実は、3日前から東京に来ています。
以前住んで働いていた東京ですが、改めて怒っている人多すぎなのでは?と考えるような出来事が多いですね。
満員電車ももちろん以前経験済みです。
確かに当時の僕も意味もわからず怒っていた気がします。
特に、改めて乗った電車は人の怒りの許容範囲が極端に少ないと感じましたね。
では、どうしてそうなるのか。
当時の僕の気持ちと、今回田舎に住みながら東京の人の怒り具合を比較して、気付いたことをシェアしたいと思います。
東京の人と一括りにして語るのは語弊がある
まず、東京の人全員と一括りにして語るのは語弊がありますよね。
東京にはほんと多くの人が住んでいます。
総務省が出している平成29年時点での人口は、僕が住んでいる徳島県の人口約743000人。
東京は約13724000人。
つまり、約18.5倍の人が住んでいる。
だから、東京の人全員が怒っているというのではなく、『圧倒的に人口が多いのでそりゃ怒っている人も多いよね』というのが僕の考えですね。
そして、その多くは電車に乗っているときに怒っている人が多いのか気づきをシェアしたいと思います。
東京では電車で怒っている人が多い
当時僕も東京で住んでいたときは、常にイライラしていました。
もちろん、電車の中でもイライラしていましたね。
そして、今回は徳島県在住者として来たわけですが、やっぱり電車に乗っている人はイライラしている人が多いと感じましたね。
満員電車には乗っていないのですが、それでもまあまあの混雑時には乗りました。
徳島では車生活なので、全く知らない人と至近距離になるということは、まずありません。
当時は、知らないおっさんが近くに来るだけで『お前くせーよ』と思っていました。
ですが、今は普段からイライラすることも少ないので、『お仕事お疲れ様です』という穏やかな心で電車に乗れている自分がいるかなと思ったらそんなことなかったですね。
やっぱり『近寄ってくるな』ってなりましたね。
もちろん、相手も同じこと考えているとおもいますが(笑)。
では、どうして電車でイライラするのかというと、
- 知らない人といきなり至近距離になる
- 相手がクサイ
- 身動きが取れない状況で長時間立たされる
- 歩き疲れている
- 仕事へのストレスが半端ない
というのが混じっているのかなと考えています。
電車でイライラする理由はたくさんある
確かに、いきなり知らない人と至近距離になると不快ですね。
しかも、その相手が臭かったら最悪です。
僕も意識してこの点は気をつけるようにしていましたが、毎日出来ていたかというと、そうでもないですね。
だから、これはお互い様かと。
また、身動きが取れない状態で長時間立たされるってキツイですね。
これは体験するとわかりますが、かなり体力的にも精神的に疲れます。
実は、これも1つの原因になっているのかと思いますが、東京の人はほんとよく歩きますよね。
側面から見ると『健康的で良い』となりますが、もう片方から見ると『疲れた状態で電車に乗るのでストレスを受けやすい』となると、どちらが健康的なのかわかりません。
でも、普段から歩き慣れているのであまり疲れないのかなって思っていますが、やはりこの点もイライラに関係しているのかな。
あと、最後に仕事へのストレスですね。
その行き場のないイライラが電車でイライラして爆発することになります。
あと、もう1つ気づいたことに、電車の中の人の顔は死んでいる人が多いですね。
電車の中の人は生気がない人が多い
生気がない顔というかなんというか。
もちろん、全員がそうじゃないですよ。
でも、多くの人の顔が疲れた顔をしていたり、うつろな目でスマホを見ていたり。
これは、アメリカから戻って来たときの1番のカルチャーショックだったので、すごく鮮明に覚えています。
※僕はアメリカに21歳から4年半住んでいました。
電車に乗っているからなのか、それとも疲れているからなのかわかりませんが。
でも、アメリカから戻って来たときにカルチャーショックを受けたと書きましたが、東京で働いていたときの僕も、同じような顔になっていたと思います。
理由は、仕事へのイライラや疲れですね。
そして、関わりたくないから『話しかけるなオーラ』を出していたりしました。
だから、久しぶりに電車に乗って当時の僕もイライラしていたと思い出しました。
あと、イライラが募ると舌打ちもよく聞きますよね。
殴りたくなるほどムカつく舌打ちについて
殴ると捕まってしまいますので殴りませんが、舌打ちにはムカつきますよね。
