英語が話せないから海外旅行に行くのを躊躇している人は多いと思います。
- 『危ない目に合わないかな』
- 『現地で困ったらどうしよう』
- 『ぼったくりが怖い』
と考え、どうしてもなかなか一歩を踏み出せないですよね。
ですが、それでも僕自身は強く海外旅行へ行くことをおすすめします。
そこで、今回のブログは英語が話せなくても海外旅行を楽しむ方法をブログに書いてみたいと思います。
是非最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
現地で危ない目に合わないようにするためには危機意識を持つ
まずは、この意識を持つことが大切です。
海外に行くと『日本って本当に平和だな』って感じることが多いと思います。
僕自身もシアトルで約4ヶ月、アメリカの犯罪都市であるL.Aで約4年2ヶ月生活していたので、日本に帰ってきて本当に平和だなと感じました。
実際、L.A.では多くの人が殺されていますし、僕の本当にお世話になった方や知り合いの方も殺されています。
ですので、まずは日本を出たらどこでも危ないという危機意識を持つことが大前提となります。
これが大前提です。
では、この危機意識を持った上で、どのような行動を取ればいいか解説したいと思います。
海外旅行先がどういう場所なのか事前に調べる
外務省のホームページに記載されている『海外旅行するときの安全情報』になります。
こちらがそのホームページです。
⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/
まずは、あなたが海外旅行に行く場所が客観的に見てどういう場所なのか調べてることが必用です。
その場所を調べることによって、そもそも渡航しては行けない場所なのかどうかということがわかるようになります。
または、どれぐらい安全なのか。
ましてや、英語が話せないのであれば、そもそも危険な場所に行かなければいいのです。
自分自身で判断する場合、どうしても主観が入ってしまいますが、このサイトなら客観的判断になるのでおすすめです。
海外旅行の行き先によっては服装は地味な方が良い
これは男性ではなく女性の方が多いです。
海外旅行となると、普段よりオシャレしたい気持ちになるのはわかります。
ただ、そのオシャレが危険を招くことがあります。
それは、一目で観光客とバレてしまうということです。
つまり、『この人は地理感覚がない』とわかってしまうのです。
そうなると、知らない人に付いていくと大体犯罪にあったりします。
そして、英語が話せないのであれば、助けを呼ぶことも不可能ですし、どういう状況で犯罪に巻き込まれたのか警察に伝えることも出来ないですよね。
ですので、行く場所によっては地味めな服装で行き、現地の『女性』の服装を見て判断することをおすすめします。
危険性の高い場所の判断基準に女性が1人で歩いているかどうか
アメリカ留学中に教えてもらった危険な場所かどうかの判断基準があります。
それは、『白人女性が1人で歩いているかどうか』という点で危険かどうか判断するということです。
これは、夜間はもちろんのこと、昼間でもそうです。
つまり、『女性が1人で歩いている人がいる=安全』というわけですね。
あなたが海外旅行で行く街は当然知らない場所ですし、その場所の危険性はわかりません。
ですので、女性が1人で歩いているというのを1つの判断基準にすることをおすすめします。
英語でsorryは言わないように心がける
ちょっとしたことでも日本人は英語で『sorry(すみません)』と言ってしまいます。
もちろん、僕も日本人ですのでこの気持ちはよくわかります。
ですが、このsorryという言葉はあなたに非があるときに使う言葉になります。
例えば、アメリカ留学時代に言われた言葉で、『交通事故を起こしても絶対にsorryと言うな』というのがあります。
この意味は、相手が悪かったとしてもsorryと言うと、裁判では不利な判決を受ける可能性が上がると言われています。
この例えが、本当かどうかわかりませんが、ただそれぐらいsorryという言葉は使ってはいけない言葉になります、アメリカでは。
ですので、海外旅行に行っても英語でsorryという言葉を使う前には本当にこの言葉を出していいのかどうか判断してから使うことをおすすめします。
わからなかったら絶対に適当に返事をしない
英語が話せない人は適当に返事をしてしまう傾向があります。
ですが、適当な返事は絶対にやめることをおすすめします。
トラブルに巻き込まれる可能性がグッと上がります。
納得しないまま適当に『Yes, No』を言ってしまうと、後でめんどくさいことに巻き込まれたりするからですね。
ですので、英語がわからない場合は、紙に英単語等を書いてもらってでも、納得してから返事をした方がいいでしょう。
これもあなた自身を守るためには大切なことになります。
体を鍛えて体力をつける
結局、何かあったときにあなたを守れるのはあなた自身です。
ムリに戦おうとするのではなく、逃げるための体力をつけておくことをおすすめします。
僕は今でもそうですが、必ず海外旅行に行くときは、筋トレをしたり走って体力をつけるようにしています。
じゃないと、何かあったときに対応が出来ないからですね。
もちろん、戦いたい人は戦ってもいいと思いますが、銃社会なのかどうかは見極めた方がいいですね。
では、次に英語が話せないあなたが現地で困った場合、どのような対応を取ればいいのか書いてみたいと思います。
英語が話せないあなたが海外旅行で困ったときに取るべき行動とは?
