こんにちは。
木内(きのうち)です。
僕はビジネスをする上で注意していることがあります。
それは『複数の収入源を持つ』ということです。
なぜなら、このブログを書いているのは2019年2月現在、コロナウイルスの話が毎日のように続いており、それに伴って観光客が激減し多くの宿泊施設が影響を受けているからです。
事実、僕自身も先日このようなツイートをしました。
他の収入源を持つ重要性。
宿泊業をしていますが、外的要因に影響されるビジネスですね。自分の努力は一瞬で吹き飛びます。幸い中国人がほとんど来ない徳島県の鳴門市なので影響はほぼ0ですが。(去年の数字と比較して)
外食業や宿泊業をする人は他のビジネスでもマネタイズしておくことが重要です https://t.co/4WVLb3ydtE
— 木内健介 民泊・ゲストハウス経営中 (@kensukekinouchi) February 8, 2020
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他の収入源を持つ重要性。
宿泊業をしていますが、外的要因に影響されるビジネスですね。自分の努力は一瞬で吹き飛びます。幸い中国人がほとんど来ない徳島県の鳴門市なので影響はほぼ0ですが。(去年の数字と比較して)
外食業や宿泊業をする人は他のビジネスでもマネタイズしておくことが重要です
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そこで、今回のブログは宿泊業を含む水商売系の人は『他の収入源を持つことが重要』ということについて僕の実体験を交えて解説したいと思います。
最後まで読むと、他の収入源を持つ強みについてわかっていただけると思います。
宿泊業を含む水商売は他の収入源を持つことが重要
なぜ、宿泊業を含む水商売の人は他の収入源を持った方がいいかというと、『水商売は外的要因をモロに受けやすいビジネス』だからです。
その理由を説明する前に前提となる水商売とは何かについてお伝えしたいと思います。
水商売とは収入が不安定なビジネスやそれに従事する人のこと
水商売についてwikipediaで調べてみました。
水商売(みずしょうばい)とは、先の見通しが立ちにくく、世間の人気や嗜好に大きく依存し、収入が不確定な業種や職業、およびそうしたものに従事する人を指す日本の俗語である。なお、日雇い労働者、農家、漁師など、人気や嗜好以外の要因で収入が安定しない職や働き方を含まない。
引用元:wikipedia
もっと簡単にまとめると、
- 外的要因をモロに受けて収入が増減するビジネス
ということが言えます。
つまり、あなたが努力したところで外的要因の影響を受け、一気に売上が減る可能性があるビジネスなんですね。
そこで、僕がしている民泊やゲストハウスなどの宿泊業を例にあげて解説したいと思います。
宿泊業界はコロナウイルスで悲鳴状態!倒産もある
[voice icon=”https://binarysupport-club.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-28-9.14.02.png” name=”はるかさん” type=”l”]中国人観光客が多い地域には旅行に行きたくないかな・・・[/voice]
実は、先日ツイッターで気になる投稿を見ました。
それがこちらです。
【悲報】コロナウイルスにより、京都のホテルの価格が異次元に突入. pic.twitter.com/rizlUd9hbG
— いきなり若旦那@大和屋別荘 (@HUNTER___HUNTER) February 8, 2020
この内容を完結にまとめると、
- コロナウイルスの影響をモロに受けて京都の宿泊施設が1泊10円〜販売している
ということなんですね。
あれだけ賑わっていた観光場所なのにです。
そして、この原因は2つあると考えています。
1つは、中国人観光客が減ったこと。
もう1つは、中国人観光客が多い場所には行かないという日本人や中国以外からの観光客が減ったことですね。
当然、このままの状態が続けば宿泊施設は倒産が発生するでしょう。
特に、沢山資本を入れて設備投資をしている施設では、そのスピードが早いのではと思います。
1泊10円で宿泊客を受け入れても赤字になるだけ
では、どうして倒産するかもしれないのに、儲からない1泊10円等の金額で宿泊客を受け入れるのか。
僕の考えはこうです。
1つは、話題作りのため。
もう1つは口コミ獲得のためかなと。
すべての状況を調べたわけではありませんが、こういうお部屋1つあるだけでも話題になりますよね。
それを見て、他のお部屋を予約するかもしれません。
実際このようにツイッターでバズっているので、広告効果としては非常に高いと思います。
[voice icon=”https://binarysupport-club.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-28-9.14.02.png” name=”はるかさん” type=”l”]確かに私のタイムラインにもこのツイートが流れてきました☆[/voice]
