このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 民泊・ゲストハウス開業に必須なもの
- 民泊・ゲストハウスのお客さんに喜んでもらえるもの
- 購入して必要なかったもの
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
ブログやYouTubeで民泊やゲストハウスのことを発信していると、開業に様々なお問い合わせをいただきます。
例えば、こんな感じ。
そこで、今回は僕の実体験から民泊・ゲストハウスを開業するにあたって準備するものについてお伝えします。
結論からお伝えすると、
- 民泊・ゲストハウス開業に必須なものは6つ
- あればお客さんが喜んでくれるものは6つ
- 購入して微妙だったものはスリッパ
- 始めからホームページは必要ない
- ダイニングテーブルは必要ない
という内容になっています。
特にこの記事は
- 民泊やゲストハウスを開業したいと考えている人
- 民泊やゲストハウスを経営しておりお客さんの満足度をより高めたいと考えている人
にとって有益な内容となっているのでぜひ最後までご覧ください。
民泊やゲストハウス開業に必須なもの
結論、民泊やゲストハウスの開業に必須なものは以下の6点です。
- ①民泊やゲストハウスとして利用できる物件
- ②その物件の営業許可証
- ③ベッドやお布団などの寝具
- ④シャンプーやコンディショナー等のお風呂セット
- ⑤Airbnb等の宿泊仲介サイトのアカウント
- ⑥SNSやブログなどの無料で使用できるサービス
民泊やゲストハウスとして利用できる物件
まずは、なんと言っても物件が必要です。これがないことにはいくら『民泊を始めたい!』とか『ゲストハウスを経営したい!』と考えても仕方がないからですね。
ただし、ここからが重要なところ。
それは、もしあなたの預貯金が少ないのであれば、家賃を高くして固定費を上げることは絶対におすすめしません。
無理にきれいな物件を選んだり、駅からの距離を気にして駅近の物件を選んだりすると、一気に家賃が高くなり経営が傾く可能性があります。
また、内装に極端にお金をかけたり、ただ『空き家があるから』というだけで始める人も失敗する確率が高くなります。
物件の選び方は以前書いたブログにまとめていますので、あわせて読んでみてくださいね。
関連記事>>>ゲストハウス経営がブームですが失敗する人が多く注意が必用です!
民泊やゲストハウスの営業許可証
人を宿泊させるためには、旅館業法等の許可が必要になります。物件を持っているだけでは、宿泊業をすることはできません。
もし、この許可を得ずに宿泊させると宿泊業としては違法になりますので注意が必要です。
ちなみに、個人的におすすめなのは、『簡易宿所』の許可です。
住宅宿泊事業法(民泊新法)が2018年の6月に施行されましたが、個人的には簡易宿所が取れない場合のみ使うことをおすすめします。
ただ、民泊新法で許可(正確には届け出でOK)をとっている物件には2つデメリットがあります。
- 宿泊上限が180日まで
- 2ヶ月に1回定期報告をしなければいけない
という点ですね。
僕もこのルールを守って経営していますが、はっきりいって180日を超えないようにするための日数の調整や、定期報告はかなりめんどくさいです。
ですので、できるだけ『簡易宿所』で許可を取るようにしましょう。
ちなみに、許可を得るには消防署から『消防法令適合通知書』もあわせて取る必要があるので、覚えておいてくださいね。
ただ、ウィークリーマンションや普通の賃貸はこういう旅館業の許可は必要ないんですけどね。不思議ですね。
では、簡易宿所を取得するために気をつけなければいけないポイントは、用途地域です。
詳しくはこちらの動画で解説していますのでご覧ください。
宿泊するお客さんのためのお布団などの寝具
物件とその営業許可を取得できたら次は、お客さんが寝るためのお布団などの寝具を用意しましょう。この寝具は宿泊業をするなら必須ですよね。
そこでこういう質問をよくいただきます。
[voice icon=”https://binarysupport-club.com/wp-content/uploads/2020/07/翔太.png” name=”質問者” type=”l”]ベッドとお布団はどちらがいいですかー[/voice]
僕はお布団がおすすめです。なぜなら、
- 金額や安い
- 可変性がある
という理由からです。
ベッドよりもお布団が安い
まず、ベッドを購入しようとすると、ベッドフレームでそれなりのお金が飛んでいきます。さらにマットレス、シーツ等の費用も。これはもったいないですよね。