どういう状況かによって取るべき行動は変わってきます。
ですが、英語が話せないあなたが取る普遍的な行動があるので、その方法を紹介したいと思います。
それは、
- スペルを言う
- 筆談をする
- 翻訳アプリを使う
- ジャスチャーで伝える
- 日本語で伝える
ということです。
では、1つ1つ解説したいと思います。
英語が話せない人は英単語のスペルを言いましょう
例えば、買い物をしていてあなたが探しているものがあったとします。
ですが、あなたの英語の発音が悪く相手に何回言っても伝わらないときもあるでしょう。
その場合は、英単語のスペルを言うことをおすすめします。
これは、実際の僕の体験談なのですが、アメリカに留学して直後ぐらい(全く英語が話せない時です)、木を買いに行かなければならなくなりました。
そこで、地元のホームセンターに何とか行って木を買おうとしたんですが、広すぎて当時の僕にはどこにあるかわかりませんでした。
そこで、店員さんに訪ねました。
『Woodはどこ?』って。
でも、何回もWoodって言っているんですが、僕の英語が全く通じなかったんですよね。
最終的には、『Wood(ウッド)』って発音することをやめて、『ダブリュー オー オー ディー』と発音しました。
そしたら、すぐにわかっていただけました。
だから、『これは伝わらないな』と判断したら、ムリに英語で伝えるのではなく、英単語を1つ1つ相手に伝えることをおすすめします。
結局、その方がお互いの時間が節約になったりしますからね。
紙とペンを常に持ち歩き筆談で英語のハンデを乗り越える
時間がかかりますが、筆談は非常に有効な方法です。
英語のスペルを書いて、現地の人に判断してもらいます。
例えば、あなたが訪問したい場所があったとします。
でも、その場所の発音がわからないときは、地図を相手に見せるか、スペルを書いて相手に見てもらったりすると便利です。
また、英語だけでなく、現地までの地図を書いてもらうとか。
もちろん、googleマップで大丈夫なのですが、電源が切れてしまったときとかのために、持っておいて損はないと思います。
僕自身も海外旅行に行くときは常に紙とペンを携帯しています。
英語だけでなく、ちょっとした気づきや考えたことなどをメモするのに便利ですからね。
翻訳アプリを使い英語や現地の言葉でコミュニケーションを取る
現在はスマホが発達しているので、翻訳アプリを使って英語や現地の言葉で話すというのもアリですね。
英語で直接話しをするよりは、やはり時間がかかったりしますが、それでも、
- あなたが伝えたいこと
- 相手が伝えたいこと
がお互い理解できるのは素晴らしい機能だと僕は考えていますし、英語が話せない人は是非利用するべきだと考えています。
ですが、そうは言っても『翻訳アプリはたくさんあって何がいいかわからない』という人も多いですよね。
その場合は、『Voice Tra(ヴォイストラ)』がおすすめです。
『Voice Tra』とは、日本国が管轄している機関が開発した無料で使えるアプリになります。
ぜひ海外旅行の前に読んでダウンロードしておくことをおすすめします。
英語の代わりにジャスチャーで伝える
ジェスチャーも英語が話せない人にとっては、非常に有効な方法です。
なぜこういうことが言えるかと言うと、僕自身の経験からです。
人間困ったらどんな方法を使っても相手に伝えようとします。
例え言葉が通じなかったとしてもですね。
ジェスチャーもそうですし、表情も非常に有効になります。
ですので、困ったらジェスチャーを使い、自分の困っていること、尋ねたいことを伝えるようにしてみてください。
全部が全部通じることはありませんが、伝わる部分もあるのでおすすめです。
英語が話せない場合は母国語の日本語で伝える
最終手段は母国語である日本語で相手に伝えます。
実は、これ効果があったりします。
その効果としては2つ。
1つは、相手からすると全くわからない言葉で言われているので、この人怒らせたらヤバイかもという心理状態になり、丁寧に扱ってくれたりします。
そして、相手にとって意味のわからない言葉(今回の場合は日本語)を聞かされ続けると、『困っているんだろうな。助けてあげよう』という気持ちになったりするからです。
