独立・起業を決意してから僕はなかなか眠れなくなりました。
具体的に言うと、当時勤めていた会社の社長に辞めるということを伝えたその日からです。
それまでは普通に眠れていたのに・・・です。
これは本当に不思議な体験でした。
今は疲れて普通に寝ることができるようになったのですが、辞めるという話をしてから1ヶ月〜半年ぐらいはなかなか眠れなかったような気がします。
では、なぜ辞めると伝えると急に眠れなくなったのか。
僕の経験上、やはり将来に対する不安が1番の原因かなと考えています。
その将来に対する不安とは、ズバリお金だと思います。
僕1人だったらまだ問題なかったかもしれませんが、妻や子どもたちがいる。
家族を守らないといけないいけないという責任とそれを果たすことができるのかという不安。
これが寝れなくなった1番の原因なのかなと。
つまり、まだ起こってもない未来に対して心理的な負担が高まったと考えています。
では、どのようにすればその寝れない状況を回避することができたのか。
不安で不安で寝れないという状態を消し去ることができたのか。
個人的には給料以外の収入があれば、ここまで不安になることはなかったと考えています。
つまり、独立起業しても給料をもらっていたときと同じ生活水準を維持できるお金があればここまでひどいことにならなかったと思います。
僕が独立・起業を決めたときは、次に何をするかを全く決めていませんでした。
さらに、この状況で借金1億円の返済が僕にのしかかる。
今振り替えって考えても無謀としかいいようがありませんよね。
だから、給料以外の収入を確保していなかったというのが、僕の不安を極限まで高め眠れなくしたと考えています。
これが原因であるなら、どうしたらよかったのか。
ズバリ、給料以外の収入を作ってから独立・起業をするべきだったと思います。
僕の中で、独立・起業して安定した収益が上がるまで約2年間かかりました。
ということは、独立・起業する2年ほど前に副業等を開始して、収入を確保する行動をすることが正解だったのかなと考えています。
でも、当時の僕は『やり方がわからない』という単純な理由だけで、何も行動せずにいたのです。
『やり方』なんてググればすぐにわかるのにね。
さらに言うと、『ググる』という感覚すらあまり持ち合わせていなかったように思います。
上司に質問して、その上司の回答=僕の回答としていました。
また、その回答の『裏を取る』ということもしなかったように思います。
つまり、僕は上司の言葉の受け売りで住宅や不動産の営業していた部分があるということです。
もちろん、その何%か以外は僕の経験から導き出した真実ではありますが。
話を戻します。
上記のことから、将来もしあなたが独立・起業したいと考えているなら、給料以外の収入を確保してから独立することをおすすめします。
なぜなら、お金を甘くみている人は必ず失敗すると僕は考えているからです。
- 100円
- 10円
- 1円
どの数字も、本当に大切です。
ですので、もしあなたが将来何らかの分野で独立・起業したいと考えているなら、まずは焦らず給料と同程度の収入を得てからでもいいのではないでしょうか。
事実、僕の経験から、収入の柱がなく貯金からお金がどんどんなくなっていくのは恐怖以外何者でもありませんでした。
そして、その未来の想像を繰り返すたびに、『不安で眠れない』という悪循環に陥りました。
だからこそ、給料と同程度の収入を得るということは、『不安で眠れない』ということがなくなる可能性があると考えています。
さらに、睡眠不足は普段のあなたのパフォーマンスを著しく低下させます。
振り返って考えると、僕の身体にはこのような変化がおこります。
- 社長に辞める旨を伝える
- 将来への漠然とした不安がおこる
- 考えるたびに眠れなくなる
という流れなのですが、この中で1番身体に影響を与えるきっかけとなったのが、『将来への漠然とした不安』です。
こういう場合には、この考え方を知っておくとよかったのかもしれませんが、当時の僕は全く知らなかったんですよね。
それは、ヨガの先生が教えてくれた『マインドフルネス』という言葉です。
⇒【ヨガの先生直伝】将来が不安人はマインドフルネスと瞑想がおすすめ
ですので、まずは今に集中して生きる。
そして、まずは給料以外のお金を生み出し、給料水準までその収入を増やす。
これで、独立起業しても不安というのがなくなるはずです。
ぜひ、将来独立・起業を目指している人はお給料以外の収入を増やし、しっかりポートフォリオを組んで、労働のバランスを取ってみてくださいね。
僕自身も将来やりたいことなど色々考えていますが、まずは目の前のゲストさん達に喜んでもらえるように行動したいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。