ひとりごと

成功体験は人生に自信を与える!たとえどんなに小さな経験でも、です

成功体験は人生に自信を与える!たとえどんなに小さな経験でも、です

こんにちは。

木内(きのうち)です。

 

以前ご宿泊いただいたあるゲストさん達と話をしていて強く感じたことがあります。

それは、人生で1度でもいいので成功体験を積んでいる人は這い上がる力があるということです。

 

そこで、今回のブログは僕の実体験を交えながら『成功体験の必要性とその魅力』について解説してみました。

『なぜ成功体験が必要なのか』悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

成功体験を1度でも持っている人は自分を信じることができる

結論からお伝えると、成功体験がなぜ必要かというと、

  • 『僕/私はやればできる』という強い意志を持つことができるから

ですね。

 

僕の初めての成功体験

アメリカからのゲストさんと日本人ゲストさんと一緒に食事へ行きました

僕は小学生の頃は楽しく学校に行っていたのですが、中学時代はすごく暗い毎日を送っていました。

理由はいじめですね。

 

言葉の暴言や無視、そして何よりそれに言い返せない自分が本当に情けなくて・・・。

こんな辛い思いをするならいっそ死んでしまおうか』と思ったことは何回もありました。

 

でも、やはりそんな勇気はなく結局毎日つらい思いをしていました。

 

きっかけはささいなこと

ただ、そんな僕は以前から空手を習っていました。

中学生まで在籍だけしており、ほぼ練習も行っていなかったのですが、たまたま中学3年生の時同級生の友達から『残って一緒に練習していこうよ』と声をかけられたんですね。

 

それまで、残って練習なんてしたことはなかったと思います。

でも、なぜかその時は『いいよ!』と返事しました。

 

それが、僕の人生を変えるきっかけになったのですが・・・。

 

殴られ蹴られる日々

その時の居残り練習はわずか1時間程度だったと思います。

 

それが、本当に楽しくて。

だから、どんどん空手の道場に顔を見せるようになり、稽古に行っては必ず居残り練習をするようになっていきました。

 

その友達は途中で離脱してしまいましたが、彼が離脱した後も稽古に行く回数を増やして道場に通っていました。

さらに、他の道場に出稽古に行ったり、中学生ではなく大人の先輩方の練習にもどんどん参加し稽古を付けてもらいました。

 

その結果、僕は自分がどんどん強くなっているという感覚が芽生え始めました。

 

ただ、感覚はあったとしてもまだ中学生。

相手は大人の先輩方。

すると、当然ボコボコにやられます。

 

顔を殴られたり、顔を蹴られて意識が飛んだり、膝が顎に入って膝からくずれたり。

こんなことは稽古では当たり前。

 

でも、勇気を振り絞ってボコボコにやられながらも、立ち向かっていったんですね。

こんなことを中学生と高校生のうちはずっと繰り返していました。

 

ふと気づくと同級生では相手がいなくなる

マレーシアからのゲストさん

当然、他の人が遊んでいるときも出稽古をして先輩方に稽古をつけてもらっている。

全世界や全日本に出場する先輩方がいる稽古にも参加させていただき、稽古をつけてもらっている。

 

もちろん、組手だけではなく、基礎の稽古からして本当に辛い。

でも、続けたんですね。

 

そんな日々が数ヶ月続いたのち、久しぶりに同級生と組手をする機会がありました。

 

その人は今までは全然勝てなかった人なのですが、戦った瞬間『あれっ!?』ってなったんですね。

全然大したことない。そりゃ世界で戦っている先輩方の攻撃を喰らい続けていたらそうなるわな』って感じでした。

 

その後、16歳で中四国地区の全高校生の軽量級部で優勝。

16歳で出た高校生全四国無差別級で準優勝。

17歳は遊んでしまい空手から離れていたので、試合は出ていません。

18歳でまた空手を再開し出場した中四国地区の全高校生の大会、軽量級で優勝。

という成功体験を積み上げることができました。

 

このように書くと『あなただからできたんでしょ』と思う人もいるかもしれませんが、間違えないでくださいね。

僕は1年前の15歳のときは自殺を考えるぐらいのいじめられっ子だったんですよ。

 

だから、『僕だからできた』とかではないんですね。

正しい努力をした人だったら誰でも結果が残せると僕は考えています。

 

成功体験を積んだことで得た2つの気づき

そして、これらの経験から2つのことに気づいたんですね。

1つ目は『がむしゃらに努力をする時期というのは人間に必要。そして、その努力したことで結果を出すことは人生においてかなり重要である』ということ。

 

なぜなら、この苦しさ辛さを乗り越え結果を出すことによって、『やればできる』という感覚が手に入るからですね。

 

がむしゃらに努力すると肉体的にも精神的に本当に苦しく辛い。

これはスポーツに限ったことではなく勉強も同じです。

受験勉強とかまさにそうですよね。

 

でも、それを乗り越えると本当に『僕/私ってやればできる子だ』と認識できるんですね。

そして、この感覚は一生モノだと僕は考えています。

 