でも、お布団ならベッドフレームがない分金額を抑えられるというわけです。
また、宿泊者の要望を聞きながら需要があると思えばベッドを選択するという考え方もできます。
ですので、開業し順調に利益が確保できるようになってからベッドに変更してもいいのかなと考えています。
お布団はベッドよりも可変性がある
そして、2つめの可変性があるというのがかなり重要です。
これから開業する宿ってどういうお客さんが来るかわかりませんよね。
でも、ベッドを購入し組み立ててしまうとなかなか移動ができない。配置換えにも場所を取ってしまう。
そして、何よりそのスペースが寝るための場所としか活用できなくなります。
でも、お布団であれば、寝るまでたたんでおけばそのお部屋を自由に使うことができますし、お部屋の模様替えもスムーズにできます。
さらに、小さいお子さんがよく泊まるのであれば、ベッドではなくお布団を選びます。
つまり、民泊やゲストハウスを開業しお客さんの層を見極めてからベッドにしてもいいんじゃないかなってことですね。
ですので、ベッドがお布団で迷っている場合は、お布団を選択することをおすすめします。
お布団を選択した場合のデメリット
ただ、お布団を選んだ場合のデメリットがあります。
それは、
- ベッドメイキングがしにくい
- 髪の毛がよく目立つ
ということですね。
ベッドだと腰の位置でお布団のセットをすることができますが、お布団だとどうしても中腰の姿勢にならなくてはいけません。
夏場はお布団が薄いので問題ありませんが、冬場は夏場と比べお布団が重くなる傾向があるので、腰の負担が増えます。
男性はまだ大丈夫かもしれませんが、女性にはかなり重労働になるかなと。
また、お布団は目線が床に近いため『髪の毛が目立つ』こともあります。ベッドだと目線がそこまで低くならないんですが、お布団はすぐ畳(床)ですよね。
だから、目線が畳に近い分髪の毛が落ちていた場合目立ちます。
そして、その結果『清潔ではない』とか『寝室に髪の毛が落ちていました』と口コミにかかれる可能性があるんですね。
もちろん、しっかり掃除をすればいいですけどね。けどね・・・僕も自分で掃除をしていますが、かなりしんだいですね。仕事とわかっていてもしんだい。
口コミに書かれるとわかっていてもしんだい。でも、掃除を一生懸命しますけどね。
こういう心の葛藤が起こったりするのもデメリットかなと考えています。
シャンプーやコンディショナー等のお風呂セット
寝具と同時に用意するがお風呂セットです。
最低限用意するのは
- シャンプー
- コンディショナー
- ボデイソープ
の3点です。
そして、ここからちょっとしたポイントなのですが、僕も色々使ってきましたが、業務用よりも少しだけいいブランドのシャンプーがおすすめですね。
なぜなら、女性のお客さんのテンションが上がるから。『うわー!このシャンプー使ってみたかったんだよね』とか。
それだけで、いい口コミをゲットできる可能性があります。
僕も現在髪を伸ばしていますが、『シャンプーが良かったらハッピーになる』と気づいたのは、髪を伸ばし始めてからですね。
僕の長髪の話しはこちらの記事をご覧ください。
関連記事>>>短髪メンズ必見!長髪にするまでの期間と8つのデメリット【写真あり】
この『シャンプーが良かったらハッピーになる』というのは、髪の短い男性の人が気づかない点なんですよね。
本当に、シャンプーがいいとねそれだけでハッピーになったりします。
何回も書いてますがほんとですよ。
だから、業務用よりは値段が少し高くなりますが、少しだけなら贅沢してもいいかなと思います。
Airbnb等の宿泊仲介サイトのアカウント
最低限の用意が揃ったら写真を撮影しAirbnb等の宿泊仲介サイトに登録します。いわゆるOTA(Online Travel Agency)です。
なぜなら、いきなりあなたの宿のホームページに直接アクサスする人はいないからです。(ホームページの件は後述しています)
あなたの物件を1番始めに見つけるのは、宿泊仲介サイトです。
例えば、
- Airbnb
- Booking.com
- expedia
- 楽天トラベル
- じゃらん
などですね。
簡単に言うと、OTAとはは宿泊希望者と宿泊書をマッチングしてくれるサービスになります。
ですので、営業許可を取ったら写真を撮影して宿泊仲介サイトに登録しましょう。もちろん、無料で掲載することができます。
ただし、ここで1つポイントがあります。それは、写真をキレイに撮るということです。
なぜなら、お客さんはあなたの宿泊施設の
- 価格
- 立地
- 写真
- 掲載している文章
