日本人はなぜ海外旅行や留学をしないのか。
本当に機会損失をしていると感じています。
特に、若い人ですね。
僕自身21歳から4年半アメリカに留学していた経験があります。
いい意味で留学前と留学後の僕は別人のようになったと考えています。
だからこそ、多くの人に海外に『留学』することや、まずは『海外旅行』をすることをおすすめしているのですが、あまりいい返事が返ってこなかったりします。
そこで、今回のブログは『彼らの留学や海外旅行をしない理由への反論』を書いてみたいと思います。
日本人の留学生は中国人と比較して圧倒的に少数という現実がある
ゲストハウスには多くの若い人達もご宿泊されます。
例えば、若い人でいうと大学生。
女子大生の人達は比較的旅行好きな人が多く、『海外への留学経験または海外旅行』をしたことがある人が多くいたりします。
ですが、男子大学生は『留学どころか海外旅行もしたことがない人がほとんど』だったりします。
具体的な数字を取ったわけではありませんが、毎日のように話をしていると、本当に多くの男子が海外に興味を示さなかったりします。
でも、お隣の中国は本当に多くの人が留学されています。
例えばアメリカ教育文化局と国際教育協会が発表しているアメリカの大学に入学した国別の数字がこちら。
- 1位・中国 人口14億人に対して328547人(全人口の0.02%)
- 2位・インド 13億人に対して165918人(0.01%)
- 3位・サウジアラビア 人口2900万に対して61287人(2.1%)
- 4位・韓国 人口5000万に対して61007人(0.12%)
- 5位・カナダ 人口3500万に対して26973人(0.07%)
- 6位・ベトナム 人口9000万に対して21403人(0.02%)
- 7位・台湾 人口2400万に対して21127人(0.08%)
- 8位・ブラジル 人口2億人に対して19370人(0.009%)
- 9位・日本 人口1億2700万人に対して19060人(0.01%)
- 10位・メキシコ 人口1億2200万人に対して16733人(0.01%)
となっていたりします。
全体の人口の割合でも最下位レベルで少ないですし、中国人のわずか5.8%程度しか留学していません。
では、どうして『留学または海外旅行をしない』のか質問すると、彼らの言い分は以下の4つが多いですね。
- 英語が話せない
- 海外は危ない
- お金がない
- 興味がない
では、この言い分に対して僕が思っていることを書いてみたいと思います。
日本人は英語が話せないから留学や海外旅行をしない
特に、日本人大学生の多くがまず口にするのは『英語ができないから』ですね。
もちろん、これは大学生に限ったことじゃなく、日本人全体に言えると思います。
では、このように考えている人に質問です。
『どの程度英語が話せるようになったら海外旅行に行ったり留学したりするのか』という質問ですね。
多くの人は『具体的に答えることができない』ですし、そもそも『完璧な英語』を目指してしまうと、圧倒的な時間がかかってしまいます。
小学生から勉強してきて話せない英語を、同じ環境のまま先延ばしにしても話せるようになる可能性は極めて低いですよね。
つまり、『英語が話せるようになることは現在の環境を維持していると限りなく0に近い』ということが言えると思います。
だったら、英語なんて気にせずにスマホアプリを片手に飛び込んでみたらどうでしょうか。
海外は危ないから日本人は留学や海外旅行に行かない
日本は本当に安全な国ですね。
本当にそう思います。
確かに最近は、放火事件や通り魔がいたりしますが、それでもアメリカと比較すると圧倒的に安全だと考えています。
だって、銃がないから。
僕のアメリカ時代の知り合いの人も殺されています。
実際、すごくお世話になったおばちゃんは殺されてしまいました。
そういう危ない目にあわないようにするためには、まずはどこの国に行くか考えましょう。
その場合は、外務省のこのページが役立ちます。
⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/
そして、その国の危険な場所や危険な時間帯を確認し、近づかないようにしましょう。
これで多くの危険を回避できます。
ずっと日本にいるよりも、本当に多くの刺激を得ることができます。
