このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- 英語の発音を矯正する目的が何よりも大切
- 英会話で発音以上に本当に重要なこと
- ネイティブとの英会話で単語の発音が悪く英語が通じなかったときの対策
この記事を書いている人。
徳島県で民泊やゲストハウスを経営しており、地元新聞やTVを始め日本経済新聞にも民泊の実践者として紹介されています。
コロナ前は海外からのお客さんはとても多く、英語を使って毎日のように会話をしていました。
英語を勉強している人の多くに
- 英語の発音が気になってどうしても英会話に集中できない
- 発音コンプレックスがある
- 英語の発音をよくしたい
という悩みがあります。
僕自身もカタカナ英語が留学時代通じなくて苦労した経験をかなり持っています。
ですが、今は割り切り『英語の発音は最低限でいい』と考えています。
そこで、今回のブログは日本人のコンプレックスである『英語の発音』について、どうして『最低限でいい』と割り切れたのか実体験をもとにお伝えしたいと思います。
結論からお伝えすると、
- 大切なのは発音よりも英語を話す目的
- 日本人に足りないのは堂々と大きい声で話すこと
- ネイティブが求めているのはあなたの意見や考え方
- 割り切り力を高めると英語がスラスラ話せる
という内容となっています。。
特にこの記事は、
- 英会話を楽しみたいと考えている人
- 英語の発音に意識がいっている人
- 海外旅行を楽しみたい人
にとって有益な内容となっていますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
英語の発音を意識しすぎて英会話に集中できない人へ対策方法をお伝えします
結論、以下の理由から英語の発音は最低レベルでいいと考えています。
- あなたが英語の発音を矯正する目的はプロの通訳になるためなのか
- 大きな声で堂々と英語を話すことが何よりも大切
- 第二言語だと割り切ると英会話の本質が見えてくる
なぜ英語の発音をよくしたいのか目的を明確にする
結論、あなたはどうして英語の発音をよくしたいのかその目的を考えることが大切です。
例えば、
- プロの通訳になるつもりですか
- 旅行で楽しく会話をしたいのですか
- 異文化交流をするためですか
- ビジネスで使うためですか
など、目的によって発音をどこまで矯正する必要があるのか変わってきます。
当然、プロの通訳を目指しているのであれば発音の矯正はしっかりした方がいいでしょう。
ですが、旅行で使う程度であれば最低限で十分楽しく会話ができます。
また、異文化交流をする目的であればこちらも最低限の発音レベルで十分だと思います。
それ以上に、相手の文化への興味を示す姿勢であったりコミュニケーション能力の方が大切になるでしょう。
ビジネスで使うのであれば、英語の発音以上に仕事ができる人になることの方が重要だったりします。
なぜなら、一目置かれる人になれば英語の発音が多少悪くても相手はこちらの話を真剣に聞こうとするからです。
このようにあなたの目的によってどの程度の英語力及び発音が必要か違ってきます。
ですので、まずはあなたは何を目指しているのかこの目的を明確にすることをおすすめします。
大きな声で堂々と英語を話すことが何よりも大切
結論、『私は英語ができない』というマインドではなく知っている単語を大きな声で話すことが何よりも重要です。
ポイントは
- 堂々とした態度
- 大きな声
です。
この2つと気迫があれば、多少発音が悪くても通じます。
日本人が英語を話すときに足りないのは堂々とした態度と大きな声です。
多少発音が良かったとしても、そもそも声が小さいので相手に聞こえないのです。
しかも、おどおどした態度では話すら聞いてもらえません。
ですので、堂々とした態度と大きな声を意識すれば発音の悪さはだいぶカバーできます。
第二言語だと割り切ると英会話の本質が見えてくる
英語を第二言語だと割り切ると『最低限の発音でもいいかな』と考えることができます。
ではなぜその考えに至ったのかエピソードを紹介したいと思います。
僕が留学当初きれいな発音で英語を話す日本人を見て『すごいきれいな発音ですね〜』と先輩に言ったことがあります。
その先輩はアメリカの大学に通っておりUSCPA(アメリカの公認会計士)の資格を取得しようとしている人でした。
その先輩いわく『確かにきれいな発音だけど大切なのは何を話しているかだよ』と。
このたった一言の会話でしたが、『きれいな発音であっても何を話しているかの方が重要』という本質にアメリカ留学の早い段階で気づけた瞬間でした。
このエピソードをわかりやすくするために、英語を日本語に置き換えて考えるとわかりやすくなります。
英語を日本語に置き換えると発音を気にして話さないことの方が問題だと気づく
結論、英語を日本語に置き換えて考えると何も話さないことの方が問題だと気づきます。
僕たち日本人は完璧に日本語を使います。
当然出身地によって方言がありますが、それであなたはその人の性格や人柄を判断するでしょうか。
例えば、僕は阿波弁(あわべん)と言われる徳島の方言を使いますが、阿波弁=変な人となるでしょうか。
九州の方言を聞いて『変な人だから話さないでおこう』となるでしょうか。
まずならないですよね。
それよりも、その人がどんなことを考えどんな言葉を発しているかによって人の性格や人柄を判断するのではないでしょうか。
同じように海外の人が日本に留学して日本語を話していたとします。
僕は民泊やゲストハウスを運営しているので、日本に留学中の海外の学生さんと会ってお話する機会が多いです。
確かに日本人と比較するとたどたどしい言葉ですが、それだけでその人の性格を判断するでしょうか。
経験上、僕は彼ら・彼女らの日本語の発音で人柄や性格を判断したことはありません。
それよりもどんな考えや意見を持っているかということの方が性格や人柄の判断基準となっています。
そして、これは日本人にも同じことが言えると僕は考えています。
本当に大切なことは英語の発音ではなくあなたの意見
