このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- ゲストハウス・ホステルとホテルの4つの違い
この記事を書いている人。
元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログ運営等のビジネスをしています。
また、民泊やゲストハウスは地元新聞やTV(NHK)を始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
僕が初めてバックパッカーとして1人旅をしたのが、24歳か25歳ぐらいの時で場所はヨーロッパでした。
当時は本当にお金がなく貧乏旅行だったので安宿を転々とし時には野宿することもありました。
その後、仕事を頑張りお金がある程度増えてくるとホテルにも泊まるようになってきました。
そこで、今回はゲストハウス・ホステルとホテルの大きな4つの違いについて、僕の実体験を交えながらお伝えしたいと思います。
結論からお伝えすると、
- ゲストハウス・ホステルとホテルの違いは価格、設備、交流、お部屋の4つである
という内容になっています。
この記事は、
- ゲストハウス・ホステルとホテルの違いが知りたい人
- ゲストハウスやホステルに初めて宿泊しようと考えている人
にとっては有益な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ゲストハウス・ホステルとホテルの違いは何?
結論、ゲストハウス・ホステルとホテルの違いは以下の通りです。
- 価格の違い
- 設備の違い
- 交流の違い
- お部屋の違い
では、1つ1つお伝えしたいと思います。
(便宜上ゲストハウスとホステルは同じとしこれからはゲストハウスで統一してお話します)
ゲストハウスとホテルの違い1:価格が大きく違う
ゲストハウスとホテルの違いは、まず何といっても価格が違います。
ざっくりですが、1名あたり
- ゲストハウス:2000円〜5000円ぐらい(お部屋タイプによって異なる)
- ホテル:1万円弱〜10万円を超えるお部屋もある
ぐらいの感覚を持っていただくと大きく違うことはないでしょう。
ちなみに、僕が経営しているゲストハウスの値段は平均1名様3000円台〜6000円台です。(少し高めの設定をしています)
それでもホテルの宿泊金額と比較しても安いということがわかっていただけると思います。
実際、よくメールでも『この金額は全員分ですか?それとも1人分ですか』と質問をいただきます。
昨日からご宿泊いただいてる大学生のグループさんも『宿泊料金を抑えたかったのでゲストハウスを選んで旅行しています』とおっしゃっていました。
ですので、宿泊費用を抑えたいという人にとってはゲストハウスは魅力的だと思います。
ゲストハウス・ホステルとホテルの違い2:設備が違う
ゲストハウスとホテルの違い2つ目は設備が違うということになります。その1番の違いは何と言っても『キッチンが使用できる』ということです。
僕も今まで様々なホテルに宿泊してきましたが、1度たりともキッチンが使用できるホテルはありませんでした。(当たり前と言えば当たり前ですね)
でも、海外も含めゲストハウスではキッチンを利用できるところが多いです。
実際、僕が経営しているゲストハウスでもキッチンは使用できます。
例えばこんな感じです。
では、キッチンを具体的にどういう人が利用しているかというと…。
- 長期滞在の人
- 彼氏にご飯を作ってあげたい彼女さん
- 旅先のスーパーで購入した地元の物を調理したい人
- 食べものアレルギーがある人
などですね。
あと、ゲストハウスを貸切ってご利用いただいたお客さんは調理をされる方が多いですね。※貸切りの内容は後述しています。
ですので、自炊したい人はホテルではなくゲストハウスを選ぶことをおすすめします。
ゲストハウス・ホステルとホテルの違い③交流の違い
ゲストハウスとホテルの違い3つ目は交流の違いです。このように書くと『交流って何?』となる人も多いと思います。
そこで、論より証拠。僕が経営しているゲストハウスの実際の写真を掲載してみたいと思います。
これは知らない人同士が共有スペース(誰でも使っていいお部屋)で交流している時の写真です。※すべてコロナ前。
つまり、日本人海外の人関係なく旅人同士の交流ができるのがゲストハウスの特徴になります。
一緒にお酒を飲んだり、一緒に調理して食べたり、また、旅の話だけでなく人生相談や恋愛相談が始まったりとその会話の内容は多岐にわたります。
実際、僕自身も海外のゲストハウスで様々な旅人の人と交流してきました。
旅の情報を交換したり、仲良くなったら一緒に旅をした人もいます。
こういう交流ができるというのはゲストハウスの魅力の1つだったりします。
ちなみに、交流についてより詳しく知りたい人はこちらの記事にまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>ゲストハウスで出会いはあるのか?ゲストハウス運営者が裏側を告白!
