こんにちは。
木内(きのうち)です。
先日ご宿泊いただいたゲストさんはなんとバケットリスト(Bucket List)を作成され実際に実行している人でした。
その人がほんと幸せそうで・・・。
そこで、今回のブログはバケットリストとは何か。
そして、それをその人はどのように活用しているのかお伝えしたいと思います。
ぜひ、人生にやることが見出だせないと感じている人は参考にしてみてくださいね。
バケットリスト(Bucket List)とは死ぬまでにやりたいことをまとめたリスト
まず、バケットリストがどういうものか説明しますね。
まず、英語の辞書でバケットリストの意味を調べるとこのような結果が。
こちらは日本語。
そして、こちらは英語の辞書の内容です。
意訳すると、『あなたが死ぬまでにしたいことでまだしていないことのリスト』です。
つまり、簡単にまとめると『死ぬまでにやりたいことリスト』になります。
でも、そもそもどうしてバケットリストという言葉が『死ぬまでにやりたいことリスト』という意味になったのか。
バケット(Bucket)とはそもそも英語でバケツを意味します。
リスト(LIst)は一覧表のことですよね。
その2つを日本語で訳すと『バケツの一覧表??』という奇妙な意味になってしまいます。
ですが、バケットリストには納得する理由があり、その宿泊してくれたおじさんが僕に教えてくれました。
バケットリスト(Bucket List)は死を連想する言葉
悲しいことにバケットリストとは自殺を意味する言葉だったりします。
正確にいうと、自殺から『死ぬまでにやりたいこと』につながるのですが…。
英語で自殺をすることを『Kick the bucket(キックザバケット)』と言います。
日本語訳をすると『バケツを蹴る』ですよね。
実は、この意味は、ロープに首を吊っている人が立っているのがバケット(バケツ)ということで、それを蹴る=立つ場所がなくなり首を吊ってしまうという意味から自殺という意味になると教えていただきました。
考えるとゾッとしますよね。
だから、『Kick the bucket(キックザバケット)』をする前のリスト=死ぬ前にやりたいことリストとなったようです。
では、その実際にバケットリストを実行しているおじさんはどのような行動をしている人なのか。
少しお伝えしたいと思います。
※ちなみに、このバケットリストの豆知識を最後に書いています。興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください。
バケットリストを実行しているおじさんは世界100カ国以上を旅行している人
バケットリストを実行しているご宿泊者の方はすごく穏やかな方でした。
僕は毎日(といっても最近はコロナウィルスの影響でめちゃくちゃ暇ですが)様々な人と話をしています。
その中でもかなり穏やかんな口調の部類に入る人でした。
でも、その人はその口調からは想像できないぐらい行動力があって…。
まず、なんと世界100カ国以上を旅行しており、それもツアーとかではなく個人で旅をされている人。
でも、それだけではなく、
- 世界8カ国に居住した経験あり
- 過去某大手証券会社にお勤め
- 現在はある国連団体で働いている
- NYやロンドンなどの金融業界で働いた経験もあり
というかなり、面白い経歴がある方でした。
しかも、なんとその日もう1人同じようにすごい旅行の経験をしている人もご宿泊いただき、僕を含めた3人で色々お話をしていたんですね。
そして、その方からバケットリストの話をうかがったというわけなんです。
僕も世界20カ国ぐらいはバックパッカーで周っていますし、アメリカで4年半滞在していましたが、僕の経験なんて霞むぐらいほんとお2人の経験がすごかったんですね。
上には上がいるなと。
では、その世界100カ国以上周られている方のバケットリストを1つだけ紹介したいと思います。
バケットリスト:野生のトラを死ぬまでに見る
そのおじさんご宿泊者の方のバケットリストの1つに『野生のトラを見る』というのがあると教えてもらったんですね。
野生のトラって簡単に見つかりそうな気がしたんですが、調べると絶滅危惧種なんですね。
全くの勉強不足でした。
実際、あるサイトの記事によると、このようなことが書かれていました。
20世紀初め、世界に10万頭が生息していたとされる野生のトラ。アジアの自然の頂点に立つこの動物は、今では 2154~3159頭(成獣のみ)が生き残るのみと推定されています。 かつては26カ国を数えた生息国も、現在では11カ国に。まさに絶滅の危機にあります。
引用元:https://www.wwf.or.jp/campaign/speciallp/tiger/
だから、この難しい野生のトラを見るというのが彼のバケットリストの1つの項目だということです。
そして、このような願望をリスト化して実際にいくつも行動している人でした。
だからなのか、とても幸せそうだったんですね。
ほんとそのように感じました。
そして、その表情や考え方からあることに気づきました。
それは、『有意義な人生を生きるのに必要なこと』です。
幸せに生きるためには目的が必要かも?バケットリストで生きる目的を見つける
今まで多くのゲストさんと話をしてきて思うのは、年齢に関係なく『目的を持っている人』は幸せな人が多いとということです。
例えば、自転車で全国を周っている80代のおじいさんはほんと楽しそうな生活をしていました。
また、自営業で80代まで働いていたけど、辞めたとたん足腰が悪くなってボケてしまったという話も聞きました。
つまり、人間は
- やりたいこと
- 必要とされること
の2つのうちどちらかがあれば幸せに生きることができるのではないのかなと。
だから、僕は作ったことがなかったのですが、バケットリストを作ってみようと思います。
『死ぬまでに成し遂げたいこと100』とか書いて。
恥ずかしくて公開するかは未定ですが、それでも書くと人生の目的が明確になって楽しそうですね。
さっそくやってみたいと思います。
ちなみに、書き方は常にアップデートしていくみたいです。
書いたら終わりではなく、行動していたらやりたいことも変わるため、そのときの気持を大切にしてバケットリストを更新する必要があるみたいですね。
ぜひ、あなたもバケットリストを作成して実際に行動してみてくださいね。
最後に
今回はバケットリストを作って実行している人は幸せそうでしたというブログです。
まとめると、
- バケットリストとは死ぬまでにやりたいことリスト
- バケットリストを作成し実行している人は幸せそう
- 人生の目的が見つかれば楽しい人生になるかもしれない
- 『やりたいこと』『必要とされること』があれば有意義な人生となる
です。
こういう出会があるってゲストハウスは良いですね。
個人的にはホテルにはない良さだと思っています。
もちろん、ホテルにはホテルの良さが、ゲストハウスにはゲストハウスの良さがあります。
この普段会えない人と出会えるというのはゲストハウスの良さなのかなと。
本当にそう思う出会いでした。
人生を有意義に生きるためにもバケットリストを作成し目的を明確にすることをおすすめします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
バケットリストの豆知識
ちなみに、バケットリストの豆知識を最後に。
このバケットリストのもう少し深い語源がこちらです。
Justin’s List of Things to Do Before I Kick the Bucket.
意味は、私がバケツを蹴る前(=死ぬまで)にやりたいジャスティンのリストという意味です。
このジャスティンさんは映画の脚本家の人で、この文章は長いので略してJustin’s Bucket listと呼んでいたとのこと。
つまり、バケットリストはジャスティンさんの造語ということなんですね。
しかも、ジャスティンさん脚本で『The bucket List』として映画も発表されたとのこと。
それがこの映画です。
日本語名『最高の人生の見つけ方』 。
かなり意外でしたね。
確かによく見てみると、原題は『The bucket list』となっていました。
こういうつながりがあるのって面白いなって思いますね。