つまり、本当に大切なことは言語の発音ではなくあなたの考えや意見なのです。
発音はあなたの考えをより正確に届ける手段の1つであって、決して目的ではないのです。
言葉の目的は、あなたの考えを相手に伝えること。そして相手の言葉を理解し考え方を理解すること、です。
だからこそ、発音は最低限として割り切るとスラスラと言葉が出てくるようになります。
もちろん、発音が良いにこしたことはありません。
ですが、僕としては発音をよくするために時間を使うのであれば、1つでも多くの単語を覚えることに時間を使った方があなたの考えや意見を伝えるのに効果的だと考えています。
発音を気にして話さない=自分という存在を知ってもらえません。(表面的にしか認識してもらえない)。
発音は1つの手段。
自分の意見を相手に伝える方が大切だと理解すると、多少発音が悪くてもスラスラと話せるようになってくるので本当におすすめです。
英語の発音が悪くネイティブに伝わらないときの対策方法
結論、僕は英語を話すとき以下のことを意識して英会話を続けました。
- LやRを聞き間違えるネイティブは相手を察する能力が低いと考え割り切る
- 常にレコーダーを持ち歩き相手の言葉を録音し家で勉強する
- 通じなかった英語の発音は真摯に受け止め練習する
- 英語の発音強化も大切だがあなたの目的にあった勉強する
LやRを聞き間違えるネイティブは相手を察する能力が低いと考え割り切る
1つめは、割り切り力を身に着けましょう、ということです。
具体的にいうと、LやRを間違えるネイティブは相手を察する能力が低いと考え割り切って付き合うことが大切です。
英語の発音にコンプレックスがある人ほど単語に意識がいっていますが単語は会話の中の一部です。
ということは、その会話全体の流れの中でLやRと発音する単語があり、それを単語の意味ごと取り違えるネイティブは相当頭が弱い人だと考え割り切ると気持ちが楽になります。
では、なぜ僕がこのように考えるようになったかというと、アメリカ人達の他人への態度からでした。
一般的なアメリカ人は相手にあわせない
僕がアメリカ滞在4年半の間に様々なアメリカ人と交流しました。
そして、その過程で付き合ったアメリカ人達は英語レベルが低い人には基本的にあわせません。
つまり、アメリカ人は英語が満足に話せない相手とは基本会話をしませんし、よほど相手に魅力がないと気遣いすらありません。
そのためなのか、日本人同士でグループを作り日本語で会話している日本人留学生はいっぱい見かけました 。
だから、『ネイティブのくせに単語が聞き取れないのはあなたのリスニング能力が低い!』という気持ちを持って接するぐらいで、日本人のマインドとアメリカ人のマインドがイコールになると思います。
※日本人女性は優しく話しかけてくれるのでこのケースとは異なります。
レコーダーが活躍!ネイティブの生きた英語を学び家で勉強する
2つめは、レコーダーを使い会話を録音して家で勉強して実力を上げる、ということです。
勉強するレコーダーはとても役立ちます。実際僕もネイティブ達の会話を録音し家で繰り替えし聞いて勉強していました。
※留学当時YouTubeはありませんでした。
相手の英語の発音やアクセントを真似して何回も1人で話す練習をしました。
なぜなら、ある程度の年齢になった人は、勉強をしないと英語は上達しないと考えているからです。
関連記事>>>英語の聞き流しって本当に効果あるの?元留学生が実体験を交えて解説
メモも大切ですがどうしても英会話の流れを一旦止めてしまう可能性もあるため、
- ネイティブとの英会話に集中する
- 会話を録音する
- 自宅でわからない単語や意味を勉強する
- ネイティブの発音やアクセントを徹底的に真似する
ということを繰り返すと最低限の英語の発音を手に入れることができるのでおすすめです。
通じなかった英語の発音は真摯に受け止め練習する
3つめは、通じない英語がある時は自分の実力不足を真摯に受け止めることが大切、ということです。
通じない英語をそのまま放置することは絶対にやめましょう。そんなことずっとしていたら英語力は伸びません。
通じなかった単語は発音の練習をする必用があります。
この時のポイントはその単語だけ練習するのもいいですが、できれば文章の中に混ぜて発音練習してみることです。
ただし、発音が悪く英語が通じなくても卑屈になる必要はありません。堂々と話しましょう。
英語の発音強化も大切だがあなたの目的にあった勉強をする
4つめは、あなたの目的にあった勉強をするということです。
使わない英語の発音を練習してもいいですが、社会人の人にとっては『使わない単語』時間の無駄になるのであまりおすすめしません。
必要な英語の発音は最低限だけ練習して大きな声で堂々と発言する。
そして、その過程で通じなかった英語の発音だけ書き出し再度練習する。
これを繰り返すだけで、あなたが本当に必要で使う英語の発音がよくなるでしょう。
間違っても失敗しても自分の考えをアピールする。
これが英語を話す上で大切になりますし、それを繰り返すことによって、発音コンプレックスも解消することができますので本当におすすめです。
まとめ:英語の発音は手段の1つ!英会話を通してあなたの考えや意見を伝えよう
今回は英語の発音コンプレックスについて僕の考えを書いてみました。
この記事をまとめると、
- 英語を勉強する目的によって勉強方法は変わってくる
- 英語の発音も大切だがまずは堂々と大きい声で話すことが重要
- 発音よりもあなたの意見や考え方が何よりも重要
- 英語の発音をある程度割り切る英語はスラスラ話せるようになる
ということですね。
もし、あなたが英語の発音にコンプレックスを持っているのであれば、一旦発音を忘れて英語を堂々と話してみましょう。
その結果、あなたがどの英語が上手く発音できないのか認識できます。
そして、この自分が出来ないことを知るというのが英語を上達する上で大切です。
騙されたと思って試してみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。