あなたも東京に住んでいたら1度や2度されたことはあるんではないでしょうか。
『言いたいことがあるんだったら言うてこい』って思ったりします。
・・・と書いていたりますが、当時東京で働いていた僕も同じようなことをした記憶があるので、何とも言えません。
今は舌打ちをしようとは全く思いませんし、基本的に他人に振り回されず穏やかに生きたいと考えています。
このブログを書きながら電車でイライラしている人が多いということを書いていますが、改めて当時の僕を思い出すと同じだったなと思います。
だから、彼らを否定することも出来ないので、その変わりに提案してみようと思います。
田舎に移住することを考えてみてはどうでしょうか
田舎は田舎でデメリットもたくさんあります。
だから『絶対に田舎がいい!』とは言い切れません。
でも、少なくとも東京で働いていたときよりも、普段のストレスは少ないですし、毎日充実して生きることが出来ています。
でも、このように書くと以下のような疑問が出てくると思います。
- 仕事
- 家族
- 子育て
- 教育
などですね。
仕事についてはIT能力を高めることによって解決できる
ITの能力を高めましょう。
これで、あなたは日本の田舎、または世界中どこに行ってもお仕事をすることができます。
事実、僕はこのブログから収入を得ていますが、徳島にいようが東京にいようが、Wi-Fi環境とPC、電源さえあれば仕事が出来ます。
では、サラリーマンの場合は、どうかというと以下の2つによっては大きく稼ぐことが出来ると思います。
- 仕事内容
- あなたの能力
です。
『よく都会の方が収入が高い』という人も多いですが、そんなことはないと僕の実体験から言えますね。
東京で会社員として働いていた時と、徳島で会社員として働いていたときを比較しても違いますね。
ましてや、独立・起業してしまうと関係ないですね。
だから、都会だから収入が高いというのは『半分正解で半分間違っているのかな』と僕は考えています。
結局、
- どういう仕事をするのか
- あなたはその仕事に見合っただけの能力があるのか
ということが収入には直結しますね。
だから、『田舎だから稼げない』というのは、僕自身の経験から言っても100%思考が停止していると言えます。
まずは、情報を集めることをおすすめします。
ちなみに、田舎暮らしに関してはこの記事にまとめています。
⇒田舎へ移住したいけど仕事に困る!?⇒PCの技術を磨けば解決します
家族と一緒に移住するということ
家族で移住することは不安がありますよね。
『都会ぐらしの妻が田舎暮らしを受け入れてくれるかどうか・・・』。
こういう悩みはわかります。
また、子供がいじめられるのでないかという悩みもわかります。
ですので、まずは期間限定の移住とかしてみてはどうでしょうか。
期間限定の移住なので、お仕事をやめずに済みます。
また、ご主人さんだけ東京で働いて、奥さんと子供だけで移住体験するというのもアリですね。
事実、僕が運営しているゲストハウスにはそういうお客さんがちょくちょくいらっしゃいます。
※僕はゲストハウスビジネスもしています。
ですので、いきなり移住するとハードルが高いので、期間限定の移住でまずは田舎を体験するというをすることをおすすめします。
もちろん、住む場所によりますが虫は出ますよ(笑)
子育てについてはあなたの価値観によって変わる
これは田舎で伸び伸びと育てた方がいいと考えているか、都会で育てた方がいいと考えているかあなたの価値観によって変わります。
ですので、どちらがいいか言えません。
ただ、僕が言えることは、実際に徳島県の僕のゲストハウスに宿泊していただいたゲストさんの声を書いてみたいと思います。
まずは、ゲストさんの悪い声を。
- 虫が出るんですね。ちょっと都会では考えられません
- 車の運転が・・・。私はペーパードライバーなので
- 田舎のコミュニティって入りずらそう
- 刺激が少なそうですね
という声ですね。
では、ゲストさんの良い声を。
- こんなに海や山が近くである場所で住んでいいですね
- 朝は小鳥のさえずりで目がさめるなんて都会では考えられない
- 人がいなくていいですね
- 自然があって気持ちがいい
- ほんと空気が新鮮でいいですね
とかが多いですね。
もちろん、日本を出て海外で子育てという選択肢もありだと僕は考えています。
教育は何にフォーカスするかによって変わってくる
教育に関しては、何を目的にするかによって違ってくると思います。
