このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 怠け癖の人に共通する6つの原因
- 怠け癖を改善する7つの方法
- 怠け癖を治したい人へおすすめの本
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
やらなければいけないとわかっていても行動できない。つい後回しにしてしまう。こういう経験がある人は多いと思います。
もちろん、僕も怠け癖がありついつい後回しにしてしまいがちです。
そこで、今回は『怠け癖がある人に共通する6つの原因とその改善方法を7つ』紹介したいと思います。
全体の構成は、
- 前半に怠け癖がある人に共通する6つの原因について
- 中盤に怠け癖を改善する方法について具体的な対策を7つ
- 後半に怠け癖を治すためにおすすめの本を4冊
についてお伝えしています。
特にこの記事は、
- 怠け癖を治したいと考えている人
- このままでは人生ダメになってしまうと思う人
- やらなければと思う気持ちと行動が伴わない人
にとっては解決策となる内容となっているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
怠け癖の人に共通する6つの原因
結論、怠け癖がある人に共通する6つの原因とは以下の通りです。
- 夜寝る前にベッドでスマホを触ってしまう
- 普段から何かにつけて言い訳を言っている
- コーヒーの摂取量が多い
- 重要でないことを先延ばしにする
- コミュニケーション不足
- 失敗を極端に恐れる
では、1つ1つその理由をお伝えしたいと思います。
夜寝る前にベッドでスマホを触ってしまう
1つめの共通点は、怠け癖がある人は寝る前についスマホをベッドで触ってしまうという共通点です。
では、どうして寝る前のスマホが怠け癖につながるかというと、良質な睡眠を阻害しているからです。
事実、スマホによる睡眠障害が起こっている事実は世界で多く証明されています。
例えば、ブルーライトがもたらす効果についてこのように書かれています。
The problem is that blue light could be keeping you up at night by suppressing your brain’s production of melatonin, a hormone that helps with sleep timing and circadian rhythms.
引用元:Northwestern Medicine
意訳すると、『その(寝る前にスマホ等を触る)問題は、ブルーライトが脳のメラトニン(あなたの睡眠と24時間周期のリズムを助けるホルモン)の生産を抑制することによって、あなたの睡眠を妨げる可能性があるということです』となります。
その結果、目覚めが悪いだけでなく、脳の働きが悪いことによる認知能力の低下も起こります。
ですので、怠け癖がある人は夜のベッドでのスマホは控えて(最低でも寝る1時間前)早く寝るようにしてみましょう。
普段から何かにつけて言い訳を言っている
2つめの共通点は、普段から何かにつけて言い訳をしてしまう癖がある、という共通点です。
小さいこと、例えば友達と約束をしていたけど行きたくない気持ちになってしまい『体調が悪くなったら行けない。ごめんね』とかですね。
また、普段の生活(コンフォートゾーン)から抜け出す誘いがあったとしても、つい言い訳をしてしまい『その日は予定があって…』と自ら断ってしまうなど。
もちろん、断ることが悪いわけではなく、それが続くと『少しでも嫌いなことがあれば責任あることでも逃げやすい考え方になる』と言われています。
当然、その中にはプライベートだけでなく責任ある仕事も含まれてしまいます。
その結果、自分で自分の評価を下げるだけでなく、他人からの評価も下がり自他ともに認める怠け癖がある人となります。
普段たくさん言い訳をしている人は、1つずつ受け入れて実行してみるようにするといいかもしれませんね。
『明日からやろうかな!』ではなく『今取り組んでみよう!』です。
コーヒーの摂取量が多い
朝起きるとコーヒーを飲んで脳を活性化させ仕事に取り組むという人も多いと思います。
ですが、カフェインの摂取量が多い人も実は怠け癖がある人に多い共通点だったりします。
事実、ラットを使った研究でもこのような結果があるそうです。
In a comparative study involving rats, lazy rats showed no difference in productivity after a high intake of caffeine, but other, naturally hardworking rats actually performed worse after consuming caffeine.
