ブログの始めですがあなたに質問です。
『お金持ちで頭のいい民族の1つあげるとしたら?』と僕が質問したら、何とあなたは答えるでしょうか。
あなたの頭の中にはどの民族が浮かんだでしょうか。
僕の頭の中にはユダヤ人が思い浮かびました。
そして、多くの人の頭の中にもユダヤ人が思い浮かんだのではないでしょうか。
では、なぜ『お金持ちで頭のいい民族=ユダヤ人』と想像したのでしょうか。
そこで、今回の記事は、以前民泊を利用してくれたユダヤ人女性との会話と、僕がアメリカの留学時代の体験談を少し書いてみたいと思います。
ちなみに、そのユダヤ人の女性とは約2時間30分に渡り様々は話しをしたので、楽しみにして最後まで読んでくださいね。
アメリカでのユダヤ人と僕の体験談を紹介
ユダヤ人からいきなり名刺を投げられて渡された
そのユダヤ人女性との話しの前に、僕のアメリカ時代のユダヤ人との経験を少し解説したいと思います。
僕はアメリカ留学時代に、ユダヤ人との交渉の席に1度だけ見学させてもらったことがあります。
ビジネスですね。
そのユダヤ人は、ビバリーヒルズに不動産を所有する大金持ちで、日本人の投資家と投資物件についての交渉をしていました。
普通、そういう交渉ごとの席には付かせていただけないのですが、お世話になっている人が『今後の人生勉強になるかもしれない』とご提案いただき、ありがたく同席させていただきました。
まず、始めにびっくりしたのがそのユダヤ人の名刺の渡し方です。
当時の僕は、名刺は手から手へと渡すものという考えを持っていました。
そして、もちろん今でもそう考えてますし、実際僕がサラリーマンをしていたときは、手から手へと渡していました。
ですが、そのユダヤ人は席に着くなり、僕たちに対して名刺を投げつけてきたのです。
『これがユダヤ人の交渉か!』と当時は相当度肝を抜かれました。
もちろん、『態度がただ単に横柄な人なだけ』だと思いますが、当時20代の僕は交渉のマウントを取られた感じがしました。
もちろん、交渉中もその横柄な態度は変わらず、ずっと偉そうにしていました記憶があります。
では、そのユダヤ人の交渉方法とはどのような物かと言うと、一切の妥協はなくただひたすら自分の言っている価格を押し通してました。
当然ですが、交渉は決裂し全くもって話し合いになりませんでした。
日本人投資家の方も譲歩しようと色々提案しましたが、残念ながら全く相手にされませんでした。
当時は『なるほど!こういう交渉の仕方もあるのだな』という印象を強烈に受けた記憶があります。
交渉の席に若いうちから同席させるユダヤ人
また、そのユダヤ人は息子をその交渉の席に同席させていました。
見るからにめちゃくちゃ頭の良さそうな男性です。
交渉が決裂した後、少し2人で話しをしたのですが、すごく気さくな人だった印象が残ってます。
横柄な態度は一切なく、ユダヤ人の息子の方はすごく紳士的な人で普通に話をすることができました。
聞くと当時の僕と同じ年の23歳。
当時の私はドラマー。
まったく異次元の人のような印象を受けました。
また、ユダヤ人はこういう交渉も父親が息子に対して、実際の現場を体験させるのだなとも思いました。
もちろん、これはユダヤ人に限ったことではありませんが。
この横柄なユダヤ人のため、僕の中のユダヤ人の印象はあまりよくありませんでした。
頭はいいしお金持ちだけど、人間的に冷たい。
金のことしか頭にない人達という感じです。
もちろん、僕たちが彼らにとって魅力的ではなかったということが1番の原因ですが。
ビジネスですからね、やはり。
では、このような印象を持っていた僕ですが、ユダヤ人女性と話をして印象は変わったのでしょうか。
ユダヤ人女性との英語を使って会話をした内容とは?
