こんにちは。
木内です。
テレビやネットは毎日コロナウイルスの話題ばかりですね。
そんな中本日安倍総理が『学校へ休校を要請する』と発表しました。
この発表を受けて、
- 子供の相手をしなければいけないので仕事を休まなければいけない
- 家族が離れてくらしているので協力してくれない
- 保育園はどうなるのか
などの声が一気に上がっています。
でも、今回の安倍総理の発表までは、
- 春休みを前倒しにしろ
- 子供が感染したらどう責任を取るんだ
- こんな時こそ休校だろ
という声があったのは事実です。
では、僕はどのように考えているかというと一貫して『経済を優先した方がよい』と考えています。
つまり、子供たちは学校へそのまま行かせた方が良いと考えています。
理由は、小学生の場合、ほぼ死亡するというケースが起こっていないからですね。
こちらの数字を見てください。
これは、中国のCDCweeklyの情報です。

少し前の数字ですが、死者1023人中、0-9歳で死亡している人は0人。
10歳〜19歳の場合は1人となっています。
44672人の感染者で1023人の死者が出ている中でです。
この数字から判断すると、19歳までの人は感染はするが致死率としては圧倒的に低いということが言えると思います。
※『中国が発表している数字を信じるのか』と言われると何とも言えませんが。
だから、学校に子供たちを行かせ、教育して素晴らしい人間になってもらう。
そして、両親はがんばって仕事をして日本経済を回す。
この方がはるかに日本のためになると僕は考えています。
では、なぜ経済を回すことを優先させるかというと、企業の倒産により失業者が増えることの方が、コロナウイルスの影響と比較して日本にとって悪い状況になると考えているからです。
こちらは、2月20日のツイート内容。
コロナウイルスの問題
・感染者拡大=死亡者増加
・人が集まるところに行かない=経済悪化で企業倒産現在企業倒産で露頭に迷う人の数>死亡者
死亡した人と比べるのは非常識だが
・ローンの返済が無理⇒家は競売
・家賃が払えない⇒ホームレス極端かもしれないが家族がいてこれは辛すぎる
— 木内健介 民泊・ゲストハウス経営中 (@kensukekinouchi) February 20, 2020
また、こういうツイートも過去しています。
宿泊業をしているため経済へのダメージが大きいと実感している。予約も入っていたが、どんどんキャンセルのメールが届く。4月なんて今の所予約はほぼない。僕のような小さい規模の宿泊施設でそうなのだから、人を多く雇っているところはかなりのダメージを受けているはず。失業者があふれることになる https://t.co/4LElBRfR1F
— 木内健介 民泊・ゲストハウス経営中 (@kensukekinouchi) February 20, 2020
僕も含めて少資本で経営している人にとって『自粛』は経営を圧迫し倒産に追い込まれる。マスコミにあおられる気持ちはわかるが、1人1人がもっと冷静に数字で判断するべきではないだろうか。『お前は経済を優先するのか』という声もあるが『そうだ』と答える。本当に危険なのは失業者だらけの国である https://t.co/3UHlL6EUh1
— 木内健介 民泊・ゲストハウス経営中 (@kensukekinouchi) February 27, 2020
ここで、失業者の話をする前に、一旦厚生労働省が発表しているコロナウイルスの国内の数字を見てみましょう。

この厚生労働省のホームページの数字によると、2月27日の時点で、
- 186人の感染者
- 死亡者3名
との発表になっています。
そして、この時期によく発生するインフルエンザの数字も見てみましょう。
インフルエンザの数字はというと、、、。

