今日のブログはドラム関係の気付きを少し書いてみようかなと。
本当は別の記事(ゲストハウス関係)を途中まで書いていたんですけどね。
でも、ちょっと筆が止まってしまって、考え事しながら気分転換にYouTubeで音楽を聞いていたんですよね。
そして、音楽全体を聴きながら次第にドラムのビデオを見るようになってたんですよ。
これはいつものパターンで、やっぱり僕はドラムが大好きなので、最後にはドラムの映像ばっかり見てしまうんですよね。
本日1番初めに見ていたドラムの映像は、この映像。
有名ドラマーの演奏を集めたものなんですね。
そして、その次に見ていたのが、Gene Hoglan(ジーンホグラン)って人のドラムの映像ですね。
英語の勉強を兼ねて。
僕は彼の音楽に対するアプローチが大好きなんですよね。
そして、最後に見ていたのがJeff Porcaro(ジェフ・ポーカロ、でも英語の発音的にはジェフ・ポカーロが近いかな)。
TOTOというバンドがあって(もちろん今も)、そのバンドのドラマーだった人なんですね。
この曲はあなたの知っているじゃないかな。
では、なぜ『ドラマーだった人』という表現を使ったかというと、実はこの人はもう亡くなっているんですよね。
38歳という若さです。
そして、いろんな考えがめぐりながらJeff Porcaroの演奏を見ていたんですね。
まずは、この映像。
これは僕が今まで見たことがなかった映像なんで、楽しく見ました。
そして、最後に見ていたというより聴いていたのがこのドラムだけの演奏。
TOTOのロザーナ。
ドラムをしていない人からすると、『ドラムだけ聴いて楽しいの?』と思うかもしれませんが、『すごく楽しい!』と答えることができますね。
聴くたびに新しい発見があったりします。
ちなみに、ドラムだけでなく全員で演奏している曲はこちら。
そして、そのドラムだけの演奏を聴いていたときにふと思ったんですよね。
『あれ?
TOTOのドラム自体の演奏は難しいけど、やっていることだけ見ると現代のドラマーの方がはるかに難しいことをしている。
しかも、1982年の発売なので今から35年以上も前の曲。
でも、どうしてドラムだけの演奏でもこれだけ楽しく聴けるのかな』って。
そして、色んなことを考えている過程でこういうことに気づいたんですよね。
『もしかしてテクニックではなくグルーヴを聴いていたからかな』と。
音楽をしていない人には、この『グルーヴ』って言葉はわからないですよね。
このグルーヴは簡単に言うと『ノリ』ですね。
もう少し僕の解釈を加えると、グルーヴとは『今にも自然に踊りだしたくなるようなノリ』ですね。
正直35年前のテクニック系のドラマーの演奏でもすごいものはあります。
ただ、やはり現代と比べると見劣りするものが圧倒的に多かったりするのも事実です。
でも、グルーヴだけはいつの時代も変わらない。
今回は35年前のグルーヴの話ですが、50年前の音楽を聴いてもその良さは変わらない。
つまり、テクニックではなくグルーヴこそが普遍的なものであり、いつの時代の人も楽しませるものなのかなと。
あと、アイデアですね。
そして、こんなことを考えている中でこの『テクニック』と『グルーヴ』をビジネスに置き換えて考えてみたんですよね。
世の中には、
- 簡単に稼げる
- 誰でも稼げる
- 絶対に稼げる
というようなノウハウ(テクニック)を売りにしている人もいます。
でも、それが『いつまで続くのか』と考えると正直微妙だったりします。
なぜなら、インターネット業界におけるノウハウ(テクニック)はドラマー界の比でないぐらいの早さで使えないものになっていくからですね。
これは、僕自身も経験していることです。
僕はアフィリエイトの塾からこのインターネットビジネスを始めました。
3月から始めたのですが、12月にはそのノウハウはほぼ使えなくなっていましたね。
怪しくなっていったのは9月ぐらいか10月ぐらいか。
つまり、1年もたなかったということになります。
そして、一旦『テクニック』でビジネスを考えるのをやめて、今度は『グルーヴ』に置き換えてビジネスを考えてみたんですね。
すると、『昔から言われていたり実践されたりしていることこそが、ビジネスで最も重要なんじゃないかな』ってことをあらためて思ったんですよね。
普遍的なものは、目新しいことがなくて見過ごされがちです
これは、ドラマー界でも同じで、初心者ドラマーほどテクニックを重視したりする傾向があります。
僕ももちろんドラムを始めた5年間ぐらいはテクニックばっかり追求していました。
でも、6年目以降は、僕がしている音楽で僕に求められていることは『グルーヴである』って気づいてからは、演奏に直接関係のないテクニックの追求はやめました。
だから、ビジネスでも同じではないのかなと。
安易に目先のテクニックに走らずに普遍的なことをしっかり考え実践した方が、長い目で見ても成果が出やすいのかなと。
そして、その1つが商売の基本である『顧客に対して価値を提供する』ってことかなと。
この『価値提供』なくして、商売を続けることはできないのかなと。
で、こんなことを考えているときにふとドラッカーの5つの質問を思い出したんですよね。
その5つの質問とは以下の質問ですね。
- 第1の質問 われわれのミッションは何か
- 第2の質問 われわれの顧客は誰か
- 第3の質問 顧客にとっての価値は何か
- 第4の質問 われわれの成果は何か
- 第5の質問 われわれの計画は何か
『そうか。これだ!』と。
この質問を繰り替えし考え問い続けることこそ、僕のビジネスに必要な『何か』を作り出すことができるのかなと。
顧客がわかるからこそ、その顧客が求めているものがわかるのかなと。
そして、顧客が求めているのもがわかるからこそ、それを生み出すための仕組みであったり技術が必要になってくるのかなと。
だから、闇雲に技術を追い求め、どれだけ高度な技術を持っていたとしても、顧客を見ていなければ、顧客に価値を届けることにはつながらないなと。
こんなことを思ったからこそ、今一度ドラッカーの本を読み返し、自分のビジネスに当てはめて考えていきたいと思いましたね。
個人的には『まさがドラムのグルーヴから・・・』という感覚ですが。
普遍的なものこそが、どの年代においても重要であり、人々を楽しませることに繋がると気づいた日でした。
もしかしたら、もっと学んでいくうちに考えが変わるかもしれませんが。
『やっぱテクニックでしょ!』と。
そう考えが変わったらまたブログに書いていきますね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。