ですが、そのサイトには具体的な時間帯が書かれていませんでした。攻略しやすい具体的な時間帯を教えて欲しいです
このようなお悩みに回答しています。
今回の記事の内容は以下の通りです。
- バイナリーオプションでエントリーを避けるべき時間帯
- バイナリーオプションで攻略しやすい時間帯
- 順張りと逆張りの投資手法の違いによる攻略時間の変化について
この記事を書いている人。

元サラリーマン。34歳で独立したのち、ゲストハウス、投資、ブログビジネスをしています。
投資はバイナリーオプション以外に不動産投資、太陽光発電投資も行っています。
バイナリーオプションは基本的に平日であれば24時間取引することが可能です。
ですが、攻略しやすい時間帯とエントリーを避けるべき時間帯があるのは知ってますか。
この時間帯は本当に大切で、同じ取引をするなら攻略しやすい時間帯でエントリーしたいですよね。
もちろん、僕自身もその時間帯を意識していますし、逆に攻略が難しい時間帯では意図的にバイナリーオプションにエントリーするのを控えています。
そこで、今回はそのバイナリーオプションを攻略するための時間帯について紹介したいと思います。
結論からお伝えすると、
- 各市場のオープン時間30分はエントリーしない
- 指標の発表前後30分はエントリーしない
- 流動性が少ない時は市場は安定しているとき
- 市場とは人間真理の集まりであると理解する
- 順張りか逆張りかによって攻略しやすい時間は変わる
ということになります。
特に、この記事は
- バイナリーオプションを攻略しやすい時間帯を知りたい人
- バイナリーオプションで負けるエントリーを減らしたい人
- 投資手法の違いについて知りたい人
にはとても参考になるので、ぜひ最後までご覧ください。
バイナリーオプションでエントリー避けるべき時間帯とは?

結論、以下の時間帯はエントリーを避けることをおすすめします。
- 各市場がオープンする30分前後
- 指標が発表される時間帯の30分前後
各市場(マーケット)がオープンする時間帯はエントリーを避ける
まず、市場(マーケット)がオープンするというのはどの地域のことなのか説明しますね。
それは以下の5つの地域になります。
- 日本
- アメリカ
- ヨーロッパ
- ロンドン
- オーストラリア(ニュージーランド)
市場別に1日の流れを以下にまとめてみました。※この表記はすべて日本時間での表記なので、気をつけてくださいね。
午前4時からウェリントン(ニュージーランド)の市場がオープンする

まず、日本時間午前4時からオーストラリアやニュージーランドの市場がオープンします。
市場がオープンするということは価格が大きく変動する可能性が高いということを意味しています。
そして、この傾向はどの市場がオープンするときにも当てはまりますので覚えておいてくださいね。
つまり、あなたがテクニカル分析等から予測した値動きから、大きく外れる可能性が高いということになります。
わざわざ勝ちにくい市場で戦う必要はないよね。
だから、バイナリーオプション初心者の人は、午前4時(ウェリントン市場がオープンする時間)の前後30分はエントリーを控えることをおすすめします。
バイナリーオプションを始めたての人は必ずマーケットのオープン時間の30分前後はエントリーを避けること。
また、このオーストラリアやニュージーランドの市場の特徴は以下の2点です。
- 市場への参加者は他の市場とくらべて少ない
- 流動性があまりない
バイナリーオプションでは流動性はとても重要

流動性とは、簡単に言うと『取引量が少ない』ということです。
そして、取引量が少ないということは市場に参加している人数が少ないことを意味します。
つまり、『流動性が少ない=取引量が少ない=市場に参加している人が少ない』ということ。
では、なぜ流動性の少なさが重要なのかと言うと値動きに直結するからです。
では、どういう値動きをするかというと、為替の値動きが安定していることを意味します。
また、その反面力のあるトレーダーが大きな取引をすると急激な値動きの変化があるため、注意が必要ということも言えます。
流動性が少ない
⬇
取引量が少ない
⬇
市場に参加している人が少ない
⬇
為替の値動きが安定している
⬇
力のあるトレーダーが大きな取引をすると急激な値動きがある可能性がある
何回もこのブログで伝えていますが、バイナリーオプションで最も大切なことはいかに負けない場所での戦いをするかということです。
日本の市場は午前9時からオープンし15時にクローズする

日本の市場は世界3大市場と呼ばれるほど大きい市場です。
世界3大市場
- 東京市場
- ロンドン市場
- ニューヨーク市場
東京市場(アジア市場)がオープンする9時以降に、以下の特徴が出やすいと言われています。
- ドル円・クロス円と言った円を絡めたトレードが比較的多く行われる傾向がある
- レンジ相場(ボックス相場)になりやすい
レンジ相場というのは、こういう値動きのことをいいます。

