このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 新規オープンした民泊やゲストハウスに手っ取り早く集客する方法
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
新しく宿泊施設をオープンしたのに集客できなくて困っているという人は多いと思います。
せっかく色んなアイデアを組み込んだり・・・と悩んでいたり。
そこで、今回のブログは僕が実際に試している民泊やゲストハウスに手っ取り早く集客する方法をお伝えしたいと思います。
結論からお伝えすると、
- 大義名分を掲げ値段を下げて集客する
- クチコミを集め改善をする
ということになります。
特に、この記事は
- これから民泊やゲストハウスを始めたいと考えている人
- 民泊やゲストハウスへの集客で悩んでいる人
にとって有益な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ちなみに、動画で説明を聞きたいという人はこちらからどうぞ!
新規オープンした民泊やゲストハウスに集客する方法
結論からお伝えすると以下の手順で行動します。
- 民泊やゲストハウスをオープンする
- OTAのサイトで値段を下げる
- タイトルまたは物件説明欄になぜ金額が安いのか説明する
- クチコミを集め物件を改善し続ける
という手順になります。
では、1つ1つお伝えしたいと思います。
民泊やゲストハウスをオープンする
まずは、物件がなければ何もならないので民泊またはゲストハウスをオープンします。
僕個人としてはこれから始める人は物件を借りて始めることをおすすめしていますが、物件を購入した人/しようとしている人でも大丈夫です。
ここでのポイントは家賃、または購入価格を抑えるということです。
この固定費の削減は本当に大切で、ここをしっかり考えて物件を選ぶことをおすすめします。
物件が決まっていつでもオープンできる状態になったら、OTAのサイトに登録しましょう。
OTAのサイトに登録する
OTAとは『Online travel Agency』の略で、簡単にお伝えすると、日本では
- 楽天トラベル
- じゃらん
- るるぶトラベル
さんなどで、海外の業者さんでは
- Booking.com
- Airbnb
- Expedia
- Hotels.com
さんなどが有名ですね。
民泊の代名詞と言えば『Airbnb』と言われているので、今回はAirbnbのサイトを登録したという前提でお伝えしたいと思います。
OTAのサイトで値段を下げて集客する
Airbnbへの登録が完了しましたら、ご宿泊料金の設定に入ります。
そこで料金を設定するのですが、あえてご宿泊料金を下げて集客を促します。
このように書くと、多くの人が
- 『値段なんか下げたら利益が出ないじゃないか』
- 『いきなり赤字なんてきつい!』
と思うかもしれません。
そして、値段を下げた結果赤字になる物件も出てくるでしょう。
もちろん、そうならない物件もありますが、当初予定していた利益を確保することは難しくなるかもしれません。
ですが、この値段を下げる目的は2つあります。
それは、
- クチコミの確保する
- お客さんの声を聞いて改善する
という目的になります。
良いクチコミの確保は民泊・ゲストハウスにとって必須
良いクチコミを確保することは民泊やゲストハウスの集客において非常に重要になります。
例えば、以下の物件を比較してみるとどうでしょうか。
- A物件・・・良いクチコミ100件
- B物件・・・クチコミなし
A物件、B物件とも同じ設備、間取り、料金であれば、ほぼ全員がA物件を選ぶでしょう。
つまり、良いクチコミを得るということは、集客に大きく響いてくることを意味しています。
そして、クチコミが集まっている物件は、『クチコミ=信用』となるためその後の集客のペースも早くなります。
もちろん、料金を下げずにそのまま営業しても大丈夫です。
ですが、その場合『宿泊数が増えない=クチコミを獲得できない』となるため、どうしても集客がスローペースになりがちです。(それを上回る設備の良さや立地があれば別ですが)
ですので、クチコミを獲得するペースを早めるためにも、オープンするとすぐに料金を一時的に下げることがおすすめです。
お客さんの声を聞いての改善する
ご宿泊料金を下げる目的のもう1つが改善です。実際にご宿泊いただいたお客さんは、様々な印象を持ちます。
そこで『実際に宿泊してみてどういう印象を持ったか』というのを素直に聞いてみましょう。
