このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 英語は聞き流すだけで本当に話せるようになるのか
- 英語を聞き流すメリットについて
- 英語初心者がまず行うべきおすすめの勉強方法
この記事を書いている人。
徳島県で民泊やゲストハウスを経営しており、地元新聞やTVを始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
コロナ前は海外のお客さんも非常に多く、英語を使って毎日のように会話をしていました。
海外旅行で英語が話せたら楽しいだろうな、英語が話せたらどれだけ味わい深い人生になるだろう、と考えたことがある人は多いと思います。
もちろん、僕も同じように考えていましたし、現在は英語を使って商売をし海外の人と毎日のように話します。
とても人生が充実していますし様々な意味での人生の可能性が広がったとも感じています。
でも、その勉強方法は『英語を聞き流し』するだけではありませんでした。
結論からお伝えすると、
- 英語ができない人がいくら英語を聞き流したとしても英語を理解することはできない
- 英語を聞き流すメリットは単語を忘れなくするためにある
- 英語初心者はまず中学3年生までの英語を徹底的に勉強する
ということについてこのブログで紹介したいと思います。
特にこの記事は、
- 英語を聞き流す教材を購入しようとしている人
- 海外旅行で英語で会話をしたいと考えている人
- 英語初心者でこれから英語を学びたいと考えている人
にとって有益な内容となっていますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
英語の聞き流しって本当に効果あるの?元留学生が実体験を交えて解説
結論、英語の聞き流しをするだけでは英語が話せるようになるとは到底考えることができません。
理由は以下の3点です。
- 英語を理解できて話せるようになったのは英語の勉強を続けたから
- 英語を聞き流すだけで話せるようになるのであれば留学生は全員ペラペラのはず
- 知らない英単語をいくら聞き流したところで意味はわからない
英語を理解できて話せるようになったのは英語の勉強を続けたから
アメリカで4年半生活していた僕としては、やはり英語をコツコツ勉強した結果、英語が徐々に話せるようになっていきました。
『英語をコツコツ勉強した』というのがポイントで、英語を勉強しなかったら今でも話せなかったと考えています。
でもこのようなことを書くと『アメリカ留学をしたからでしょ』と考える人もいますが、それは『きっかけ』であり、それが『理由』で話せるようになったわけではありません。
なぜなら、留学経験がない人でも僕よりはるかに英語が話せる人はいるからですね。
逆に、留学経験はあっても現地で勉強せず日本人同士で遊んでいた人達は英語が話せない人もいるからですね。
ただ、英語が話せる話せない関わらず、僕は日本を1度出て留学することを強くおすすめしています。
理由はこちらの記事に詳しくまとめているのでぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>日本人が海外旅行や留学しない理由に反論してみました!
英語を聞き流すだけで話せるようになるのであれば留学生は全員ペラペラのはず
また、英語を聞き流すだけで英語が話せるようになるのであれば、英語が母国語の地域(例えばアメリカやカナダ)に長く生活していたら自然と英語が話せるようになる、ということも意味していると思います。
ですが、英語の勉強をせず留学してただ英語を聞き流すだけで話せるようになった人を僕は見たことがありません。
実際、アメリカ在住30年ぐらいの人にも会いましたが、決してキレイな英語とは言えず、片言だけや単語を並べた英語程度の語学力の人もいました。
知らない英単語をいくら聞き流したところで意味はわからない
ある程度大人になってからでは知らない言葉=知らない言葉として認識してしまいまったく意味がわからない状態に陥ります。
例えば、『ヌンカエビストウナムへルタンベイヤコモティ』という文章がありますが、これを100回僕が繰り返してあなたに伝えたところで、あなたは意味を理解できる自信がありますか。
まず、ないでしょう。
でも、『ナマステ』と聞いたらどうでしょう。すぐに『インドで使われている挨拶の言葉だ!』ってなりますよね。
つまり、人間というのはある程度大人になってからは知らない単語は知らない単語として認識し処理されることになります。
だから、いくら英語を聞き流しをしたところで、英語を理解するどころか知らない言葉を永遠と聞かされ続けるのでストレスになると考えています。
結果、以上の3つ理由と実体験より、英語を聞き流すだけでは英語が話せるとは到底僕は考えることができません。
では、英語を聞き流す効果はないのでしょうか。僕の考えは英語を聞き流すだけでもある一定の効果はあると考えています。
英語を聞き流すメリットについて
結論、英語を聞き流すメリットは覚えた英単語や文章構成、イントネーションや発音を忘れなくするため、です。
具体的には以下の2つの理由からです。
- 日本にいる限り基本的には日本語での生活がベースとなる
- 英語は単語を読むだけでは通じず単語同士の繋がりがとても大切だから
日本にいる限り基本的には日本語での生活がベースとなり英語を話さない
日本にいる限り基本的に日本語での生活がベースになります。
