですが、自分の尊敬している人がもし『弱音』を吐くと、『この人にこんな思いをさせないようにもっと頑張ろう』と思うんですよね。
ここのポイントは尊敬している人というのがポイントですね。
そこからへんのおっさんが弱音を吐いたところで、見向きもしないと思います。
では、どういう人に成れば尊敬してくれるのかというと、僕も現在考えている途中です。
ですが、1つ確実にわかっていることは『人に与えることができる人』かなと。
つまり、Giveできる人は人から尊敬されるのかなと思っています。
TakeよりGiveが大切。
例えば、悩んでいる人の悩みを解決する記事を書く。
それを読んだ読者さんが喜ぶ。
良い記事はアクセスが集まる。
結果、アクセスが集まり多くの人の悩みを解決することになり尊敬される。
この人がしたことは、悩んでいる人に向けて良質な記事を書いたということですね。
つまり、始めからGiveしているわけです。
そして、これは記事に限ったことがでないんですね。
実社会でも同じようなことがあります。
例えば、悩んでいることに対してアドバイスをする。
そのアドバイスを信じその人がそのアドバイスに通りに行動する。
その結果、ずっと悩んでいた悩みが解決したので、その人を尊敬するようになった。
どうでしょう。
よく聞くような話ですよね。
つまり、僕はGiveを続ける人は『尊敬されやすい人になる可能性が高い』と考えています。
弱音を吐くと一時的だが精神的に楽になり気持ちを切り替えることができる
弱音を吐かずにいると、精神的に休まることがありません。
なぜなら、人の前に立ち続ける限り人を鼓舞し続けなければいけないからですね。
その結果、あなたはあなたの感情と向き合うことができず、精神的にどんどん参っていきます。
でも、一度でも弱音を吐くということは、あなたは自分の感情と向き合うことを意味していますよね。
その結果『現状の自分を受け入れることができる』ようになります。
『辛い。疲れた。もう限界だ』と。
そして、ある意味開き直ることもできるんですよね。
そうなると人間は強くなります。
だから、一度弱音を吐いて
- 何が辛いのか
- 何に疲れてしまったのか
- どうして限界と感じているのか
など、あなた自身の感情と向き合ってみてください。
つまり、弱音を吐くということは、あなたと向き合うチャンスでもあるということです。
したがって、以上のことにより弱音を吐くということは必ずしもデメリットだけではないということが言えると考えています。
最後に僕も弱音を吐きたい・・・
僕は徳島県の鳴門市で『うずしおゲストハウス』という宿泊施設を経営しているんですね。
そして、この記事を書いているのは10月11日で、明日の12日から3連休が始まります。
12日と13日は満室。
11日と14日もほぼ満室状態でしたが・・・。
台風の影響でほぼキャンセルになってしまったんですよね。
せっかく色々段取りしたのに。
去年もそうでしたが今年も週末になると台風が来ている感じがしますね、ほんと。
おかげでどれだけキャンセルに悩まされたことか。
今年は阿波踊りも台風の影響で4日間のうち2日間が中止になるし、最悪な年です。
やはり人間は自然には勝てない。
この宿泊施設というビジネスモデルは天候にダイレクトに左右されるので考えものですね。
(普段はこんなこと書かないですけどね。普段だったら、空いたお部屋を埋める努力をするとか書きます。もちろん、対策はしていますけどね。)
あーーーーー悔しい!
最後に
今回のブログは、弱音を吐くということは本当に悪いことばかりなのかという疑問が僕の中で起こったので、自分の考えをまとめるためにも、記事を書いてみました。
結論は、弱音を吐くことは問題ない。
むしろメリットになることもあるということでした。
ただし、普段のあなたの行動次第では、誰も相手にしてくれないということもわかっていただけたと思います。
僕も書いている途中に気づいたんですけどね。
ですので、ぜひ普段からの行動を意識して改善し、人にGiveする行動を心がけてくださいね。
その結果、あなたが弱みを吐くと、あなたの周りの人が協力なサポーターになる可能性が高まります。
この内容はもう少し深く考えていきたい内容なので、ぜひブックマークして定期的に読み返してみてくださいね。
新しい考え方を追記していこうと考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。