ゲストハウスを運営していると、様々なゲストさんがお越しになります。
最近も、フリーランスの人を始め
- 会社員さん
- 学生さん
- 海外の起業家さん
- 警察官
- お医者さん
- CAさん
- 看護師さん
- 保育士さん
- 日本人に帰化した元外国人さん
など本当に多くの人とお話する機会があります。
話ている内容は、趣味のことやお仕事のこと、人間関係、日本についてなど多岐に渡ります。
そして、その中から今回のブログでお伝えしたいのは、『経済的に成功した人が共通して話している内容』です。
もしあなたが今後起業して経済的な成功を目指しているのであれば、必ずそのヒントを提供できると思います。
楽しみに最後まで読んでみてくださいね。
起業家の人の共通して言っている成功するための秘訣とは?
今まで本当に数多くの起業家さんにお会いしました。
これはゲストハウスだけでなくプライベートでもそうですね。
- ご自身で起業されて年商数十億の会社
- 会社を数十億円で売却された起業家さん
- 海外の不動産事業で成功している起業家さん
- 日本国内の不動産投資で成功している起業家さん
- フリーランスとして活躍し場所と時間にとらわれない活動をしている起業家さん
- 最近起業してこれから成功を目指している起業家さん
- 海外の白人相手に商売をして成功されている起業家さん
など、ごく一部ですが本当にたくさんの人と会ってきました。
その人達が共通して言っていることがあります。
それは、『お客さんことを1番に考えている』ということです。
起業家で成功している人の共通点は『お客さんのことを1番に考えている』
これは当たり前に聞こえるかもしれませんが、当たり前じゃないんですね。
なかなか出来ない。
どうしても、自分の考えが入ってしまうからです。
でも、起業家として成功している人は全員『お客さんが何を望んでいるのか』ということを真剣に考え実践しているということです。
例えば、あなたが素敵だと思っている商品やサービスがあったりします。
ですが、それは本当にお客さんを満足させたり感動させたりすることができるのでしょうか。
実は、あなたが満足したいからしているのではないでしょうか。
つまり、『独りよがりになっていませんか?』ということです。
- 本当にあなたのお客さんは望んでいますか
- 本当にお客さんのニーズに答えていますか
- 本当にそれを提供させたお客さんは満足・感動しますか
この見極めはすべての商品・サービスについて必用だと思います。
今一度そのことについて考えてみることをおすすめします。
では、その商品やサービスをどのようにアピールしていくかというと、不特定多数ではなくペルソナの法則によって1人のお客さんに絞ってアピールしていきます。
具体的に言うと、その人に刺さる言葉で商品・サービスを認知してもらうようにしているとのことです。
起業家として成功した人は不特定多数ではなく特定の人に向けて発信している
ペルソナの法則を知らない人のために簡単に解説をしますね。
ペルソナの法則とは、簡単に言うとターゲットを明確にするということです。
例えば、どのような人にあなたの商品やサービスを届けたいのでしょうか。
こういう質問をすると、普通は
- 『20代〜30代の人がターゲット』
と回答するでしょう。
ですが、ペルソナの法則とは、
- 名前
- 年齢
- 性別
- 住所
- 職業
- 勤務先
- 勤続年数
- 年収
- 預貯金
- 家族構成
- 休日の過ごし方
- 趣味
など、架空の人物なのですがあたかも存在している人を設定してその人に向けて発信するという法則になります。
つまり、この法則に則ってあなたの商品やサービスを届けたい1人の人を特定し、その人に向けた商品・サービスの改良、または文章等のメッセージでの発信をします。
では、それを具体的に書き出してみます。
ペルソナの法則で具体的な1人を特定する
このペルソナの法則に則って特定の1人を見つけると、以下のようになります。
- 名前・・・多田春菜
- 年齢・・・28歳
- 性別・・・女性
- 住所・・・東京都大田区○○○
- 職業・・・広告業界で働く営業
- 勤務先・・・株式会社○○
- 勤続年数・・・6年
- 年収・・・450万円
- 預貯金・・・300万円
- 家族構成・・・両親、兄、弟
- 休日の過ごし方・・・友達とショッピングしたり旅行を楽しんでいる
- 趣味・・・3年前から始めたヨガを楽しんで行っている
など設定していくといかがでしょうか。
ターゲットは、
28歳の女性で名前は多田春菜さん。東京都内の広告代理店で営業として6年間働いている。現在の年収は450万円あり、貯金も300万円まで貯めている。休日は友達とショッピングを楽しんだり、旅行をしたりしている。趣味は3年前から始めたヨガで、毎朝出勤前にヨガを行い出勤している。
