ひとりごと

おじさんは知らない間に自慢話をしているので気をつけた方がいいです・・・

おじさんは知らない間に自慢話をしているので気をつけた方がいいです・・・

僕は現在37歳。

まだまだ若いと思っていますし、全然年齢なんて気にしていませんが世間から見るとおじさんと言われる年齢でもあります。

 

2015年の末に独立してから4年が経とうとしていますが、なんとか廃業せずに乗り越えていっています。

もちろん、来年も今年以上の年にしようと考えていますが。

 

ただ、最近は年齢が高くなるにつれて本当に気をつけていることがあります。

それは『僕の話が相手にとって自慢話になっていないかどうか』という視点を持つということ。

 

僕は徳島県の鳴門市で『うずしおゲストハウス』という宿泊施設を経営しており、毎日多くのゲストさんと交流しています。

 

毎日新しい人と話をするからこそ、『自慢話をしていないか』という視点を持つように心がけていたり。

そして、この視点は年齢が高くなった男性には特に重要かなと考えています。

 

では、どうしてこういう内容のブログを書こうかと思ったかというと、以前ゲストハウスで働いた経験がある女性のゲストさんが立て続けに泊まりに来てくれたからですね。

 

つまり、僕のように宿泊業の仕事をしてゲストさんと交流した経験がある人達なんですね。

そして、その女性たちの声が『年配の男性は自慢話をする確率が高い。特に酔ったとき』ということを教えてくれたから。

 

まさしく僕が経験していることで、『そのとおり!』と思わず共感してしまいました。

 

ただね、勘違いしてほしくないのは、話の対象が僕であれば問題ないんですよ。

例えば、自慢話を僕にしてくるとかね。

その場合はしっかりと話を聞きます。

それでも1時間が限界ですが。

 

ですが、おじさん達はその類の話を他の宿泊者の人にもしちゃうんですね。

特に、年下の人へ。

さらにその中でも女性のゲストさんへ。

 

すると、女性のゲストさんの表情がどんどん暗くなって愛想笑いになっていく。

でも、初対面の人だから『お前の自慢話なんて聞きたくねーし興味ねーよ』とは言えない。

 

だから、愛想笑いする。

すると、おじさんは『この子達は話を聞いてくれる!優しいな!嬉しい!』と勘違いして、さらに一方的に話続ける。

という考えるだけで恐ろしい光景が実際に起こることもあります。

 

僕がこのゲストハウスを始めた直後ぐらいは、上手くお客さんに話を回せずに、数人こういう経験をしてしまった女性ゲストさんもいらっしゃったように思います。

 

もちろん、今ではたくさん経験を積んできたので、こういう雰囲気になる前に上手く話をふって、全員が楽しめるような雰囲気を出すようにしていますが。

 

ただし、1つだけ誤解をしてほしくないことがあります。

それは、『おじさんだから』というだけで、他のゲストさんは話を聞かないということはないんですね。

 

むしろ逆で、『人生の先輩だから様々な経験をしている人だから話が面白かった』という女性ゲストさん達も多くいます。

 

実際、僕もよく僕より年齢の高い男性ゲストさんと話をします。

それがね、すごく面白いこともあるんですよね。

新しい考え方を得たり、価値観が変わったり。

 

だから、ここで書いているのは、場の雰囲気を考えない『自慢話』を永遠とする人を否定しているということなんですね。

そして、その傾向は圧倒的に年配の男性が多い。

いわゆる、『おじさん』と呼ばれる人達ということですね。

 

では、話が楽しい人と話がつまらない人の違いは何かというと、その話が『相手に価値を与えているかどうか』だと僕は考えています。

 

例えば、面白い人がいますよね。

これは、笑いという価値を相手に与えている。

 

また、ためになる話をする人もいますよね。

他には、人生のアドバイスや生き方についても教えてくれる人も。

仕事の話やビジネスの話も面白いですよね。

 

これは相手に価値を与えていることを意味しています。

 

ですが、ここで注意しなければならないことがあります。

それは、『価値は相手によって違う』ということなんですね。

 

例えば、Aくんにはビジネスの話で盛り上がったからBくんにも同じビジネスの話をしてみた。

Cくんは仕事のことで悩んでいたからアドバイスをしたので、Dくんにも仕事のアドバイスをしてみたとかですね。

 

でも、結局は相手が望んでいなかったら、『うざい奴』になってしまいます。

そして、この自慢話も相手に価値が与えていないので、当然『うざい奴』になってしまうんですよね。

 

僕も本当にゲストさんと話をするときは気をつけているので、ぜひあなたもおじさんと呼ばれる年齢になっているのであれば、『自慢話をしていないか』という視点を持つことをおすすめします。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。