であなたの宿に宿泊するかどうか決めます。※継続していけばクチコミも重要な判断材料になります。
その重要項目である写真を舐めてはいけません。キレイに撮影することで一気に予約が増えたりします。
僕自身は始め友達のカメラマンに撮ってもらい、その後は自分で撮影するようにしています。
ですので、良いカメラで(でもわざわざ高いものを購入する必要はなし)撮影することをおすすめします。
SNSやブログなどの無料で使用できるサービス
SNSはぜひ活用しましょう。
- インスタグラム
- YouTube
- TikTok
- ブログ
など。
僕もすべてアカウントを持っており、現在試行錯誤しながらフォロワーを増やしています。
特にその中でおすすめなのが、
- インスタグラム
- YouTube
の3つです。
facebookももちろん悪いわけではないですが、そこまでかなという印象を最近持っています。(どのお客さんの層をターゲットにするかにもよりますけどね。)
あと、もう少し今の中高生が大きくなってきたらTikTokも活用してもいいかもしれませんね。
また、このブログのように有料で始めなくてもいいので、無料ブログを作成することをおすすめします。無料ブログだったらアメブロでいいかなと思います。
ブログはどうしても待ちの手法になりますので、自分から発信できるSNSを活用して集客することがおすすめですね。
以上、民泊やゲストハウスを開業するにあたって基本的に用意するものは、この6つがあれば問題ないでしょう。
ですが、やはりこれだけでは宿泊者さんの満足度は高くならないと思いませんか。
『確かに泊まることは泊まれるが・・・』と。
ですので、これから紹介するものは、『あればより宿泊者さんの満足度を高めるもの』になります。
ご予算にあわせて準備してみてくださいね。
民泊やゲストハウスにあればより宿泊者に喜んでもらえるもの
結論、あればお客さんの満足度が高まるのは以下の6つです。
- 無料貸し出しタオル
- アメニティ関係
- キッチンの料理器具や食器等
- Wi-Fi
- テレビやDVD等
- トランプや漫画、ゲーム等
無料貸し出しタオル・バスタオル
タオルの無料貸し出しはお客さんとても喜んでくれます。有料にしているところが多いですが、僕は完全無料派です。
なぜなら、これは僕の実体験からきているからです。
僕がヨーロッパを放浪の旅をして気づいたことなんですが、『タオルって濡れた状態で持ち歩くとかなり臭い』って気づいたんですね。
1日、2日じゃないですよ。何日も半乾きの状態のタオルってかなり臭いんですよね。
それで、シャワー後身体を拭かなければいけない。苦痛そのものでした。
もちろん、あなたの民泊やゲストハウスに全員が何泊もするわけではありません。
ですが、それでもタオルやバスタオルの無料貸し出しサービスはお客さんが喜んでくれるのでおすすめです。
でも、やはりこれもデメリットが。
それは、
- 洗濯に時間がかかる
- いい匂いじゃないと逆にクレームになる
というもの。
このあたりは十分気をつけたいところですね。
アメニティ関係も満足度を高める
アメニティ関係が充実していると、宿泊者さんの満足度を高まります。
例えば、
- 歯磨き粉付き歯ブラシ
- T字型カミソリ
- くし
などを筆頭に、
- コスメアイテム
- ヘアアイロン
- ボディクリーム
等の美容商品も人気が高くておすすめです。
ですが、ここで最も重要なことをお伝えします。それは、利益が出る前に先行投資しすぎないということです。
『あれもこれも揃えたい!』という気持ちはわかりますが、でも、揃えたからといってお客さんの予約が入るとは限りません。
そうなると、貴重なお金をドブに捨てているのと同じことです。
だから、今あるものを有効に使いつつ、本当に必要なものだけ少しずつ買い揃えることがおすすめです。
そして、それが評判となりお客さんがクチコミに書いてくれるようになるとお客さんが少しずつ増えてくるのでそれまで我慢することも大切ですね。
キッチンの調理器具や食器等
民泊やゲストハウスで調理したいという人もいます。
ですので、
- 食器
- フライパン
- お鍋
- 調味料
- 電子レンジ
- オーブン
- 電気ポット
などを揃えておくとお客さんが喜んでくれます。
特に、電子レンジは用意してあげると親切かなと思いますね。
僕が経営している貸切り型のゲストハウスではよくカップルさんにご宿泊いただいております。彼女さんが彼氏さんに手料理を作る。
そういう感じで利用されています。
そこで、もう1つ用意しておくとおすすめなのが調味料です。
調味料って1つ購入するのはもったいないですよね。