例えば、よく言われるのが収入の面ですね。
『いい大学に出ればいい会社に就職できる。そうしたらいい暮らしが出来るよ』とい何十年前のからずっと言われている言葉があると思います。
これは、時代錯誤の言葉だと僕は考えています。
そんな時代はとっくに終わりました。
収入に関しては結局子供次第
これから多くの能力がない人がリストラになり、その事実に直面していくと考えています。
事実、トヨタ自動車の豊田章男社長も終身雇用について発言されました。
また、経団連の中西会長もこのように発言されています。
つまり、『いい大学に出ればいい会社に就職できる。そうしたらいい暮らしが出来るよ』ということは、崩壊しているのです。
そして、なぜ『収入は子供次第』と僕が考えているかというと、高卒の僕が一流大学を出て一流企業に勤める人よりも稼いでいるからですね。
僕は18歳で高校を卒業したのち、24歳までプロミュージシャンを目指していました。
当時の肩書はフリーター。
受験勉強なんかそもそもしたことがなく、当時は赤点ギリギリで高校を卒業しました。
では、なぜそんな僕が稼げるようになったかというと、勉強して実践したからです。
これが真実です。
でも、全員とは言いませんが、多くのサラリーマンの人を見ても学びの頂点は大学受験なんですよね。
だから、そもそも勉強量や行動量が圧倒的に少ない。
それでは、当然努力している人に抜かれてしまいますよね。
会社員の収入には限界がある
もちろん、優秀なサラリーマンの人もいます。
僕もサラリーマンだったのでその世界もよくわかります。
ですが、それでも収入には限界があるでしょう。
恐らく完全歩合制のサラリーマン以外は2000万円前後が1つの限界になるでしょう。
ですので、それ以上に多くを稼ごうとするとサラリーマンでは限界があるのです。
ちなみに、僕の周りでも多くの中卒、高卒の社長さんがいます。
そして、その人達は高学歴の人を雇いビジネスを展開しています。
だから、結局収入に関しては田舎で教育を受けようが、都会で教育を受けようが、子供次第だということが言えると考えてます。
専門分野に進むのなら早めにその分野の一流の人と交流した方がメリットが多い
でも、専門分野の研究や特殊な能力を磨くなら、やはりその分野で一流の人達と交流するべきだと僕は考えています。
だから、その場合は子供の教育環境を整えるべきだと思います。
宇宙関係が好きな人は早くからそういう人達と交流する機会を作るべきですし、医療分野で活躍したい人は、早くから専門知識を学ぶことで社会に役立つことが出来ると思います。
だから、住む場所を『田舎』『都会』というのではなく、その分野の一流の人が多くいる地域に住むという選択肢を考えた方がいいでしょう。
でも、これにはデメリットもあって、それは『その分野で成功しない場合は使い物にならない』可能性があるということです。
例えば、僕はプロドラマーを目指して挑戦していましたが、他の分野は全くダメで使い物にならない人でした。
ドラマーを諦めたときの絶望感は半端なかったですね。
だから、こういう夢を追いかけている人の気持ちもよくわかりますし、夢やぶれた人の気持ちもよくわかります。
お医者さんでも苦労せずにお医者さんになった人は、人の気持ちがわからない人も多いですよね。
学校の先生もしかり。
ですので、その分野を1つに絞って挑戦するのは、僕の経験上ある意味危険な投資だとも言えます。
必ずなんらかのリスクヘッジは必要かなと。
でも、何かの分野に挑戦してそれなりに結果を出した人は、別の分野に行っても結果を出すことが比較的早くできる傾向があると考えています。
ちなみに、僕はこの藤原和博さんの考え方は好きです。
最後に
イライラしている人が多いなという印象を受けた書きましたが、やはり東京は日本一の街、世界一の街だと僕は思いますね。
刺激的なことがいっぱいで、僕は大好きです。
ビジネスの面でも優秀な人も多いから楽しいですよね。
今回は、都会がいい、田舎がいいという話しではなく、率直に久しぶりに東京に来て感じたこと書いてみました。
結局、僕にとってのいい人生とは、『田舎』と『都会』を組み合わせた1つの拠点に定まらない生活が、それにあたるのかなと改めて思います。
そして、そのためにも『どこででも稼ぐ力をつける』ということが、僕の人生をより有意義にするのかなと改めて気づきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。