もう1つは、あなたの日本語を聞いた第三者が、日本語が出来る人を連れてきてくれるかもしれないのです。
実際、僕は困っているときに日本語が出来る人が助けてくれた経験があります。
ですので、困ったときは思い切って話せない英語を使うより、母国語である日本語で思い切って話し始めるという手段も覚えておくといいでしょう。
では、ぼったくりが怖いという人はどうすればいいでしょうか。
交渉はしつつぼったくりされてもそういうものとして楽しむ
現地で値引き交渉等はしますが、ぼったくられても仕方がないというマインドを持つことも大切かと思います。
値引き交渉は英語の2つの言葉を覚えておく便利です。
それは、『How much?(いくら?)』という言葉と、『expensive(高い)discount, please.(安くしてお願い)』という英語ですね。
しつこく言い過ぎると怒られると思いますが、笑顔で言うと、少しぐらい安くしてくれるかもしれませんね。
日本人と見れば、少し高めのお金を要求されることもあります。
ですので、『そういうもの』と割り切って英語での交渉を楽しむ余裕を持つと、日本に帰ってからの笑い話の1つなったするのでおすすめです。
では、このように危険な目にあう可能性が高い海外旅行ですが、それでも英語が話せなくても全力で海外旅行に行くことをおすすめします。
英語が話せなくても海外旅行は絶対行くべき理由とは?
先程も書きましたが、僕自身21歳で単身渡米し4年半アメリカで生活をしました。
そして、その間にヨーローッパの放浪の旅も経験しました。
超貧乏旅行ですね。
1ヶ月放浪して、往復の航空チケット、宿泊費、食費、現地での電車等の移動費、観光名所の入場料、旅の備品等、すべて込みで約30万円でした。
1日に使えるお金はわずかでしたので、凍えるような寒空の中フランスの超ド田舎で野宿もしました。
ダンボールを拾ってきて本当に道の上に置き、その上で寝ました。
様々な経験をすることができたため、本当に密度が濃い時間を過ごすことができました。
では、海外旅行に行くとどういう良さがあるのか解説したいと思います。
英語が話せなくても建物を見るだけで感動する
僕の原点はヨーローッパの放浪の旅です。
本当にヨーローッパの建物は美しくて、これらの建物を見て『人間には不可能はない』と思うことができるようになりました。
もちろん、あなたの目的がヨーローッパとは限りません。
まずは、日本に近いアジアから始める人もいるかもしれません。
ですが、本当に日本と違うと思います。
建物だけでなく、道を見てもそうですね。
全然日本と違います。
こういう違いを発見することによって感動します。
特に、年齢が20歳前後は感受性が豊かなので、大きく得るものがあるでしょう。
こういう感動を得ることで、人生が豊かになります。
なぜなら、人間の記憶というのは、頭で覚えた記憶ではなく、感情が動いた記憶が記憶に残ると言われているからですね。
ですので、是非感動していっぱい記憶に刻むことによって、あなたの人生はどんどん充実した人生になったいくでしょう。
人の温かさに触れることができる
英語が話せない状態で海外旅行に行くと、本当に困るんですよね。
ただ、そういう時に人に助けられると本当に感動します。
本当に嬉しいんですね。
こういうことを経験すると、人間が優しくなったりすると思います。
また、困っている人を助けてあげたいと考えるようになるかもしれません。
もちろん、『偽善だ』という声も聞こえるかもしれません。
ですが、『偽善だろうが何だろうが困っている人を助けて何がいけないのか』と僕は考えています。
つまり、他者に優しくなることができるようになります。
だから、そのためには自分自身が困ってみるという経験を積むことが必須です。
危険な場所で英語も話せず途方にくれる。
こんな経験日本にいたら絶対に出来ないですよね。
この困るからこそ、英語に真剣に取り組もうとするかもしれませんし、何かあなたの人生において新しい気づきを得ることが出来るかもしれません。
そして、そういう時に助けられた時っていうのは、本当に記憶に残って嬉しいです。