もちろん、外資系にお勤めだったり配偶者が英語圏の人なら少し違うと思いますが、そういう方以外は日本語で生活をしています。
つまり、英語を勉強しても忘れてしまうということがあります。この状況は僕も経験しており、特に『単語』の意味を忘れてしまっています。
『あれ!?あの単語どういう意味だったかな?』という感じですね。
ですので、英語を聞き流しその英文を見たり、その文章の日本語訳を見ることで、英単語の忘れ防止にはある一定の効果があると考えています。(ただしすでに勉強して知っている単語のみ)
英語は単語を読むだけでは通じず単語同士の繋がりがとても大切だから
英語は単語同士のつながりがとても重要な言葉になります。
それは、英語の文章を読むだけ・見るだけでは理解することができません。
例えば、『I like it 』という文章があったとします。この日本語発音は『アイライクイット』ですね。
でも、実際英語で話すときや聞く時は『アイライキッ』と聞こえたりします。
つまり、この単語同士がつながって新しい音が生まれるということを理解するためにも、英語の聞き流しはある一定の効果があると思っています。(もちろん、ある程度英語を勉強したことがある人のみ)
聞き流しではなく英語初心者がまず行うべきおすすめの勉強方法
結論、英語を理解したい人は聞き流しなどせずますは中学3年生までの英語を徹底的にやり直してください。
僕自身、21歳で単身渡米したときは英語なんてほんとわかりませんでした。
だから、いつもメモ帳とペンをポケットに入れ、英語の辞書(スマホは当時ありません)を持ち続けていました。
そして、質問したいときは
- 英語の辞書で単語を調べる
- 相手に対して伝える
- 発音が悪すぎて伝わらないから相手が辞書を見る
- 辞書の内容を理解して僕に伝えるが僕は全く理解できない
- 相手も気づきペンを渡しメモ帳に書いてもらう
という行動を何回もしていました。
まったく英語なんてわからないし、何を言われているのかもわからない。
でも、本当にこのようなことを何回も繰り返していました。
その結果、『やっぱりきちんと英語を勉強しないとプロドラマーの道への遠いな』と気付きました。(渡米前に気づけよと思うかもしれませんが)
で、あるときにふと立ち寄った紀伊国屋さんで、中1の英語のドリル?を購入したんですね。
そこからコツコツ勉強をやり直しました。
21歳で12〜3歳の英語の勉強を始める僕。そんなレベルではありましたが、繰り返し勉強し、覚えたつたない英語を使って話す。
その英語が伝わったことが本当に嬉しくて…。それが英語の成功体験となり徐々に英語の勉強を続けるようになりました。
ですので、僕が英語初心者のあなたに伝えたいことは、まずは中3までの英語を徹底的に勉強しましょう!ということです。
この中3までの英語をバカにしている人はいますが、中学英語は本当に基本中の基本が詰まっているためおすすめです。
実際にゲストハウスに来る海外の人が話しをしている会話もこの中3英語の知識があれば、半分ぐらい理解できるものです。※あと半分のほとんどは単語力不足。
ぜひ、安易に『英語の聞き流しで英語が話せる!』とは思わずに、コツコツ基本から勉強することが、結果として早く英語を自分のものにすることができると考えています。
ちなみに、こちらは僕が英語塾をしていた時に、子どもたちに英語を教えていた方法です。
この方法で小学生でも1年で英検3級(中学卒業レベル)に合格した実績があります。
関連記事>>>英検3級を小学生のうちに合格するノウハウを公開します!【実績あり】
聞き流しならこの英語CDがおすすめ
僕が当時英語のリスニング能力を低下させないために聞いていた商品を紹介しますね。
とても良い教材なので、コツコツ勉強して実際の発音や抑揚、音のつながり等を意識して聞くとみるみる上達するかもしれませんよ。
まずは勉強する。これが本当に大切です。
ちなみに、英語ができるようになったから『その英語を使って起業して失敗した』経験を僕は持っています。
調子に乗ってましたね。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
関連記事>>>英語力を活かして起業した結果見事に失敗した話をします(経験談)
まとめ:英語の聞き流しは英語初心者には向いていないのでコツコツ勉強しよう
英語の聞き流しは英語がある程度理解できる人のためのものであり、初心者の人が利用してもすぐにやめてしまうでしょう。(僕の周りで20人以上やめており、全員英語が話せるようになっていません)
今回の内容をまとめると
- 英語の聞き流しをするだけでは経験上は英語が理解できるとは考えにくい
- 英語をコツコツ勉強することが遠回りのように見えて近道
- 英語の聞き流しはある程度英語が理解している人にはある一定のメリットはある
- 中学3年生までの英語を徹底的に見直してみよう
という感じですね。
英語が話せると本当に世界が広がります。
ですが、1つだけ最後に注意点を。
それは、英語が理解できるためにトラブルにあう確率も高くなるということです。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>英語が使えると旅行で犯罪に巻き込まれる確率が高くなる可能性がある
ぜひ英語をコツコツ勉強して楽しい人生を歩んでくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。