レンジ相場(またはボックス相場・保ち合いい相場)の特徴は、値動きがあまりないというのが最大の特徴になります。
言い換えると、値動きが安定していると言えます。
ちなみに、そのレンジ相場と反対の値動きをするのをトレンド相場っていいます。このような動き方ですね。

チャートというのは、上がったり下がったりしてを繰り返して形成していますよね。
それが、同一方向に動くことをトレンドといいます。
そして、値動きが上がっていくトレンドを『上昇トレンド』と呼び、値動きが下がっているトレンドを『下降トレンド』と呼びます。
この際覚えておいてくださいね。
では、話を戻します。
各市場のこのような特徴を1つ1つ覚えていくようにすると、傾向がわかるため対策がしやすくなるのでおすすめです。
また、もう1つ忘れないでいて欲しいことがあります。
それは、バイナリーオプションという投資をしているのでPCと向き合っていますが、画面の向こうには人間がいるということです。
これは本当に大切なことになります。
そして、このことは酒田五法の考案者である本間宗久さんもこのような考え方を残されていますね。
相場は相場が動く。
自分が動かすのではない。
相場の予測は本当に大切だが、それ以上に相場を動かす大衆心理こそが最も重要なことである。
自分自身が正しいと信じるのではなく、相場に参加している大衆が正しいと思うことが相場を動かすのである。
この当たりの心理を予測して取引するようにすると、勝率も上がっていくのでおすすめです。
では引き続き市場の時間について解説していきますね。
ロンドン及びヨーロッパの市場は日本時間の16時にオープンする

先程、世界3大市場の説明をしましたね。
実は、この日本時間の16時からオープンするロンドン市場が世界最大の市場なのです。
そして、そのロンドン市場に続き、世界でNo.2の取引量を誇るのがニューヨーク市場です。
このロンドン市場とニューヨーク市場を合わせると、世界の取引量の半分にもなると言われている超巨大市場です。
そのロンドン市場がオープンする時間は16時または17時(冬時間のため)。
このロンドン市場の特徴は以下の2つです。
- ロンドン市場が開く16時は取引が活発になる傾向がある
- ユーロやポンドの値動きが多くなる傾向がある
この当たりの情報もしっかり、頭に入れておいてくださいね。
ちなみに、日本にはあまり馴染みのない冬時間ですが、11月の第1日曜日〜3月の第2日曜日までが冬時間となります。
ニューヨークの市場は日本時間の22時にオープンする

ニューヨーク市場がオープンする時間は22時または23時(冬時間)になります。
そして、ここは特に重要なのですが、このニューヨーク市場とロンドン市場とが重なる時間は、最も値動きが激しくなる時間と言われています。
その具体的な時間は以下の通りです。
- ロンドン市場:16時(17時)から翌日の午前1時(午前2時)まで
- ニューヨーク時間:22時(23時)から翌日の午前6時(午前7時)まで
つまり、日本時間の22時(23時)〜翌日の午前1時(2時)までは値動きが激しくなるということを意味しています。
当然こんなに激しく値動きする時間帯では初心者はなかなか結果を出せないでしょう。これも多くの人が負ける原因の1つだと考えています。
僕もこの2つの市場が重なっている時間帯は僕も極力エントリーをしないようにしています。
初心者の人はエントリーしないことがおすすめですが、もしエントリーされるなら必ずテクニカル分析で最も厳しい水準で達した時のみエントリーすることをおすすめします。
テクニカル分析についてはこちらの記事が参考になるのであわせてご覧ください。
関連記事>>>バイナリーオプション攻略にテクニカル分析は必須!メリットと使い方を解説
また、このニューヨーク市場の特徴は以下の通りです。
- ロンドン時間が開いている間は世界で最も取引される時間帯と言われている
- トレーダーが多いため流動性が高く、為替が大きく動きやすい傾向がある
指標が発表される前後30分はエントリーを避ける
市場のオープン時間と同様にエントリーを避けるべき時間が『指標が発表される時間の前後30分』です。
- 雇用
- 貿易
- 物価
- 金利
等をベースに数値化されて発表されるものです。
例えばこちらをご覧ください。

こちらはYahooファイナンスに掲載されている指標の一覧になります。
これを見ると様々な指標が発表されているのがわかると思います。
特に抑えるべき重要な指標をお伝えしますね!
エントリーを避けるべき重要な指標は以下の通りです。
- 国内総生産(GDP)
- 米国雇用統計
- 小売売上高
- 鉱工業生産
- 景況感指数
- ADP雇用統計
- FOMC
この中でも特に『米国雇用統計』は激しく値動きすることが多く、絶対に前後30分はエントリーを控えること。
ぜひ意識してくださいね。
バイナリーオプションを攻略しやすい時間帯を解説!