ユダヤ人女性は知的でとても魅力的な女性
では、そのユダヤ人女性のことの話を書いていきます。
結論から話しをすると、遊びに来てくれたユダヤ人の彼女は非常に魅力的な人間でした。
話をした内容は、
- 家庭では両親からどういう教育を受けたのか
- 『本と服をよごしたらまず本から拭きなさい』という言葉があるが本当に家庭ではそう教わるのか
- タルムードについて
- お金についての考え方
などなど・・・。
彼女と様々な話しをする中で、特に、お金と教育関係については突っ込んだ質問をしたと思います。
それと物事の考え方や捉え方なども。
まずは教育から。
基本的には小さい頃からかなりご両親から強く勉強するように言われたとのこと。
事実、彼女自身は高学歴で、現在のお仕事は学者とか研究者とかそういう関係のお仕事をされています。
ただ、それと同時に小さいうちから『人として正しいことをするように』とも言われて成長してきたとのことでした。
つまり、学歴だけではなく、『人としての在り方』も常に彼女の家庭では教育の一環としてご両親から言われ続けいるとのことでした。
先程もお伝えしましたが、彼女は非常に知的で魅力的な女性でした。
日本語でいうと『聡明な女性』という言葉が似合う感じでした。
こういう出会いを経験するからこそ、『民泊をしていてよかったな』と思う瞬間です。
普通に生活していたらなかなか会うことが出来ないですよね。
ユダヤ人の格言である『本と服を汚したら・・・』は本当だった!
次はユダヤ人の格言である
- 『本と服をよごしたらまず本から拭きなさい』という言葉があるが本当に家庭ではそう教わるのか
という質問への答えです。
これは、本当に両親からそう言われるようです。
小さい頃に言われたと言っていました。
上記の言葉は、あくまでも僕が本から知った情報なので、『半信半疑』な僕がいました。
ですががこの事実を知って本当にすっきりしました。
さすがですね。
僕も本を読み始めてから人生が変わった人なので、その大切さはすごくよくわかります。
ただ、『本を読んだだけでは時間の無駄。本を読んで行動してこそ価値がある』と今は考えています。
だからこそ、アウトプットが必須だと思っています。
ですので、人生をより良くするためには、本を読むこと。
そして、本に書かれていることを1つでも2つでも実践することをおすすめします。
服より本を大切にするユダヤ人から学ぶことは多いと思います。
タルムードはあまり知りませんでした
このブログを読んでいる人の中には『タルムードって一体何?』って人も多いと思うので、まず簡単に解説したいと思います。
タルムードとは、以下のように定義されています。
6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。
引用元:wikipedia
ユダヤ教徒の生活や信仰の基となっているものです。
1度聞いてみたかったのですが、本人は『知ってるけどそこまで詳しくはない』という感じでした。
全員が『詳しく知っているのかな』と僕は考えていたのですが、この回答を聞いてやはり人によると思いました。
お金については『大切なもの』という価値観は持っている
お金について書くと『すごく大切なもの』ということを言っていました。
事実、小さい頃からお金についてはご両親から教えを受けたとのことです。
ですが、僕が想像してた以上に『お金が大好き』とか『お金を稼ぐことが正義』みたいな考えを持っていませんでした。
それよりも、人として正しいかどうかということが大切だと言っていました。
つまり、『お金は大切だけど人生においてはそれだけではない』ということを彼女は言っていました。
もちろん、これだけで『ユダヤ人』がどうこうと結論付けるのは早いと思います。
他のユダヤ人と話すとまた違った考え方があると思うので、民泊やゲストハウスに泊まってくれたユダヤ人と色々話をしたいと思います。
少しずつブログに記載して内容をシェアしたいと思います。
ユダヤ人と英語で話をしてみて
語弊を恐れずに言うと、頭のいい人と話をするとやっぱり楽しいですね。