引用元:https://www.entrepreneur.com/article/243794
この英文を意訳すると、
『ラットを対象とした比較研究では、怠け者のラットはカフェインを大量に摂取しても生産性に違いは見られませんでしたが、他の自然に勤勉なラットは実際にカフェインを摂取した後のパフォーマンスが悪くなっていたのです。』
となります。
また、その他に大量にカフェインの摂取による弊害として、
- 睡眠不足でも大丈夫となる
- 夜眠れなくなる
- 血圧を上げる
などが考えられます。
ですので、カフェインの大量摂取は怠け癖がある人に共通する項目ですので少量にすることをおすすめします。
重要でないことを先延ばしにする
4つめの共通項目は、重要でないことを先延ばしにする癖がある人も怠け癖がある人の共通項目となります。
例えば、ゴミ出し。何日も何週間もゴミをためている人がいますよね。他には、お皿を洗わなかったり、お風呂掃除をしなかったり。
ほんの数分程度で終わることを先延ばしにすることによって、あなたの身の周りがどんどん不快になっていきます。
その小さい行動をしない結果、あなたの脳はどんどんやる気が起きなくなり怠けてしまうというわけです。
ですので、重要でないことでも先延ばしせず常に身の回りを快適な環境におくようにしましょう。
コミュニケーション不足
5つめの共通項目であるコミュニケーション不足も怠け癖のある人に共通する項目だったりします。
なぜ、コミュニケーション不足が怠け癖を引き起こすかというと、モチベーションが続かなくなってしまうからです。
もし誰かがあなたのことを気にかけてくれていれば、『よし!もう少し頑張ってみよう!』となったりしますが、1人だとどうでしょう。
意志が強くない人であれば『もういいかな』となってしまう人が多いのではないでしょうか。
その結果、やらなければいけないことも後回しになり手つかずの状態となってしまいます。
ですので、怠け癖がある人は、あなたのの好きな人、家族、友人と会話をしてみることをおすすめします。
失敗を極端に恐れてしまう
6つめの共通点は失敗を極端に恐れてしまう人も怠け癖がある人と言えます。
失敗に耐性がない人ほど、1回の挑戦で失敗したとたん急激に失敗することへの恐怖が強くなります。
成功すると信じて精一杯努力したのにも関わらず失敗すれば、当然落ち込みます。
そこで、失敗に耐性がある人は、『別の方法で試してみよう!』となるのですが、失敗に耐性がない人は『頑張ったって失敗するので頑張っても意味ないよね』となってしまいます。
その考え方になってしまうと徐々に仕事等で手を抜くようになります。
すると、当然中途半端な結果しか生まなくなり、その結果に絶望し再び手を抜くようになりどんどん怠けていってしまうという悪循環に陥ってしまうわけです。
ですので、失敗したとしても自分を責めすぎないことが重要になります。(後述してます)
怠け癖を改善する7つの方法
結論、怠け癖を改善する方法は以下の7つになります。
- 自分ではなく周りの人の幸せにフォーカスする
- 8タイプの怠け癖を認識しどれに属しているか知る
- あなたの人生の目的を再認識する
- 自分の仕事の価値をノートに書き客観的に評価する
- 怠けてしまうなら休憩を取って行動を変えてみる
- 過去の数字と比較してみる
- 優しさの力を認識する
では、こちらも1つ1つお伝えしていきますね。
自分ではなく周りの人の幸せにフォーカスする
僕は基本的に人間には怠け癖があると考えています。
事実、『自分のことだとついつい怠けてしまった』という経験を持っている人がほとんどではないでしょうか。
その怠け癖を改善するには、考え方を『人のために』とか『お客さんを喜ばせたい』と変えることがおすすめです。
すると、先延ばしにしていたことに対して自然と行動力が増えてきます。
例えば、あなたの好きな人を想像してみてください。
『あの人が喜んでくれるなら…』と考えると行動力が増えませんか。
普段は後回しにしていたことも、行動してしまうという人が多いと思います。
少し本題と離れますがそういう考え方を持っている人は幸せになっている人が多いです。
実際、アドラー心理学を創設したアルフレッド・アドラーもこのように言ってます。
どうしたらみんなを喜ばすことができるかを毎日考えるようにしなさい。そうすれば憂鬱な気持ちなど吹き飛んでしまいます。反対に自分のことばかり考えていたら、どんどん不幸になってしまいますよ
ただし、ここで1つ注意点があります。
それは、世の中にはあなたの善意を利用して私腹を肥やそうという人がいるということです。
『何かこの人は違うな…』と思ったら、すぐにその人から離れた方がいいでしょう。
8タイプの怠け癖を認識しどれに属しているか知る
怠け癖には大きくわけて8タイプあります。
- 混乱しているから・・・次何をしていいのかわからない
- 極端に恐れているから・・・私にはできない
- 悪い固定概念があるから・・・これに挑戦して失敗したらバカにされる
- 疲労感から・・・疲れすぎて何も行動できない
- 無気力から・・・特に何も気にしません