結論、投資手法によって攻略しやすい時間帯は変わってきます。
- 順張り派:午後10時30分〜午前1時30まで
- 逆張り派:午前中〜午後2時30分まで
ちなみに、僕は逆張り派です。
ですが、あなたの得意な手法でバイナリーオプションの攻略に臨めばいいと考えています。
順張りの人でも結果を出す人はいるでしょうし、逆張りでも同じこと。
つまり、僕の考えは投資手法の正解はなく、結果を出している人すべて正解というわけです。
順張り派:バイナリーオプションを攻略しやすい時間帯は午後10時30分〜午前1時30時まで
結論、順張り派の人は午後10時30分〜午前1時30分までの時間帯にバイナリーオプションに挑戦することをおすすめします。
なぜなら、その時間帯はロンドン市場とニューヨーク市場が同時にオープンしている時間帯なので流動性がありトレンドが発生しやすいからです。
トレンドの発生は順張り派にとってバイナリーオプションを攻略しやすい条件の1つですからね。
※午後10時〜午前2時という意見もありますが、バイナリーオプション初心者の人にとってはエントリーを避けた方がいいと考えています。
理由は市場がオープンした直後/クローズする直前なので値動きが読めないからですね。
逆に逆張り派の僕にとってはトレンドの発生は負けることにつながるため、僕にとってはエントリーを避けるべき時間帯になります。
ですので、順張り派の人は午後10時30分〜午前1時30分までの時間帯にバイナリーオプションに挑戦することをおすすめします。
逆張り派:バイナリーオプションを攻略しやすい時間帯は午前中〜午後2時30分まで
結論、逆張り派の人は午前中〜午後2時30分までの時間帯が比較的バイナリーオプションの攻略がしやすい時間帯となっています。
なぜなら、その時間帯はレンジ相場が比較的多く、値動きが安定しているため予測がつきやすいからですね。
レジサポラインって何?という人は『バイナリーオプションでよく聞くレジサポラインとは!?(基礎編)』に詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
このような業界用語や使い方の知識を1つ1つ身につけていくには勉強が必須です。あきらめず続けてくださいね。
ですので、逆張り派の人は午前中〜午後1時30分まで集中的にバイナリーオプションに挑戦してもいいかもしれませんね。
ただ、このように書くと『順張り派/逆張り派はその時間帯以外にエントリーしてはいけないのか』という声が聞こえてきそうですね。
結論は、先程も伝えた通り値動きが激しく統計的に攻略しにくい時間帯なのでエントリーする基準を高めて挑戦して欲しいと思います。
攻略するためにはエントリーしたい気持ちを抑えることはとても重要

初心者の頃はエントリーしたくて根拠が甘くなったところでエントリーをしがちになります。
その気持ちは本当によくわかります。
ですが、そこをぐっと我慢して取引をするようにしましょう。
実際、僕が見てきたプロのトレーダーの人達というのは取引の回数は極めて少なかったです。
彼らは1日わずか数回の根拠のあるタイミングのみにエントリーしていました。そして、その1回のエントリー金額が多いという特徴も。
勝つためには勉強してチャートを見て仮説を立て自分なりの分析をする必要があります。
これが本当に大切です。
取引したい気持ちはわかりますが、その気持を抑えてぐっと待つことがバイナリーオプションで勝率を上げることに始めは注力しましょう。
また、なかなか勝てない人から『バイナリーオプションのコンサルを受けようと考えてます』という相談を受けます。
そしてについての僕の回答はこちらに書いているのでぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>>バイナリーオプションのコンサルの効果は本当?それとも詐欺?
まとめ:バイナリーオプション攻略には時間帯を理解することが必須!

今回はバイナリーオプションの攻略しやすい時間帯とエントリーを避けた方がいい時間帯についてまとめていました。
まとめると、
- 市場と指標の発表時間前後30分は取引しない
- 順張り派が攻略しやい時間帯は午後10時30分から午前1時30分まで
- 逆張り派が攻略しやすい時間帯は午前中から午前中から午後2時30分まで
- サラリーマンの人で攻略しにくい時間帯にエントリーする場合はエントリー基準を高める
- バイナリーオプションで重要なことは負けない場所で戦わないということ
ということになります。
初心者の人はバイナリーオプションに挑戦したくてテクニカル分析等の勉強をおろそかにしてしまう傾向があります。
ぐっと我慢することが本当に大切なので覚えておいてくださいね!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。