ゲストハウス・ホステルとホテルの違い④お部屋の違い
ゲストハウスとホテルの4つ目の違いはお部屋の違いです。
その最もたるものがドミトリーと呼ばれるお部屋になります。ドミトリーとは相部屋のことで、通常そこには2段ベッドがあります。
こちらは僕が宿泊業を始めたときに作ったドミトリーのお部屋の写真です。2016年。
お値段もリーズナブルで立地も良かったため、多くの人で賑わっていました。※現在はこの宿泊施設は営業していません。
旅行者同士の交流というホテルにはない体験を味わうことができます。ただし、このドミトリーにはデメリットがあります。
具体的に言うと、以下の5つ。
- 音の問題
- プライバシーの問題
- 貴重品管理の問題
- 設備共有の問題
- コミュニケーションの問題
詳しくはこの記事に書いてあるのでぜひあわせて読んでみてくださいね。
関連記事>>>ゲストハウスに宿泊する5つのデメリットとは?運営者が解説します
あとドミトリーだけでなく貸切りにしてグループで楽しむことができたりします。
実際、どういうお客さんが貸切でご利用いただいているかというと、
- 大学生のサークルでの合宿
- 2〜3家族合同の旅行
- 会社の同僚同士の旅行
- 小学生・高校生の部活の合宿
などが多いですね。
1番始めの写真は大学生の皆さんで自転車サークルで貸切でご利用いただきました。
そのほかには以下の人たちとか。
まだまだ貸切でご利用いただいた方達はいらっしゃいますが、楽しそうな雰囲気は伝わったかなって思います。
- どれだけ赤ちゃんが泣きわめこうが
- どれだけ子供が走り回っても
- 深夜まで大声でお酒を飲み話をしても
他の宿泊者の方がいないので気兼ねなく旅行を楽しむことができるのも貸切りでご利用されるメリットだと思います。
ちなみに、こちらはゲストハウスに宿泊するメリットになります。先程のデメリットの記事とあわせてご覧ください。
関連記事>>>ゲストハウスに宿泊するメリットって何なの?ホテルには無い魅力を紹介!
まとめ:ゲストハウス・ホステルとホテルの違いは価格、設備、交流、お部屋
今回は、ゲストハウス・ホステルとホテルの違いについて実体験をベースを交えてお伝えしました。
まとめると、
- ゲストハウスはホテルと比べ価格が安い
- ゲストハウスはキッチンを利用して調理することができる
- ゲストハウスは旅人同士の交流が生まれやすい
- ゲストハウスには相部屋がある
ということになります。
ゲストハウスやホステルはホテルにしか泊まったことがない人にとっては不思議な空間だと思います。
でも、ご安心ください。最後に昨日からご宿泊いただいている大学生グループの方からのメッセージいただいたのでシェアしたいと思います。
ぜひ読んでみてください。
『今までの旅行はホテルばっかりだったけど、今回は初めてゲストハウスに宿泊しました。人生初です。(旅行の期間は1週間で3つのゲストハウスに宿泊)。
理由はやはり宿泊費を抑えたかったからです。そして、実際に利用して1番驚いたのは、共有部分。
特にキッチンの利用です。自分たちの工夫次第で旅行がどんどん楽しくなるなと思いました』
とおっしゃっていました。
ゲストハウス・ホステル、ホテルそれぞれのメリット・デメリットがあります。
それぞれの特徴を理解してより有意義な旅行を楽しんでくださいね。
ちなみに、僕が経営しているうずしおゲストハウスの近くの観光施設は2つあります。
- 鳴門の渦潮
- 大塚国際美術館
それぞれの特徴は別の記事にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
渦潮のことについてはこの記事に書いています。
関連記事>>>鳴門の渦潮のベストな時間帯とその2種類の見学方法を解説【徳島県】
大塚国際美術館のことについてはこちらの記事に書いています。
関連記事>>>大塚国際美術館へのアクセス方法は?車や公共交通機関での行き方を解説!
関連記事>>>【実体験】大塚国際美術館へ行った人の口コミのまとめてみた!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。