また、宿泊してくれるとその宿泊者から口コミをもらえたりします。
当然、こんな時期は閑散期になるので、他にうるさい人がいなく快適に宿泊することができるでしょう。
そして、このお値段。
快適な宿泊+格安なお値段で良い口コミが期待できますよね。
その結果、一時的には赤字になったとしても、将来への投資と割り切ってこの価格設定にしている可能性もあります。
ただ、こんな経営をしていたらいつかは倒産してしまうのも事実。
外的要因によって今までの努力が一気に吹き飛ぶのが宿泊業を含む水商売だったりします。
あなたの努力など関係なく外的要因で一気に商売が悪化する傾向にあるのが水商売
宿泊業を含む水商売は、あなたが今まで努力してきた内容関係なく、外的要因によって一気に商売が悪化するビジネスだったりします。
- 『こんなに頑張ったのに』
- 『あれだけ資本を入れて勝負をしたのに』
- 『順調だったのに急にお客さんが来なくなった』
と嘆いても、どうすることもできません。
もちろん、宿泊業だけでなく、観光客に依存している水商売も同じですね。
例えば、ある記事ではアメリカの中華系のレストランでは、お客さんが全然入らないという記事も見ました。
※これは本当かどうか調べていませんが。
倒産とは、会社の現金がなくなったら起こります。
早い人だと半月。
遅くても1ヶ月〜3ヶ月以内に倒産すると言われています。
逆に言えば、会社の現金さえ手元にあれば倒産することはないということなんですよね。
だからこそ、宿泊業を含む水商売している人は、それ以外の収入源の確保が必要だと僕は考えています。
倒産しないためにも複数の収入源を持っておくことが重要
僕自身現在3つの収入源から収入を得ています。
- 宿泊業
- ネットビジネス
- 投資
ですね。
この3つから定期的に収入を得ています。
仮に、宿泊業で苦戦したとしても、他の2つの収入源が補填してくれるという状態です。
もちろん、こうならないためにもそれぞれの売上を伸ばす経営努力をしていますが。
ただ、このように書くと『一気に3つの収入源を持つ』と考える人もいますが、個人的には1つ1つ持っていってもいいのかなと思います。
なぜなら、一気に3つ持つとどれも中途半端になり結果が出にくいからですね。
僕の場合は、始めに不動産や太陽光投資を始めました。
理由は、僕は元住宅や不動産会社で働いていた経験から、一般の人よりも勉強しているため詳しかったからです。
また、宿泊業も未経験の状態でしたが、約1年集中してノウハウを習得し2年目には3店舗まで増やすことができました。
そして、ネットビジネスでも同じですね。
つまり、複数の収入源を持つことは重要ですが、増やし方があると考えています。
ただし、全員がこの方法で上手くいくかというとそうではないと思っています。
なぜなら、人によって使える経営資源が違うからですね。
だから、資金がある人にとっては、従業員を雇って一気にどのビジネスも発展させていくことが可能だと思います。
逆に、僕のように少資本でビジネスをしている人は、1つ1つリスクが少ない方法で収入源を確保するのがおすすめですね。
収入源が複数あると心の安定につながる
僕自身も経験していることですが、やはり複数の収入源を持つと心のゆとりが生まれます。
このゆとりが実は非常に大事だと考えています。
さらに言うと、収入源が複数あるからこそ、何かあったときのリスクヘッジとなります。
簡単に書くと、
- 収入源が複数ある
- 心のゆとりが生まれる
- 視野が広くなる
- 収入が複数あるため挑戦しやすい
- 挑戦するからこそ成功もしやすい
という状態ですね。
詳しくは以前書いた記事に書いているので、収入源を複数持つメリットについて知って欲しいと思います。
もちろん、デメリットについても書いてますよ。
⇒収入源を複数持つと生活が安定する!?そのメリットとデメリットとは?
最後に
今回は宿泊業を含む水商売は他のビジネスからの収入を持つ重要性についてお伝えしました。
このブログをまとめると、
- 水商売は外的要因をモロに受けるため倒産リスクが高い
- 倒産しないためには現金を持つことが重要
- 水商売以外の収入を持つことでリスクヘッジになる
- 収入源が複数あれば心にゆとりができる
ということですね。
頑張っているビジネスでもあなたの努力とは関係なく一気に吹き飛ぶ可能性があるのが水商売。
僕自身も宿泊業をしているので、その悔しさは痛いほどよくわかります。
だからこそ、順調なときにはせっせと他の収入源を増やしておくことをおすすめします。
なぜなら、その行動の結果、あなた自身とあなたの家族を守ることにつながるからですね。
僕自身も宿泊業+他の収入源をもっと伸ばしていきたいと考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。