ここでの質問の仕方のポイントは『より良い物件にしたいので正直に教えてほしい』という一言を付け加えると、本心を話してくれやすいです。
すると、『良かったけど〇〇があった方がよかった』とか『◯◯はイマイチだった』など教えてくれます。
その答えが聞けたらあとは改善するだけです。
民泊やゲストハウスに集客するためには『良い』クチコミが必須です。
だから、早い段階でお客さんの意見を聞いて改善を続けることによって、良いクチコミを得やすくなります。
この流れをまとめると、
- 料金を安くして宿泊してもらう
- お客さんの声を聞いて改善する
- 少しずつ良いクチコミが集まる
- ある一定数良いクチコミを獲得したら料金を本来の値段に戻す
ということになります。
ですが、ここで多くの人が間違っているポイントがあります。
それは何も記載せずに料金だけ下げてしまうパターンです。
タイトルまたは物件説明欄になぜ金額が安いのか説明する⇒大義名分は重要です
お客さんがあなたの民泊やゲストハウスを選ぶのは、あなたの物件だけを探して選ぶわけではありません。
ここを勘違いしている人が多いので注意が必要です。
お客さんは他の物件とあなたの物件を比較して相対的に判断して予約を入れるわけです。
つまり、他の物件が1泊1万円で販売しているのに対して、もしあなたの物件が1泊1000円で販売していたらどうでしょう。
不信感しかわきませんよね。
- 『えっ!?ここ大丈夫?』
- 『なぜこんな値段なの?危ない物件じゃないのかな』
- 『過去何かあった物件だからこの値段しか付けることができないのでは?』
という声が聞こえてきても不思議ではありません。
だから、そこで大義名分を必ず物件名、または物件の概要欄に付け加えるようにします。
ちなみに、大義名分とは辞書を調べると以下のように定義されています。
人として(臣民として)守るべき節義と分限。 行動のよりどころとなる正当な理由。引用元:Oxford Languages
そして、今回僕がお伝えしている大義名分とは、2の『行動のよりどころとなる正当な理由』という意味になります。
だから、例えば
- オープン記念
- オープン感謝記念
- クチコミ獲得100件記念
- リニューアルオープン記念
など、どうして今値段を下げているのか明確に表示する必要があります。
すると、お客さんの考えの中には『なるほど!今値段が他と比較して安いのはこういう理由があるからなのか』とわかるため、安心して予約を入れることができるというわけです。
ですので、オープンしたから値段を下げるのではなく、『どういった理由で今値段を下げているのか』ということを必ずあわせて明記することが大切です。
そして、ご宿泊いただきお客さんの声を聞いて改善していきましょう。
まとめ:民泊やゲストハウスの集客には大義名分と料金設定が重要
今回は、オープンした民泊やゲストハウスに手っ取り早く集客する方法についてお伝えしました。
まとめると、
- 民泊やゲストハウスをオープンする
- OTAに登録する
- ご宿泊料金を下げる
- 物件名、または物件概要になぜ料金が下がているのか記入する
- お客さんからクチコミを集める
- お客さんの改善要望に対してすぐに行動する
ということになります。
新規オープンした民泊やゲストハウスは、始めの段階で良いクチコミやお客さんの声を集め改善した方が、長い目で見たときに集客しやすくなり利益にも大きく影響が出ると僕は考えています。
ぜひ、騙されたと思って挑戦してみてくださいね。
ちなみに、今回ご紹介した方法は、あくまでも1つの例であり僕の実践している方法は他にもあります。
定期的にブログやYouTubeでも公開していくので、ぜひ楽しみにしていてください。
ちなみに、僕が経営している徳島県鳴門市にあるうずしおゲストハウスの近くの観光施設は2つあります。
- 鳴門の渦潮
- 大塚国際美術館
それぞれの特徴は別の記事にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
渦潮のことについてはこの記事に書いています。
関連記事>>>鳴門の渦潮のベストな時間帯とその2種類の見学方法を解説【徳島県】
大塚国際美術館のことについてはこちらの記事に書いています。
関連記事>>>大塚国際美術館へのアクセス方法は?車や公共交通機関での行き方を解説!
関連記事>>>【実体験】大塚国際美術館へ行った人の口コミのまとめてみた!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。