2つ目は、『この成功体験は他のことにでも応用できる』ということですね。

 

成功体験は応用できる

鳴門にあるミュージックバーでゲストさんと一緒にラグビーを観戦

僕の経験上、成功体験は応用できると考えています。

でも、いきなり『成功体験の応用』と書いても意味がわからないですよね。

 

よりわかりやすく書くと、『成功する過程で培った考え方や自信は他のことをする時にでも生きる』ということですね。

 

これも僕自身の実体験があります。

 

その1つがドラムですね。

ドラムは13歳で始めましたが、すぐにその楽しさにハマってしまいました。

 

どんどん練習をするうちに、ライブをこなし高校1年生の時にはすでに大人の人と一緒に練習をするようになりました。

では、どうしてそんなに早く成長したかというと、空手と同時進行だったからですね。

 

つまり、空手で培った

  • 正しい方法で努力すれば必ず結果が出るという経験
  • 僕はやればできる子という強い自信

があったから、どんどん練習をして上手くなっていきました。

 

なぜなら、正しい練習をすれば結果が出るということは知っているからですね。

 

そして、この考え方は仕事でも役立ちました。

会社員のときも、努力すれば結果が出るという自信はあったので、毎日コツコツ勉強を続け、3年目か4年目で社内で1番の売上(利益)を達成することができました。

 

また、独立して起業してからも同じ。

始め2年間ぐらいは稼げなくて辛かったですが、『あんな苦しい思いをしたのにここで潰れてたまるか。僕は絶対正しい方法で努力すれば結果を出すことができる』という強い執念というべき気持ちで取り組んでいました。

 

その結果、順調に売上も上がってきています。

つまり、すべては1つの成功体験から『僕はやればできる』という自信につながっているんですね。

 

そして、これは僕だけではなく他の人も同じでした。

 

成功体験を積んだ人は自分を信じている人が多い

海外の人も交えていつも話をしています

民泊やゲストハウスを経営しているため、毎日多くのゲストさんと会って話をしています。

以前ご宿泊いただいたゲストさんも同じように成功体験を積んでいる人がいました。

 

1人は受験。

1人は生活費を自分で稼いで乗り越えた人ですね。

 

受験の人は高校2年生の夏まで勉強をしていなかったみたいですが、大学受験までの1年半本当にがむしゃらで遅れを取り戻すために勉強されたとのこと。

 

そして、無事超有名大学に現役で合格。

卒業後は、霞が関関係のお仕事をされたり、現在は誰でも知っている超一流企業でバリバリに仕事をされています。

 

また、もう1人の方は高校生のうちからある意味自分の頭を使ってお金を稼ぎ、さらに大学に入ってからの授業料や生活費をすべて自分で稼ぎ出し乗り越えている人ですね。

 

この人は、すごくハングリー精神が旺盛な方で、僕は好きですね。

まだ社会人経験はない彼ですが、今後どのような人生を歩むのかすごく興味があります。

 

そして、その2人ともおっしゃっている言葉が『がむしゃらにやったからこそ自信を持つことができた。成功体験を積み重ねることは本当に大切』という言葉です。

 

もちろん、ネットで検索すれば僕や彼らだけではなく多くの人の言葉が見つかるでしょう。

 

ただ、このように書くと『大きなことでないと意味がないのでは?』と思うかもしれませんが、他人がどうこう言うことではなく、本人次第かなと思っています。

 

成功体験と捉えるかどうかは本人次第!他人は一切関係ない

香港からのゲストさん。自転車で四国一周の途中に寄ってくれました

僕の空手の大会での優勝と言っても『中四国地方』という地域限定の大会。

これが、全国大会で優勝した人の視点から考えると大したことないでしょう。

 

ですが、この他人の視点は僕には関係ないと思っています。

 

なぜなら、あのいじめられっ子だった僕でも努力して乗り越えることができたということに価値があるから。

 

つまり、成功体験とはその規模の大きさではなく『本人にとって努力し結果が出たかどうかということが1番重要』だと僕は考えています。

 

だから、他人がどうこういようが一切気にする必要はない。

 

まずは、小さくてもいい。

あなたの中での成功体験を積んで欲しいと思います。

 

最後に

ご家族でご宿泊いただきました

今回はあるゲストさんからの会話をもとに色々思い出して書いてみました。

成功体験。

漢字で書くとわずか4文字ですが、人生において非常に重要だと考えています。

 

特に、大人になってからの成功体験よりは子供のうちの経験が重要かなと。

なぜなら、それだけ他のことに挑戦しても成功するまでの時間が残っているからですね。

あとは、頭も柔らかい。

 

ですので、もしあなたが誰かの親であるならば、できれば小さいうちからこのような成功体験を積ますことが望ましいと思います。

もちろん、人生に遅すぎるということはありませんので念の為。

 

色々書いていると昔のことを思い出して懐かしい気持ちになりました。

今その当時のことを笑って振り返ることができるのも、成功体験を積んでいるからですね。

 

ぜひ、小さいことでもいいのでがむしゃらに努力して成功体験を積んでほしいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。