とするとどうでしょうか。
先程の『20代〜30代』の人よりも明確にイメージ出来ますよね。
このような人に向けて商品やサービスを開発したり、メッセージを発信していくわけです。
ただし、ここで注意点が2つあります。
- 業界によってはターゲットを細かく設定しすぎるのはNGとなったりする
- ターゲットは仮説検証を繰り返していく中で変化していってもOK
ということです。
このあたりも注意する必用がありますね。
では、次は商品やサービスを考えるときにどのような点を成功している起業家さんは意識しているのかということを書いてみたいと思います。
起業家として成功した人は売上を上げるよりも支出を減らすことを意識している
これは、起業家の人達が初期段階で特に意識していることです。
もちろん、成功された後もそうだと思いますが、それでも特に起業したてのころは注意が必用なことです。
それは、多くの人は『お金をかけてでも売上を上げる』ことを意識をしますが、逆に成功している起業家の人達は『いかにお金をかけず売上を上げることが出来るのか』という点を意識されています。
もちろん、起業家の人それぞれ持っている資金は違うのでその金額の大小は一概に言えません。
ですが、その資金の大小は別に多くの起業家さんの共通点としては、
- 支出をへらす
- 固定費を増やさない
という点は共通しています。
このように書くと『なぜ売上げを上げるためにコストをかけてはいけないのか』と思うかもしれません。
今まで起業したことがない人はこの点の感覚がよくわからないかもしれませんが、僕自身も実体験としてこの2つは本当に大切だと考えています。
むしろ、始めは『いかに売上を上げるか』というよりも『いかに生き残るか』ということが大切になってくるのかなと。
なぜなら、起業して失敗する要因の多くは資金繰りだからです。
詳しくはこちらの記事にまとめているのであわせてご覧ください。
関連記事>>>起業1年目は売上を上げることよりも固定費増やさない行動が重要!
だから、始めから高いお金をかけて商品やサービスを提供するのではなく、いかにコストをかけずに対象となるターゲットであるお客さんを満足・感動させることが出来るのか。
このことを真剣に考え実践した人が成功すると起業家の方達は言っています。
ですので、これからあなたが独立・起業を目指しているのであれば、始めからお金を使うのではなく『お金を使わずに頭を使って商売をする』ということをおすすめします。
そして、手元に豊富な資金が蓄えられたら挑戦してもいいと思います。
また、『クラウドファンディングなどで資金を調達して挑戦した方が成功するスピードが早いのでは?』と疑問に思ったりすると思います。
その質問への回答は『経験不足の状態で一気に資金を投資しすぎると資金ショートする可能性が高い』というのが僕の考えです。
クラウドファンディング等で調達しても無駄なお金はかけないという考え方は同じ
現代ではクラウドファンディング、エンジェル投資家から資金を引っ張ってくるという方法もあります。
ですが、結局手元に豊富な資金があったとしても、何も経験がない状態で先行投資ばかりしていては、すぐに資金がショートしてしまい意味がないでしょう。
お金を調達しても自分で貯めたとしても大切な資金には変わりがありません。
その大切な資金を未経験な経営者が投資をしてしまうと、一気に経営難になります。
ですので、投資するべきところには投資するが、それと同時に支出・固定費を出来るだけ減らすという努力も必用です。
是非試して欲しいと思います。
まとめ:成功している起業家の共通点は無駄なお金は使わない
今回は経済的に成功した起業家さん達が共通して言っている起業始めに大切なことについてまとめてみました。
誰しも独立・起業して成功を夢見て挑戦します。
ですが、残念ながら1年以内に廃業する企業・個人事業主が多くいるのが現実です。
ですので、そうならないためにも、お金を使うのではなく、いかにお金を使わずにあなたのお客さんを満足・感動させることが出来るか真剣に考えることが必用です。
そして、常に仮説を立て検証するために行動し、データを分析して改善する。
この繰り返しがあなたを起業家として成功に導くでしょう。
ちなみに、こちらの記事はホリエモンさんが提唱する『成功するために必用な4ヶ条』の記事になります。
ぜひあわせて読んでみてくださいね。
関連記事>>>ホリエモン4ヵ条!小さく始めるビジネスこそ『失敗しない』要因です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。