こんにちは。
民泊やゲストハウスを運営していると、いわゆる新卒と言われる方、または就職して3年以内の方も多く来られます。
もちろん、現在就活中ですという大学生も。
その方たちとお仕事のお話をしたりするのですが、会社が楽しいと言われている新卒〜就職3年目ほどの方に共通することがあるので、文章に書いてみたいと思います。
結論は大きくまとめると以下の3つ。
- 上司がかっこいい
- 職場の人間関係が良い
- お給料は普通程度はある
直接お話を伺った内容と自分の実体験を交えてお伝えしたいと思います。
特にこの記事は
- 仕事にやりがいを感じない人
- 転職先を探している人
- 社員がいる経営者の人
にとっては有益な内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
夢に向かって挑戦している会社の社員は離職率が低い!?

では、なぜ以下の3点がある会社の社員の離職率は低いのか。
- 上司がかっこいい
- 職場の人間関係が良い
- お給料は普通程度はある
その理由について僕が直接『今の』『現代の』『最新の』大学4年生、新卒、就職3年目まで人達の意見を聞いたのでその理由を説明したいと思います。
長く働きたいと考えている人達に共通するマインド:上司がかっこいい
かっこいいというのは容姿ではなく仕事ができるかどうか
この上司がかっこいいというのは、容姿ではないということです。
学生時代はかっこいいというのは=容姿が大部分を占めたと思いますが、社会人のかっこ良さとはズバリ仕事ができるかどうかです。
毎日一緒に仕事をしているので、いくら容姿がいい人であったとしても仕事ができない場合は、魅力的ではないのです。
これは就職したことがある人、またはバイトでも同じような経験をしたことがある人は多いと思います。
例えばエンジニアのA君。彼は仕事先の上司に対してこのようなことを語っていました。
『休みの日であっても勉強したい。理由は上司に認められたいから。「おっ!お前勉強しってきたんだな」というところを見せたい』と。
圧倒的パフォーマンス力が部下を魅了する
では、なぜそう思うのかというとやはり上司が仕事ができる人だからとのこと。
自分ではわからないことを、音を聞いただけでその原因を判断し修理することができるとのこと。
その仕事ができる姿を見て衝撃を受け『この人のようになりたい。この人に認められたい』と思うように。
どうしょう。あなたにもこのような人が職場にいますか。
僕もこの人に認められたいと思う人はたくさんいます。実際その人に『よく勉強してるな。すごいじゃん!』と言われたときはすごく嬉しかったですね。
当然僕も『この人にまた褒められたい』と思うようになり、仕事に邁進するようになりました。
ですので、上司にかっこいい人=仕事ができる人がいるかどうかというのは『現代の』彼ら・彼女らの離職率を下げるためには重要なことなのかなと。
職場の上司は未来の自分
実際、『職場の上司は未来の自分の姿』という言葉もありますよね。
毎日、新聞を広げぼーっと窓際で過ごす毎日と、仕事に真剣に向き合っているのではどちらが魅力的でしょうか。
もちろん、これは人の価値観なので『どちらがいい』とか『こっちを目指せ』とかは断言できません。
ただ、僕としては1日の大部分を占める仕事が面白くないというのは、人生を無駄にしている気がしてしまいます。
人生を大切に生きるためにも、仕事もでき他の面でも魅力的な人間になりたいなと考えています。
離職率が低い職場は人間関係が良い
職場の人間関係が良い。
これも離職率が低い職場の共通するポイントですね。
例えば先日ご宿泊いただいた新卒2年目のBさん。
彼女の職場も本当に人間関係がよくお昼休みなどは話をしながら一緒に食事を楽しむみたいです。
お仕事としては夜勤もありハードなお仕事なんですが、それでも人間関係はすごくよいみたいで、楽しくお仕事に取り組めているとのこと。
また、別のC君も同じようなことを。
仕事は厳しい部分もあるがやはり人間関係が良いため『職場に行きたくない』と考えたことはないとのこと。
毎日仕事に行くのが億劫になるとそれだけで通勤が憂鬱になりますね。
そして、世界的な名著アドラー心理学で有名な本『嫌われる勇気』でもこういう一節が。
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
引用元:嫌われる勇気
人間関係が良好な職場はそれだけで、ストレスの大部分が解消されているのかもしれませんね。
お給料は普通程度はある
そして、お給料のお話も。
最近の大学生、及び新卒1年〜3年目ぐらいの人は、僕ぐらいの世代(30後半から40代の人)と比較してそこまで『高い年収を求めていない』という現実があります。
あくまでもこれは僕が直接話しをした人達のデータ。
僕の世代よりも稼ぎたいという想いを持った人は少ないですが、その稼ぎたいと考えている少数はの人達はかなり優秀ということも付け加えておきます。
お給料が普通でいいという人達に共通する考え方としては、
- お給料は普通ぐらいでいい
- 残業はしたくない
- 大きく稼ぎたいとも思わない
- やりがいがある仕事がいい
- 自分の時間を楽しみたい
というのが特徴ですね。
僕自身は『稼ぎたい』という想いがかなり強いので、彼ら・彼女らの発言を聞くと『へーそう考えてるんだ』という感じで、新しい価値観を教えてもらっている感じがしています。
もちろん、人それぞれですし『ある程度の稼ぎがないと子供を持った時大変だよ』と内心思ったりもしているのですが、そんな野暮なアドバイスはしません。
それよりも、どうしてそう考えているのか。なぜそう考えるようになったのか、そのきっかけは何なのか。
こういうところを質問したりしています。
つまり、僕としては自分の知的好奇心を満たしている感じです。
様々な年代、職業の人と知り合い新しい価値観を得ることができるゲストハウスという商売は本当に楽しい商売だなと感じています。
まとめ:離職率が低い会社の特徴は夢があり人間関係がよく普通程度のお給料がある会社

今回は、僕が過去様々な大学生、新卒1年〜3年目ぐらいの人達と直接お話して気づいたことをまとめてみました。
離職率が低い会社に共通する特徴は
- 会社に夢や想いがありそれに向かって突き進んでいるかっこいい上司がいること
- 多少仕事はきつくても良好な人間関係がある職場であること
- 他の会社と比較して同じぐらいのお給料をいただける会社であること
という内容です。
現代の新卒には僕たち世代の価値観は通じません。むしろそういう価値観を伝えると嫌がる傾向があると考えています。
それよりは、『しっかりとした仕事をする。そういう姿を見せる』ということに重きを置いた方が、彼ら・彼女らと良好な人間関係を築けるかもしれませんね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。