- 後悔するから・・・もう年齢的に今から始めても無理だよ
- 自分で怠け者と認識しているから・・・私は怠け者で何もできない
- 羞恥心から・・・怠け者になってはいけない
どうでしょう。どのタイプににあなたは分類されるでしょうか。
例えば、あなたが怠けてしなうは『疲労感から・・・疲れすぎて何も行動できない』だったとします。
その場合は、あなたに怠け癖があるのですはなく、単に身体が疲れているだけなので、休息を取れば解決したりします。
つまり、原因が何かを知れば自ずと解決策が見えてくるということです。
ですので、あなたがどのタイプに分類しているか認識することが大切です。
では、ここからタイプ別による考え方を書いていきますね。
1:混乱しているから・・・次何をしていいのかわからない
この場合は本当に次何をしていいのかわかっていないことが多いです。その時に取る行動は2つあります。
- その混乱を受け入れる
- 次に何をするか自問自答する
混乱はあなたにしかわかりません。
ですので、一旦その混乱を受け入れてまずは落ち着くことが大切です。
そして、ゆっくりと自問自答しましょう。『次は何をすると自分の人生は良くなるのか』、と。
2:極端に恐れているから・・・私にはできない
この恐怖は私達の行動をすべて抑制します。当然この状態のままでは次の行動を取ることはできません。
この時の対策としては、『何に恐れているのか』ということを見極め『それを取り除く』という行動をする必要があります。
3:悪い固定概念があるから・・・これに挑戦して失敗したらバカにされる
これは過去の僕も考えていました。ですが、このように考え方を変えると上手くいくようになったんですね。
それは、『誰も僕もことなんて見ていない』と。
実際、あなたの隣の人の服装は何かわかりますか。意識して見ない限り覚えていないでしょう。
実際、芸能人でのないあなたのことなんて誰も見ていないし、誰もあなたの失敗を覚えていないでしょう。そういう考え方を持つと行動しやすくなりますよ。
4:疲労感から・・・疲れすぎて何も行動できない
これは先程書いた通りです。決して怠け癖のため行動ができないのではありません。
心身ともにリラックして疲れを取り除いてあげると行動力が増えてきます。ですので、あなたに必要なのは身体を休めることですね。
5:無気力から・・・特に何も気にしません
無気力感はこの中で最もやっかいな状態だと思います。なぜなら、様々な原因があるからですね。
例えば好きでもないことをし続けていたり、理想とは違い生活を送っていたりなどすると、無気力感に苛まれたりします。
その対策方法は無気力感に抵抗しようとしないことです。
そして、一旦その状態から離れるためにもあなたの好きなことを考えてみることをおすすめします。
6:後悔するから・・・もう年齢的に今から始めても無理だよ
この後悔に関しては怠け癖ではなく単に言い訳を言っているだけになります。つまり、自分を信じきれていないことが原因だったりします。
ですので、あなた自身を信じることが『後悔』というタイプの人には必要になります。
そのためには、自分との約束を守ることが大切です。
小さい約束、例えば『朝は◯時までに起きる』など自分との約束を守ることを繰り返すと、自分自身を信じることができるようになります。
7:自分で怠け者と認識しているから・・・私は怠け者で何もできない
この状態は自分で自分を怠け者と決めつけようとしている状態です。
確かに人間なので怠けてしまうことはありますが、それはあなたを怠け者と定義しているわけではありません。
それを覚えておきましょう。
8羞恥心から・・・怠け者になってはいけない
『怠け者になってはいけない』と考えてしまう人は、怠け者になってはいけないと考えるのではなく、怠け者の自分を受け入れることによって行動しやすくなります。
先程も書きましたが人間誰しも怠け癖があると僕は考えています。受け入れてあげましょう。
あなたの人生の目的を再認識する
将来が不明確な人はどうしても現在どういう行動すればいいのかわからないため、徐々に怠けていってしまいます。
なぜなら、行動のためのモチベーションが長く続かないからですね。
その不安を取り除くには、自分自身と向き合い『どのように将来なりたいか』と考えあなた自身の目的を再認識することをおすすめします。
あなたの人生、10年後はどうなっていたいのか。そのためには5年後はどこまでたどり着いていなければいけないのか。
すると、『今するべきことは何か』という行動が明確になり、生活そのものを見直すことがあります。
その結果、怠け癖が治ることがあります。
ですので、もしあなたが将来に漠然とした不安を持っているのであれば、あなた自身の目的を再認識することをおすすめします。
自分の仕事の価値をノートに書き客観的に評価する
怠け癖がある人は、あなたがしている仕事の価値をノートに書いて客観的に評価することをおすすめします。
その時の書き方ですが、『何をしているのか』を書くのではなく『この仕事は自分の人生の目的にどういう価値を与えているのか』ということを書くようにしてみましょう。
例えば、