ぜひ、1度海外に行って見て体感してほしいと思います。
日本人はお金がないから留学や海外旅行に行かない
留学となるとまとまったお金がいります。
ですが、それが『いくら必要なのか』を調べている人は少ないと思います。
例えば、フィリピンへの1週間程度の短期留学であれば、10万円からあったりします。
また、海外旅行ではLCCを使えば本当に安く海外に行くことができます。
例えば、香港に行きたいとします。
僕は徳島県に住んでいるので、お隣の香川県から『香港エクスプレス』という飛行機が出ています。
で、10月の頭に行きたいと考え検索してみました。
すると、このような結果が出たんですね。
高松から香港行きで12680円。
そして、香港から高松へ戻る便は14680円。
そして、その他の金額がかかり、往復で33980円という金額になっています。
僕が徳島県から東京へ飛行機で移動しようとすると、片道25000円ぐらい、往復で5万円ぐらいかかります。
早割とかなしで購入しようとすると。
3万円ちょっとだったら頑張って『バイトしろよ』と思いますね。
本当に今は国内旅行と同じぐらいの料金、またはそれ以下で海外に行きやすい環境なんですね。
だからこそ、これらを活用しない手はありません。
僕もバンドマンだったので、お金がない気持ちは本当によくわかります。
でも、3万円真剣にバイトしたら手に入れることができます。
もし、大学生にもなって『3万円のお金が用意できない』と真剣に言っているのであれば、女性の皆さんはそういう男を選ぶのをやめることをおすすめします。
興味がないから海外旅行にも行かないし留学もしない
確かに興味がないことに対しては僕も行動を促すことができません。
無理に嫌いなことをするほど、苦痛なことはないですよね。
だから、興味がないって言われたらその理由を僕だったら聞きますけど、それでも無理にすすめることはしないですね。
つまり、反論すらしようとは思わないですね。
大学生の人は気づかないと思いますが、人生で学生の時が1番自由に自分自身の時間を使えるときなんですよね。
その時に、興味があるもの、人から勧められたものに挑戦するってことは、長い人生を通して僕は非常に重要だったりすると考えています。
では、どういう意味で重要だったりするかというと、『経験』が手に入るからです。
多くの人が失敗を恐れますよね。
でも、失敗ってよくよく考えると行動しないと手に入らないんですね。
そして、多くの人が気づいていませんが、その失敗から実は学ぶチャンスがあるんです。
成功よりもむしろ失敗という経験からです。
つまり、
- 挑戦する=成功する=嬉しい+目標の達成
- 挑戦する=失敗する=成長のチャンス
ということが言えるんですね。
でも、何も行動しなければ『そのどっちも手に入れることができません』。
だからこそ、留学や海外旅行に興味がないのであれば、あなた自身の興味があることに挑戦してほしいと思います。
ただ、これだけ多くの大人の人が留学や海外旅行を勧めています。
実は食わず嫌いだったりもするので、1度試してみるのもいいですよ。
最後に
今回は日本人、特に若い人達が留学や海外旅行をしない理由について反論してみました。
僕の考え方なので、あなたの考え方に合う・合わないは当然あります。
受け入れることができる部分だけ受け入れてもいいですし、コイツの考えは合わないなって考えてもOKです。
ただ、伝えたいことはお隣の中国は日本の何倍もの人がアメリカの大学に入学して最新の教育を受けているという現実があるということです。
そして、優秀な彼らが今後中国に戻り活躍するようになります。
その結果、日本はどんどん落ちこぼれていくという現実が留学生の数字からも予測できます。
そうならないためにも、あなた自身が興味があることをどんどん追求し、それを社会の困りごとに役立ててほしいと思います。
ただ、その第一歩として留学は本当におすすめです。
こんな費用対効果が高いことはないんじゃないかなって考えたりもしています。
実際僕自身が別人のように変わったので。
ただ、『いきなり留学は難しい・・・』という人は僕が経営している『うずしおゲストハウス』に遊びに来てはどうですか。
海外の人がいっぱいいるので、国際交流がどういうものかは体験できますよ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。