2019年の最後に圧倒的敗北感を味わいました。
最近久しく味わっていない感覚です。
逆に言えば、僕がコンフォートゾーンにいただけなのかもしれませんが。
中国人の留学生彼とは1年ぶりの再会で圧倒的に差をつけられているのを感じました。
去年初めて会ったときも『この子はすごい』と感じ色々話をした記憶があります。
その時の印象が強く、『日本に留学中の中国人は本当にすごい』という印象持ちました。
その彼から連絡があり、再び宿泊したいと。
彼がどのように成長しているのか楽しみに待っていました。
ですが、会ってすぐに圧倒的に差がついているのがわかりました。
まず、僕が圧倒的に敗北感を味わったとこと。
- 日本語、中国語、英語が僕より話すことができる
- 日本語で僕に説明する内容が僕も納得してしまうぐらいの説得力がある
- 英語でアメリカ人を納得させる議論ができる
- 起業して自分のビジネスを持っている
- 大学院の単位を取り終わり卒業予定である
- 年齢が若い
- 夢が壮大
など。
例えば、言語。
中国語は母国語のため、当然完璧に話ができる。
次は日本語。
多少アクセントはあるものの他の日本人が話す日本語とほぼ変わりなし。
そして、英語。
まず、僕より全然話すことができます。
僕も他の日本人や第2言語が英語という海外の人と話をして、そこまで英語力が負けているという感覚は久しく味わったことがないのですが、今回の場合は圧倒的に負けを認めざるを得ない。
その理由が、圧倒的な語彙力と文法。
そして、その英語で話をする会話の内容。
さらに、アメリカ人をも納得させるレベルの議論が英語でできるということも。
または、英語のジョークでアメリカ人を笑わせることができる。
どの部分をとっても僕の英語力は彼には勝てない。
こんなに差を見せつけられたのは久しぶりでした。
また、それだけではありません。
彼は日本語もペラペラなんですね。
だから、彼が起業した話とかも日本語で僕に色々説明してくれました。
その内容がすごい。
3DプリンターやAI、ドローン、動画編集など多岐にわたります。
去年の話では、日本の動画をドローンで撮影。
そして、それを編集し中国の企業に販売して学費を稼いでいました。
今回は、大学院でデザイン工学を学んでいるため、自分でプロトタイプの商品を試作していました。
現在は、そのプロトタイプに改良を重ね、完全オーダーメイドの商品として販売しておりました。
この高単価で販売しているというところがポイントで、その技術の高さに僕だけでなく、アメリカ人やイタリア人もびっくりしていました。
ちなみに、その商品は幕張メッセにもイベントにも出展されていました。
さらに続きます。
僕は高卒です。
僕はプロミュージシャンを目指していたので、始めから大学を受験するつもりはなかったので、大学受験すらしていません。
ですが、彼は日本の大学へ行きそこから大学院へ。
当たり前ですが、すべて日本語での受験、講義、ゼミ。
これは海外の大学で英語でその専門分野を学んだ人はわかると思いますが、母国語以外で授業を学び、提出物を提出するって相当難しいんですね。
でも、彼はビジネスの片手間ですべて終わらせている。
単位もほぼ取り終わっているとのこと。
では、『卒業後は今しているビジネスで食べていくの?』と確認すると『いえ、起業は副業です。僕はもっとやりたいことがあるので、次はアウトドアの会社に就職するつもりです』とのお返事が。
アウトドアの会社は比較的副業に関して規制をしていないところが多いとのこと。
さらに、『起業はどうしても収入が不安定になりやすい』と彼。
この答えに2つの意見があると思います。
1つは、『何を弱気なことを言っているんだ!』という意見。
もう1つは『そういう選択肢もあるね!』という意見。
僕の考えは2つめの『そういう選択肢もあるね!』です。
なぜなら、収入が不安定ならば、まずはその不安定さを取り去る必要があると考えているから。
それには、努力をして収入を上げるという選択肢もあるかもしれませんが、それは不確定要素でしかない。
それだったら、確実に収入が得られることを選択肢、起業して作った企業を育てるというのもありだと考えているからですね。
だから、彼の考え方を否定するつもりはありませんし、むしろ応援したいと考えていたりします。
現実問題お金がないと起業に集中できません。
もちろん、背水の陣で挑戦するという人もいますし、成功することもあるでしょう。
そして、そういう成功話が世の中には本として溢れています。
ですが、その裏には成功できなかった人の話が成功話以上にある。
だから、まずは収入を安定させるという意見には賛成なんですね。
また、彼は年齢が若いんですよね。
僕も納得するレベルの話をする彼ですが、若干25歳です。
すごいですよね。
25歳のときの僕なんてアメリカでプロミュージシャンになるという夢をあきらめて日本に帰ってきたときでした。
とうぜん無職。
比較すると、本当にすごいなと。
そして何より、彼が話す夢や将来の規模が大きい。
自分の思考はどれだけ小さな殻に閉じこもっていたんだと。
圧倒的な差を見せつけられました。
もちろん、彼はフレンドリーで僕に対してもとても丁寧に接してくれます。
だからなのか、純粋に彼のことを応援している自分がいたりもします。
では、彼と比較して今年の僕はどうだったかというと、
- ブログ毎日更新
- サイトを3つ運営
- YouTubeに動画を少し投稿
- 民泊・ゲストハウスビジネスの収益が増える
- 日本経済新聞に掲載される
ぐらい。
去年と大きく変わっていなんですよね。
もちろん、ビジネスとしては成長していますし、収益も増えています。
ですが、それだけなんですよね。
彼のように最新技術を使ったビジネスをしているかというと違う。
彼のように語学が堪能かというとゲストハウスを問題なく経営できるレベルの言語レベルのまま。
彼のように学歴があるかというとそうでもない。
このような点から圧倒的な差がついたなと。
でも、なぜか嫉妬はないんですよね。
それよりも、1年後の再会が楽しみという感じです。
(1年後に「また来ます!」と旅立っていったので)
だから、この1年で追い越すだけかなと。
もちろん、彼も今よりも成長しているだろうし、もしかしたらますます差がつくかもしれません。
ですが、追い越せないことはないなと。
圧倒的な差は感じたけど、追い越せないことはないなと。
だから、自分自身の時間の使い方を考え、より成長できることにフォーカスしていきたいなと考えています。
2019年の最後にこのような経験ができて本当に良かった。
2020年が終わるころに、『今年もよく頑張った。数字も実績も予想よりも超えている』という状態を作りたいですね。
ひたすら行動あるのみ。
結果にフォーカスして頑張りたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。