先程も書きましたが感情が動くからというのが記憶に残りやすい理由ですね。
これは、僕が以前書いた記事に僕がアメリカ留学初期に英語が話せなくて困っていたときに、お世話になったときの女性のお話です。
僕の考え方に影響を与えて人ですので、興味がある人は読んでみてくださいね。
⇒『困った時はお互い様』という言葉にアメリカ留学時代に救われた話し
日本の良さ・悪さを知ることができる
これは絶対に日本国内にいたら感じることが出来ません。
僕はゲストハウスを運営しているので、ほぼ毎日海外のゲストさんと英語を使って話しをします。
その彼らが公共交通機関の話しをすると、全員『電車が時間通りに来てびっくりした』と話しています。
これは、日本にいたら当たり前のことで、気づかないことかもしれません。
ですが、海外旅行に行くと時間どおりに来ないということもよくあります。
ですので、こういう日本の良さにいくつも気がつくようになります。
逆にアメリカで生活していて一時帰国した時に感じたことは、日本人は
- 笑わない
- 話しをしない
- 挨拶をしない
ということです。
もちろん、知っている人同士は挨拶をしますし、笑顔で話しをするでしょう
でも、アメリカのスーパーとかはレジに並んでいる人同士でも話しをしたりします。
または、レジ入力をしている人が笑顔で挨拶をしてきて、『今日の調子はどう?』とか『このケーキ私も好きだわ』など、本当にフランクに話しかけてきてくれたりします。
もちろん、スーパーだけでなく、電車の中でも知らない人同士がその目的地までの時間を楽しむように会話をします。
だから、一時帰国したときに日本人の印象を先程書いたように感じました。
もちろん、これは文化的な違いというのもあるでしょう。
そういう違いを知るという意味でも英語が話せなくても海外旅行はするべきだと考えています。
挑戦したという自信を得ることができる
困難な状況に挑戦して克服したという圧倒的な自信を手に入れることができます。
海外旅行時は非日常の毎日。
常に様々なことが起こります。
そういう状況を乗り越えることによって、あなたは自分に自信を持てるようになります。
この自信が『ある』『ない』というのは人生において大きく影響があります。
例えば、恋愛にしてもそうですよね。
自信のない男性よりも、パニックな状態になっても冷静に行動できる人がいいですよね。
仕事にももちろんいい影響がでます。
場数を踏むことによって堂々と交渉することが出来るようになります。
自信とは自分を信じると書きます。
この困難を克服することによって、あなたは自分自身を少しづつですが信じていくことが出来るようになります。
ですので、英語が話せなくても怖かったとしても勇気を出して海外旅行に挑戦して欲しいと思います。
最後に
いかがでしたか。
今回は英語が話せない人が海外旅行に行ったときに自分を守るための方法をお伝えしました。
また、日本よりも危険だけれども、それでも海外旅行に行く理由も。
危険なことは事前に予習をして、本当に危ない場所には行かなければ犯罪に巻き込まれる可能性はぐっと減ります。
ですが、100%安全かというとそうではありません。
ですので、常に海外では危機感を持つことが大切となります。
また、この危機感を持つということは日本では経験しないことなので、普段と違った感覚を手に入れることができます。
それがどういう理由であなたの人生に影響があるかわかりません。
ただ、場数を踏んでいる人間は慎重かつ大胆に行動することが出来るので、何か重大な判断をくだす時に必ず役に立つと僕は信じています。
ですので、是非英語が話せなくても海外旅行に行くことをおすすめします。
ちなみに、海外旅行に行くと、時差ぼけになるという人もいますよね。
実は、僕は時差ぼけの対策方法を実践してから、1度も時差ぼけに悩まされたことがありません。
その詳しい方法を下記の記事にまとめていますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
⇒時差ぼけ対策!睡眠薬に頼らない時差ぼけにかなり効果がある方法とは?
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。