- 感染者37198人
となっています。
また、プレジデントオンラインの記事では、インフルエンザの死亡者数はこのように記載されていました。

この数字でいうと、2019年の1月はわずか1ヶ月間の間で1685人の人が亡くなっているということがわかります。
でも、僕の記憶ではコロナウイルスほど騒ぎはなかったと思います。
では、どうして数字で比較してコロナウイルスよりインフルエンザ方が感染者数及び、死亡者の数が多いのに話題にならないのか。
僕の考えは2つ。
- 当たり前になりすぎていてマスコミが報道しても視聴率が取れないから=報道しない
- 未知のウィルスに対する恐怖
という理由からなのかなと。
そして、人々を恐怖にさせているのは『未知のウィルスに対する明確な治療法がないから』だと僕は考えています。
でも、以前宿泊してくれた看護師さんが『インフルエンザもすぐに完治する治療法はない』とおっしゃっていたんですね。
タミフルを投与しても、完治ではなくインフルエンザを抑制する働きがあるだけとのこと。
つまり、『インフルエンザもコロナウイルスと同じですぐに完治する薬などはない』みたいなんですね。
だから、インフルエンザにかかった人はどうするかというと、家で水分と栄養を取りゆっくり家で休養しますよね。
お医者さんから解熱剤のお薬はもらいますが、それで急激に良くなることは少なく、家でゆっくり休んでいるうちに徐々に体力が回復していくと思います。
僕もあなたもこういう体験ありますよね。
だから、明確な治療法がないという点ではコロナウイルスとインフルエンザは同じなのかなと。
※ただし、これは僕は看護師さんからの受け売りの情報なので、ご自身で調べてみてくださいね。
だから、個人的には数字の面から判断して、コロナウイルスはそこまで騒ぐウィルスではないのかなと考えています。
でも、僕はコロナウイルス以上に経済の悪化を気にしています。
なぜなら、経済が悪化すると企業が倒産し失業者が増えるからですね。
では、どうして失業者が増えるのが良くないと僕は考えているのか。
理由は、治安の悪化です。
僕は4年以上アメリカの貧困街で生活していたため、貧困から起こる犯罪を目の当たりにしてきたという経験があるからですね。
ホームレス街や貧困地域では毎日のように犯罪が起こります。
日本の犯罪なんてかわいいもので、殺人などもよく起こっていました。
では、どうしてこうなるのか。
いくつか理由はありますが、その1つに『人を襲ってでもお金を手に入れないとみんな食べていけないから』というのがあります。
その点日本はどうか。
こんなに治安がよくて生活しやすい国はないですよ、ほんと。
そして、どうして安全なのかというと多少の格差はありますが、みんな最低限の生活ができているからですね。
人を襲わないと食べていけないという人は日本にどれぐらいいるでしょうか。
この文章を読んでいるあなたの周りにいますか。
少なくとも僕の周りにはいません。
でも、僕がアメリカで住んでいた地域はホームレス街なので、人を襲ったりつきまとってお金をもらったりして生活している人もいます。
つまり、僕の経験から、人間は最低限の生活ができなくなると、他の人が所有している物を奪ってでも食べていく行動をすると考えています。
また、僕の体験だけではなく昔の歴史に学んでもそうですよね。
きれいごとなんて通用しなくなると考えています。
極端な話かもしれませんが、まさしく北斗の拳の世界ですね。
ただ、間違ってほしくないのは、僕は『コロナウイルスが危険ではない』ということを言っているのではありません。
僕が言っているのは、『危険だけど経済が悪化する方がはるかに危険だから、そっちを優先しよう』ということなんですね。
トレードオフという考え方です。
だから、失業者を増やすべきではないですし、今のコロナウイルスの状況を数字から判断して経済を優先させた方が僕がいいと考えています。
安全な日本でいるためには経済が豊かである必要があると考えています。
コロナウイルスの感染リスクは怖いですが、それはインフルエンザも同じ。
しっかり手洗いうがいをして対策すれば十分なのかなと考えています。
それよりも経済を回し会社の倒産を減らし失業者を増やさない。
この方法こそが、中長期という視点で日本という国を見たときに、絶対よくなる方法だと僕は考えています。
でも、政治家の人って大変ですね。
決断すれば叩かれ、その人達が推奨する方法で決断すれば今度は別の人から叩かれ。
安倍総理の今回の決断は多くの批判はありますが、これも専門家のアドバイスを聞いて判断したとのこと。
あらためてリーダーの仕事は人が決断したくないことに対して、決断していくということなんだなと強く感じました。
早くコロナウイルスが収束してくれるのを期待します。
今回の僕の考え方とあわない人もいて、批判したくなる気持ちもわかります。
ただ、批判するだけでは生産性がないので、どうすればより良くなのかという具体的な案を考えると、日本はよりよくなると考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。