だから、こちらで用意しておく。するとお客さんは『調味料買わなくてよかったー』となりますので、それをクチコミに書いてくれたりします。
すると、そのクチコミ見た別のカップルさんが『無駄な調味料を買う必要ないのだったらここにしようか』となり、予約が入ってきたりします。
ですので、調味料はそこまでお金がかからないので揃えることをおすすめします。
ただし、気をつけなければいけないのが火災です。
だから、僕がしている民泊やゲストハウスではガスコンロは使用せずにIHを使用するようにしています。
ちょっとのことですが、火災は命に関わるところなので、十分気をつけたいですね。
Wi-Fiは必須と言ってもいいが・・・
個人的にはWi-Fiなしの生活なんて考えられません。
例えば、以下の2つの宿泊施設があったとします。
- 1泊3000円 Wi-Fiなし
- 1泊4000円 Wi-Fiあり
であれば、僕は間違いなくWi-Fiありの施設に宿泊します。
それぐらい僕にとっては必須なんですね、Wi-Fiが。でも、ご年配のお客さんの多くは『必要ないよ』とおっしゃる方も多いですね。
つまり、その人がネットを使う人かどうかによって需要は変わってくるということなんですね。
ただ、それも踏まえた上で予算に余裕がある場合は、可能な限りWi-Fiを導入することをおすすめします。
テレビやDVD等
若い人はYouTubeがあるので、テレビやDVD等は必要ないという人は多いですね。
逆に、ご年配の人は『えっ!?テレビないの?』と言う人が多いです。若い人と逆なんですね。面白いですよね。
僕はどうしてるかというと、以前していた民泊ではつけていませんでした。
理由は、宿泊者のほとんどが若い人と海外の人だったからですね。
では、今している宿泊施設ではどうしているかというとテレビとDVDプレイヤーは用意しています。※DVDプレイヤーがない宿泊施設もあります。
理由は小さいお子さん連れのご家族やご年配の方もご宿泊されるからですね。
ご年配の方からすると『テレビがない=評価が悪い』となり悪いクチコミを書かれるケースが稀にあります。
こういうのは『もったいないな』と考えているので、テレビを用意するようにしています。
トランプや漫画、ゲーム等
トランプや漫画もあればお客さんの満足度は高まるかもしれません。
なぜ、『しれません』と書いたかというと、宿泊する人によるからです。
具体的に言うと、1人旅の人なのか、友達と来ている人なのか、家族で来ている人なのかによって違うからです。
1人旅の人は漫画を読む可能性はありますが、逆に友達と来ているのに漫画を読むというのは考えられないですよね。
また、宿泊日数によっても変わってきます。
1泊より2泊、2泊より3泊の人の方が時間に余裕があるため、漫画を読む可能性は高くなります。
だから、個人的には『お客さんの行動や対話の中から必要と感じれば用意すればいいんじゃないかな』と考えています。
人によって評価が分かれるもの:スリッパ
人によって評価が分かれるものにスリッパがあります。
スリッパは嫌がる人も多いので注意が必要かなと思っています。
一応目の前で用意をしますが、僕は決して強制はしません。『よかったらお使いください』ぐらいの声掛け程度です。
だから、使わない人は使わないですね。出してもスリッパがそのままのこともあります。
お客さんにとって必要だったら使ってもらってますし、いらないのと判断されているのであればそのままだったりまします。
これを強制にしたり強い口調で伝えてしまうと『履きたくないのに強制された』となりお客さんの気分は損なわれてしまいますよね。
お客さんが求めていないものは強制しない。これは注意した方がいいですね。
ホームページもあればいいが必須ではない
ホームページは先程も少し書きましたが、予算に余裕がある場合は作ってもいいでしょう。
ただし、業者さんに頼んで何十万円で作ることは絶対にやめましょう。
僕の経験上、ビジネスの初期段階でホームページにお金を使うのは無駄です。
もちろん、わかるんですよ。『きれいなホームページを持ちたい!』という気持ちも。
でも多くの人が誤解をしていますが、そのホームページは作っただけではお金を生まないんですね。
理由は、初期段階では集客に役立たないからですね。
ホームページはあくまでも受けの姿勢です。そこへ集客を促す導線が必要です。
例えば、
- SNS
- ブログ
などからホームページへ集客しましょう。
だから、まずはSNSやブログを育てることが重要になります。
SNSを育てて宿泊仲介サイトへお客さんを誘導してもいいと思います。
だから、そこにお金をかけるのはあとからでも十分かなと。または、無料でホームページを自作てきるサイトもあるので、それを利用してもいいですよね。