すごく知的好奇心がそそられました。
僕の質問への答えも明確だし、彼女からの質問もすごくするどい内容でした。
すごく知的で『僕もああいう風になりたい!』と思わず思ってしまいました。
先程も書きましたが、彼女とは約2時間半にわたり様々なことをお互い話をしました。
『すごい!』『なるほどな~』と本当に何度も深く感銘を受けました。
やはり英語ができるってすごい。
本当に英語ができると人生楽しいと心底思う体験でした。
でも、その楽しいを『自分の人生に生かすも殺すも結局は自分次第』かなと感じます。
結局どれだけ恵まれていても、行動しなければ現状は変化しましせん。
もちろん、行動してもすぐに現状が大きく変化するわけではなく、少しずつですの変化です。
ですが、確実に変化します。
ですので、もし英語を話したいと考えているなら、まずはこれから紹介する感覚を持っておくことをおすすめします。
英語には様々な英語がある
この記事は英語に関するブログなので、英語について話しをするとユダヤ人の彼女はネイティブスピーカーです。
とてもキレイな英語で話をしてくれました。
ただ、誤解してほしくないのが、ネイティブだから『すごい!』ってわけじゃないです。
なぜなら、僕たちは日本語のネイティブスピーカーですよね。
日本語が話せるから『すごい!』って海外の人から言われても、『いや、日本人だから・・・』ってなりますよね。
では、ネイティブスピーカー以外の英語はダメなのかというと、絶対にそうではありません。
英語は本当に様々な英語がある
英語は本当に様々な人種の人達が話をしているので、色々な英語があります。
僕たちはハリウッド映画の影響で、アメリカ英語以外は『なまっている変な英語』という認識があると思いますし、それが発音コンプレックスになっている面もあります。
確かにインド人の英語は聞き取りにくいですが、それでもしっかりと彼らの主張が伝わってきます。
実際、英語を使ってビジネス、もしくは旅行をするとわかると思うのですが、英語は本当に国によって様々な英語があると実感します。
ですが、旅をしたことがない人は、その『様々な英語がある』という感覚がわかりにくいと思います。
ですので、まずは他の国の人が話をしている英語を知るという意味でも、英語圏以外の国を旅行することをおすすめします。
アメリカ英語以外の英語を知るからこそ発音に寛容になることができる
知るからこそ、寛容になれます。
これは、日本人の多くが持つ発音コンプレックスにも当てはまります。
発音ではなく『話している内容』が本当に大切になります。
以前の記事でも書いたかもしれませんが、僕達は完璧な日本語を話すことができますよね。
でも、『完璧な日本語を話す』からと言って評価されるでしょうか。
全くされませんよね。
それよりも、その人が発言する内容に価値を見出すのではないでしょうか。
英語も同じで、大切なことは『何を話しているか』ということだと僕は考えています。
ですので、英語でも日本語でも言葉をより自分のものにするためには、あなた自身をアップデートする必用があります。
これは覚えておいて欲しいと思います。
最後に
いかがでしたか。
今回は『英語でユダヤ人女性と話した僕の実体験』を書いてみました。
また、僕の考え方も少し。
ユダヤ人女性との会話は実は録音していまして、その音源が見つかればもっと詳しく追記していきたいと思います。
※もちろん、ユダヤ人の彼女にも録音の許可はいただいています。
結論としては、横柄なユダヤ人もいれば聡明なユダヤ人もいる。
結局人なのだから、人によって性格や考え方が違うのが当然。
今後もユダヤ人が宿泊に来たら仲良くなって、色々話を聞いてみたいと思います。
そして、またこのブログにも追記していきますね。
ちなみに、もっと英語を話したいと考えている人はこちらの記事がおすすめです。
ネイティブスピーカーに教わった英語の勉強方法をまとめています。
⇒英語初心者のための勉強方法とは?ネイティブ直伝のノウハウを公開!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。