独立・起業

小規模事業者は大手と同じことしてもほぼ意味がないと考えています

小規模事業者は大手と同じ戦い方をしても意味がありません

本日僕が運営しているゲストハウスのリーフレットのデザイン変更の打ち合わせをしてきました。

理由は、当然デザインを大きく変更しようと考えているからですね。

今回変更をお願いしたポイントは以下の部分です。

  • セグメント・ターゲットを明確にする
  • 大手さんと同じようなリーフレットにはしない
  • 1ページ目(表紙)にこそ力を入れる
  • 宿泊するメリットとデメリットを入れる
  • 地元のお店の紹介をする
  • 英語部分を削除する
  • 理念を書く

では、どうしてこのように考えたのか1つ1つお伝えしたいと思います。

 

小規模事業者は大手と同じことしてもほぼ意味がないと考えています

訴求するには必ずセグメント・ターゲットを明確にする必要がある

うちのような小規模事業者は大手さんと同じような誰にでも受けるリーフレットを作ってもその言葉はお客さんには刺さりません。

だからこそ、セグメントとターゲットを明確にする必要があると考えました。

 

現在のうちが使っているリーフレットはまさしく万人受けするリーフレットで、それを読んだとしても『僕自身も泊まりたい』となりません。

ですので、

  • 誰に
  • 何を
  • どのように

届けるのかの部分の誰にを明確にしよと考え変更することに決めました。

 

大手さんと同じようなリーフレットにはしない

知名度がある宿泊施設さんと僕のように知名度が低い宿泊施設が同じようなリーフレットを作ったとします。

そして、それが同じ場所に並んでいるとしたらまず僕のリーフレットは手に取ってくれないでしょう。

だからこそ、同じようなリーフレットを作成しても無意味だと考えています。

 

そして、現在のリーフレットは文章も写真も少なくイメージ写真が少しあるリーフレット。

非常にもったいないなと感じており、今回は大きくデザインを変更し写真と文章で訴求して行く予定です。

比率でいうと文章>写真という内容で考えています。

 

1ページ目(表紙)にこそ力を入れる

現在のリーフレットはデザイン重視で考えられており、知名度が低いのでゲストハウスに興味がない人以外はなかなか手に取らないでしょう。

だから、せめて人の目に触れる1ページ目(表紙)にこそ力を入れるべきだと考えました。

ひと目でうちの魅力が伝わる内容にしたいと思います。

 

うちに宿泊するメリットとデメリットを入れる

現在のリーフレットはうちに宿泊するとどういうメリットがあるのか書いていません。

そして、大手さんのリーフレットも基本的に同じで、具体的なイメージ内容だけになっています。

知名度が圧倒的に違うのに同じイメージのようなリーフレットでは効果が少ないと僕は考えています。

だからこそ、具体的なメリットを書きたいなと。

また、これはデザイナーさんの意見も伺ってから決めようと思うのですが僕としてはうちに泊まるデメリットも書きたいなと考えています。

理由は、ゲストハウスがあわないお客さんにとっては宿泊が苦痛となる可能性があるからです。

 

『安いから泊まりにきた』というだけでは良い口コミも期待できないですし、お互いストレスが溜まるかもしれません。

そういうのを減らしたいからですね。

 

地元のお店の紹介をする

僕は地元鳴門市の企業です。そして、基本的には大手さんは県外企業さんでホテルでは自分たちの中だけで商売が完結します。

つまり、地元のお店にあまりお金が落ちないんですね。

 

昨日のブログ『ももクロから学ぶ応援されやすい人に共通する6つの特徴とは?』でも書きましたが、やはりメンバー同士(今回は地域のお店同士)の仲が良いというのは決して悪い方向に働くことはないのかなと。

だからこそ、地元のお店を紹介したリーフレットを作成したいと考えています。

英語部分を削除する

英語部分は必要ないためバッサリ削除します。

なぜなら、

  1. 鳴門市に来て宿が決まっていない海外の人は観光案内所へ行く
  2. 英語での会話が問題なくできて送迎があるのは僕ぐらい
  3. だから紹介がくる

という流れができているからですね。(僕のフットワークの軽さを褒めてほしい)

わざわざ鳴門市に来てリーフレットで宿を探す人は過去の経験から少ないと実感しているため、英語の部分は削除してスペースを広げる予定です。

 

理念を書く

僕の経営の基本的な考えは理念経営です。

これは以前僕が勤めていた会社がそうだったので、その影響を受けているためこのような考えになっています。

 

どういう理念でこのゲストハウスを運営しているのか。

滞在しただくお客さんにはどういうお時間を過ごしてほしいのか、その理念を書きたいと考えています。

 

反応がなかったらまた検証し再仮設を立てやり直すだけ

結論、このようにざっくりとした考えを持っていますが、失敗したら検証してやり直すだけという考えを持っています。

もちろん、これからデザイナーさんと打ち合わせをしていく過程でプロの意見を聞き修正していく部分もあるかとは思います。

 

もちろん、この1回目の変更で成功しぐっと集客できればいいのですが、失敗しても、また検証し再仮設を立て変更し検証を繰り返すという感じですね。

 

だからこそ、大切なポイントは

  • お金
  • 時間

をかけすぎないということですね。

この考え方はリーンスタートアップという本の影響です。

とても良い本なので少資本で商売をしていきたい人、ベンチャー企業を立ち上げたい人はぜひ読むことをおすすめいたします。

 

まとめ:小規模事業者は小規模事業者の戦い方が必要

小規模事業者は大手と同じことしてもほぼ意味がないと考えています

今回は現在僕が直面しているリーフレットを題材にしてこれから変更する過程で考えていることをまとめてみました。

今回の記事をまとめると、

  • 『誰に何をどのように届けるか』のまずは『誰』を明確にする
  • イメージ写真だけではなくターゲットに刺さる言葉をしっかりと入れていく
  • 知名度が低いので手にとってもらえないため表紙こそ力を入れる
  • 宿泊者も運営者もお互いがストレスがないように設計する
  • 仲の良さは応援したくなる人の特徴の1つ
  • 以前の経験から英語は必要なし
  • 理念経営こそすべて

という感じですね。

超簡単にまとめると、『LP風のリーフレットを作る』ということですね。

 

また途中でどのように変更になったかお伝えしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。