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少資本で民泊を開業する人は一気に集客せず少しずつ改善することが重要

少資本で民泊を開業する人は一気に集客せず少しずつ改善することが重要
質問者
質問者
民泊を始めようと考えています。将来的には複数物件を運用したいのですが何か気をつけることはありますか

このような質問に回答しています。

結論からお伝えすると、少資本で民泊を始める場合は、一気に拡大することはおすすめいたしません。

理由は、以下の通りです。

  • レビューに大きな影響がある
  • 自分が狙っているターゲットとズレるかもしれない
  • お客さんの声を取り入れ改善を続けることが最適
kinouchi
kinouchi
どうしてこのように考えているか1つ1つお伝えしていきますね

 

特にこの記事は、

  • 民泊をこれから開業する人
  • 民泊開業初期の人
  • 不動産を上手く活用したい人

にとってはとても有益な内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

少資本で民泊を開業する人は一気に拡大せず少しずつ改善することがおすすめ

レビューに大きな影響がある

レビューはとても重要ということは多くの人が理解していると思います。

事実、僕が運営する民泊やゲストハウスにご宿泊いただくお客さんからも『ここは口コミが良かったので予約しました』とよく言われます。

 

民泊未経験の方で資本をツッコミ一気に拡大してお客さんを集客したとしても、それに応えることができなければ当然悪いレビューがたまります。

それを改善するには相当な時間がかかります。

なぜなら、悪いレビューのところは誰も泊まろうとしないからですね。

 

改善には、

  1. 泊まっていただく
  2. 良いレビューをもらう
  3. 第三者へ見える形で改善される

という流れがあるため、民泊をこれから始める人は多くの人を集客することも大切ですが、それ以上にまずは施設の充実を目指すことが重要です。

 

自分が狙っているターゲットとズレるかもしれない

ただ、施設を充実させたとしても、それがターゲット層とズレてしまうとこれもレビューに影響してきます。

例えば、あなたはビジネス出張の男性をターゲットに内装をしていたけど、実際運用を開始すると、ファミリー層、または女性ゲストさんが多く泊まることもあります。

 

その場合、インテリアや置いているもののズレから良いレビューをもらえるとは限りません。

例えば、あなたの趣味がフィギアでかわいいマニアックな女性のフィギアを置いていたとしても、そういうのが好きな人以外にはなかなかうけないでしょう。

 

もちろん、あなたが考えられる良いものを置くことは重要です。

ですが、注意するポイントはそれがターゲットとあっているかということを意識してほしいと思います。

 

お客さんの声を取り入れ改善を続けることが最適

ではどうすればお部屋とターゲットの層をマッチングさせていくのがいいのかというと、お客さんに正直に聞くことをおすすめします。

  • 金額と立地以外でなぜここを選んだのか
  • 実際泊まってみて良かった点・悪かった点

こういうことを聞き、実際改善しそして次のお客さんにも同じように聞きます。

これを繰り返すことで共通して求めているものがわかってきます。

 

ただ、ここの注意ポイントは

  • 思いつきで発言する人がいる(悪いわけではない)
  • 高額な値段の改装等を伴うことを言う人がいる

ということです。

ですので、全てに対処するのではなく残り資金とそれを投資した場合回収するのにどれぐらいの日数がかかるのかしっかり見極め改善することが重要です。

 

また、ターゲット層の勉強も必要ですね。

  • こういう人達の困っていることは何か
  • 普段はどういう悩みを持っているのか
  • 何の目的でここに泊まるのか
  • 観光目的であればどういう情報が必要なのか

などそのターゲット属性の勉強をすることもおすすめします。

 

まとめ:民泊初期段階では拡大せず経験を積みコンテンツの充実をはかる

少資本で民泊を始める人は一気に拡大せず少しずつ改善することが重要

今回は少資本の人が民泊を始めるにあたって、始めは一気に拡大するのではなく確実に経験を積むことの重要性について書いてみました。

この記事をまとめると、

  • 悪いレビューが大量につくと改善することはなかなか大変
  • ターゲット層にあう内装、アメニティは良い口コミを得るために重要
  • お客さんの意見を取り入れ改善を続けるが投資回収率は必ず考えることは必須

ということになります。

 

現在はコロナでなかなか大変ではありますが、必ず未来は明るくなると僕は考えています。

今は仕込み時。小さく始めて大きく育てていきましょう。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。