僕のビジネスの基本的な考えは『小さく始めて大きく育てる』ということです。
ただ、ホームページ経由で予約を取得するメリットは2つあります。
それは、
- OTAに手数料を払わなくていい
- キャンセルされにくい
ということです。
OTAに紹介手数料を払わなくていい
OTA経由の予約はどうしても手数料が発生します。これは成功報酬なので宿泊後OTA側から請求が来ます。
そのパーセントはざっくりですが10%前後です。
そのかわりホームページ経由の予約はOTAが間に入っていないので手数料が発生しません。
ですので、手数料を払わなくていいというわけです。
ホームページ経由の予約はキャンセルされにくい
また、2つめのメリットとしてキャンセルされにくいというのもあります。
ホームページでここに泊まるメリットやなぜここに泊まると良いのかということを知ってご予約いただいたお客さんはあまりキャンセルされません。
僕の経験上やはりホームページ経由のお客さんのキャンセル率は低いですね。
ですので、そういうメリットがあります。
ただ、それはホームページにアクセスが集まるようになってから。
まずはSNSやブログ等の無料で始めることができる媒体を育てることをおすすめします。
民泊やゲストハウスの準備で必要ない可能性があるもの
ダイニングテーブルと椅子
今から説明する内容は民泊やゲストハウスの規模によります。
先程も書きましたが、僕の基本的な経営の考え方は『小さく始めて大きく育てる』というもの。
だから、これから民泊やゲストハウスを開業したいと考えている人は、こじんまりした民泊やゲストハウスから始めることをおすすめしています。
そして、コンパクトな宿泊施設には、
- ダイニングテーブル
- 椅子
は必要ないと考えています。
なぜなら、かなりスペースを取るので邪魔になるからですね。それよりも、座布団とローテーブル(折りたたみ可)でいいと考えています。
意外とこの点に気が付かない人が多いんですよね。そして、揃えてしまってから『しまった!』となります。
ダイニングテーブルと椅子を揃えるとそれなりのお金がかかります。
ですが、使わないのであれば投資したお金は無駄になります。
だから、ダイニングテーブルと椅子が本当に必要かどうかは物件の規模や、ターゲットとなるお客さんのことを考えてからでも十分。
むしろ、お客さんに『ダイニングテーブルと椅子いりますか』とアンケート取ってからでもいいと思いますよ。
需要があれば揃えた方がいいですし、需要がなければ揃える必要はないと考えています。
まとめ:民泊・ゲストハウス開業のための必需品は6つ
今回は民泊やゲストハウスを開業するための必需品にについて解説してみました。
まとめると、
- 民泊やゲストハウスの必需品は6つ
- あればお客さんが喜んでくれるものは6つ
- スリッパは強制しない
- ホームページ経営が安定してからでもOK
- 小さい宿から始めた方がいいためダイニングテーブルはいらない
ということになります。
今回は民泊やゲストハウスの開業にあたって紹介したものは、僕が実践している中の一部です。
実は、まだまだあります。ほんとまだまだです。
ただ、ありますが、全部書いていくと3万文字を超えそうなので、一旦ここでストップしたいと思います。
※このブログで現在約約1万文字です。
僕が用意している細かい他の備品等は、お客さんの意見を聞いて用意しているものがほとんどです。
その会話の中から『あっ!』とヒントを得たものを用意したりしていますね。
そして、これからもお客さんとは話をしていくので、どんどん新しいアイデアが生まれると思います。
関連記事>>>ビジネスが成長するためのヒントは顧客との何気ない会話の中にあり!
最近はアロマ対応の加湿器がお客さんからの評価が高いですね。
また、僕自身が実際他の民泊やゲストハウスにも宿泊して情報を集めています。良いと思ったものは即取り入れたり。
だから、会話からのヒントと実際の僕の体験で得たものを少しずつ施設に反映させてもいます。
だからこそ、建物や設備が古いけど満足度が高く口コミが地域No.1のゲストハウスを運営できていると思います。
これからも会話をしつつ、お客さんのことを考えてよりよい宿泊ができるように価値提供をしていきたいと考えています。
この記事が少しでもこれから民泊やゲストハウスを始める人の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
公式ホームページ>>>うずしおゲストハウス
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。