『私は営業マンでAという商品を売っている』と書くのではなく、『私は営業という仕事を通して、自分のコミュニケーションスキルを高め、人間関係によるストレスを軽減する能力を高めている。
なぜなら、ストレスの原因のほとんどが人間関係だから』。
という感じです。
このようにあなたがしている仕事を客観的に評価すれば、漠然と行動するのではなく『何のために』行動しているのか明確になります。
今回のはあくまでも一例ですが、ぜひ『この仕事は自分の人生の目的にどういう価値を与えているのか』ということを意識してノートにまとめてください。
怠けてしまうなら休憩を取って行動を変えてみる
あなたはこういう勘違いをしていませんか。それは、『仕事ができる人は怠けずにずっと机に座って仕事をしている』と。
これは大きな間違いで、仕事ができる人はずっと机に座って仕事をしている人は少なく、適度に休憩を取って仕事をしています。
そして、この休憩の効果は大きくずっと作業をしているよりも適度に休憩を挟む方が仕事の生産性が高まったりします。
事実、心理学者のエレン・ヘンドリクセン氏が行った研究では休憩を取ったグループと取らなかったグループでは、休憩を取ったグループの方が優れた仕事をしたという結果が残っています。
ですので、休憩を取るのは決して怠けているからではない、と認識し仕事をしたら小休憩をすることをおすすめします。
そして、その結果仕事へのモチベーションが高まり怠け癖が改善することになります。
ちなみに、僕の経験上90分ぐらいしたら15分〜20分程度の休憩を挟むと良いかなと思っています。
過去の数字と比較してみる
例えば、あなたが筋トレに挑戦していたとします。
ですが、2週間後やはり怠け癖が出てきてしまい、『今日はもういいかなと』となり怠けようとしてしまっとします。
その時は、筋トレを始める前に測った体重や写真を今の自分と比較することをおすすめします。
体重の変化を数字で認識する。
見た目を写真で認識する。
これはとても重要なことで、あなたのモチベーションを再度高めてくれます。
そして、その結果、怠け心がなくなり筋トレに励むことができます。
今回は筋トレを例に出しましたがダイエットでも、ウォーキング、仕事など何でも大丈夫です。
ですので、何かに新しく挑戦しているなら数字を残してみるのも怠け癖を改善する方法となるためおすすめします。
自分に厳しくしすぎない(優しくある努力をする)
何かに挑戦して失敗したとします。すると多くの人はそのことについて自分で自身を責めてしまいます。
その失敗を反省し分析して次のために改善することは大切ですが、責めすぎてモチベーションが下がっては意味がありません。
失敗して自分に厳しくしすぎない、というのはモチベーション維持のために重要です。
そして、そのモチベーションがあるから人間はまた行動しようとなるのです。
ですので、自分自身を責めすぎないということは怠け癖を治すためには必要になります。
怠け癖を治したい人におすすめの本
怠け癖を治したい人におすすめの本を紹介します。
世界的な名著である7つの習慣はあなたの日常に大きな変化をもたらせてくれます。
特に僕が好きなのは、第2の習慣に書かれている『ミッションステートメント』の作成と第5の習慣である『理解してから理解される』という項目です。
ぜひ、騙されたと思ってこの2つの項目だけでも読んでみてください。
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こちらも習慣の本なのでメンタリストDaiGoさんの著書です。圧倒的な行動量を誇るDaiGoさんはどういう考え方で過ごしているのか知ることができます。文章も読みやすくておすすめです。
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何でも先延ばしにしてしまう人にはこの本がおすすめですね。
特にめんどくさがりの人は読んでみるといいでしょう。
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アドラー心理学を一気に日本に広めたといっても過言ではない本です。
僕もこの本を読んでから嫌われることに対して怖くなくなりました。
人間関係がネックになって行動できない人は読んでみてください。
まとめ:怠け癖は自分を見つめ直し意識すれば必ず改善します
今回は、怠け癖がある人に共通する6つの原因と改善策を7つ紹介しました。
改善策の7つをまとめると、
- 将来の目的を明確にする
- 自分の行動を客観的に見る
- その行動の過程は数字を取るか写真を残しておく
- 失敗しても自分を責めすぎない
- 休憩はモチベーションを維持するために必要である
- 周りの人の幸せにフォーカスする
- 自分が8タイプのどれに属しているか知り改善する
ということになります。
怠け癖は誰にでもあります。ですが、その改善方法を知っている人と知らない人ではその後の行動に大きな違いが出てきます。
ぜひ1つでも思い当たることがあれば参考にして欲しいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。