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民泊の失敗体験談!これから始める人が注意すべき3つのポイントを紹介!

民泊の失敗体験談!これから始める人が注意すべき3つのポイントを紹介!

僕は2016年の6月から民泊を始め、3年が経過しました。

売上は順調に伸びており、それに伴って利益も上がっています。

 

ですが、始めから順調だったわけではありません。

当然小さい失敗や大きい失敗もしました。

 

そこで、今回は僕の民泊の失敗談を紹介しようと思います。

少しでもこれから始める人の参考になれば幸いです。

 

民泊の失敗談1:ダブルブッキング

香港からのゲストさん達

僕の民泊のスタートはAirbnbに登録してスタートしました。

Airbnbとは宿泊者と宿泊施設をマッチングさせるサービスですね。

略してエアビーとも呼ばれます。

 

エアビーについて知らない人はこちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。

【実体験】民泊を利用するときに使うエアビーとは一体何か?

 

初めて登録したものの、翌日すぐに予約が入っている。

しかも、その後、お部屋の数が間違っており、他の予約も入ってきてしまい、オーバーブッキングになっている。

オーバーブッキング、つまり、お部屋が1部屋しかないのに、同日に2組の予約が入ることですね。

 

これは、どうしようもない。

内心すごく焦りますし、現在でもこのオーバーブッキングだけはしないように、できるだけ丁寧に確認していたりしまします。

 

この焦るという表現は経験した人じゃないとわからないですが、実際かなり焦ります。

 

ちなみに、オーバーブッキングになったお客さんには、正直に申し訳ないことをお伝えして、キャンセルしていただきました。

または、ある程度慣れたら僕の他の宿泊施設を紹介してそちらに移動してもらったり。

もちろん、その時の料金は割引していたりします。

 

例えば、Aという宿泊施設に5000円で予約が入ったとします。

ですが、オーバーブッキングでその日は予約が入っている。

 

そこで、僕が運営しているBという宿泊施設を紹介したとします。

でも、Bは1泊10000円するとします。

 

その場合、僕はAと同じで最大でも5000円で宿泊をしてもらうようにしています。

なぜ、最大でもという表現をしたかというと、相手のメッセージの内容を見て、微妙に値段を調整しています。

 

こんなこと書いていいのかわかりませんが、お客さんがものすごい怒っていたら、5000円よりも安くするときもあります。

もちろん、前の文章の流れによりますけどね。

 

この金額差はもったいないですが、やはり僕のミスですしお客さんには関係ないことですよね。

 

だから、料金の負担は僕の方でするようにしています。

ですので、これから民泊を始める人は、まず絶対オーバーブッキングには最新の注意をすることをおすすめします。

 

民泊の失敗談2:値段設定の間違い

最近は満室状態が増えてきました

予約が入った!嬉しい!・・・まてよ、この値段は・・・かなり安い!どうして?』となったことがあります。

今でもたまに間違います。

 

例えば、最近僕が失敗した間違いが、『徳島マラソン』のときの宿泊料金の設定です。

2020年の3月にあるのですが、なぜかクローズした(お部屋の販売を停止した)と思っていた日時が、オープンに。

その結果、通常料金でご宿泊していただくことになりました。

 

これは、去年の数字と比較しても売上激減なんですね。

もちろん、これも僕の失敗。

 

本来ならば、しっかり管理しておくべきだったところを、僕がうっかりミスをしてしまった結果です。

ですので、これから民泊を始める人は、

  • 料金の設定

だけは、利益に直結するところなので、十分注意して設定することをおすすめします。

 

でないと、僕のように本来もっと利益を得ることができるところをミスしてしまうので。

ただし、ここでこういう声も聞こえてくるんですよね。

ボリやがって』という声ですね。

※ボリやがって=ぼったくりやがって

 

この言葉には僕も色々悩んだんですが、現在は割り切っています。

大手ホテルも値段はびっくりするぐらい高いですし、そこと比較しても民泊は安い。

さらに、利益を得ることに何ら後ろめたいことはしていないので、現在は堂々と値段を上げています。

 

そして、こういう言葉をいう人に限って、自分で商売をしたことがない人が多かったりします。

その何ら関係のない人達の意見を聞いて、何かあなたにプラスになるでしょうか。

 

彼らの言葉を聞くと、よりお客さんを運んできてくれるんでしょうか。

そんなことないですよね。

何ら責任を伴わない発言に惑わされずに、あなたが設定した金額を堂々と提示することをおすすめします。

 

民泊の失敗談3:予約を受け入れる期間の間違い

これもAirbnb等で設定するときに僕が犯した失敗です。

予約の受け入れる期間を長く設定しすぎたんですね。

つまり、1年後でも受け入れる、2年後でも受け入れるとかにしていました。

 

理由は、早めに予約が入ったら嬉しいからです。

確かにキャンセルを伴わない予約が入ったらいいですよね。

 

ですが、ここで2つの失敗が起こる可能性があります。

それは、

  • お部屋だけ抑えられて直前にキャンセルする人がいる
  • 適正な値段設定していないお部屋に予約が入る

ということです。

 

お部屋だけ抑えられて直前にキャンセルする人がいる

リピーターのゲストさん。去年も貸し切りでご利用いただきました。

お部屋だけ抑えて直前キャンセルする人なんている?』という疑問に思う人もいるかもしれませんが、いるんですよね。

ほんと、1組や2組ではなく結構います。

これはね、僕のように少資本で民泊をしている人には相当こたえます。

 

先日も何回も打ち合わせをした人がキャンセルポリシー直前に突然キャンセル。

当然貸し切りで話をしていたので、0から集客しなければいけない。

 

もしかしたら、売上0円かもしれない。

かなり焦りましたが、結果2組の方にご予約いただきその日は宿泊していただきました。

 

売上0円は回避できましたが、それでも当初予定していた収益とはかなりかけ離れています。

 

ですので、僕自身何度もこのような失敗をし悩みましたが、結局はキャンセルポリシーを少し厳しめに設定するというので今の所落ち着いています。

 

適正な値段設定していないお部屋に予約が入る

香港から自転車で四国1週を目指しているゲストさん

また、適正なお値段を設定していないうちに予約が入るというのも困りもの。

例えば、先程僕は2016年の6月から民泊を始めたとお伝えしたいと思います。

 

そうなんです。

勘が鋭い人は気づくかと思いますが、徳島には世界に誇る阿波おどりがあるんですね。

それが、8月です。

民泊をして迎える阿波おどりは初めての経験。

だから、他の宿泊施設の相場を見ながら値段設定をしてみました。

 

結果は、一気に埋まってしまったんですね。

つまり、安すぎたということです。

 

もっと、利益を得ることができていたのに!』と後悔しても予約が入ってしまっては変更することができないですよね。

 

だから、来年はその反省を踏まえて『もう少し値段を高くしよう』と考えていたんですね。

徳島市の阿波おどりは8月12日に始まり8月15日に終わります。

 

で、これは実際に起こったことなんですけどね、8月16日に来年の8月12日の予約が入ってしまったんですよね。

しかも、値段は通常料金のまま。

 

この阿波おどりの人気さには正直ビビりました。

これでは、

  • 適正な値段を設定する前に埋まってしまう
  • 経験値が少ない今の状態で予約を受けても仕方がない

と判断して、予約を入れてくれた人には丁重に誤りキャンセルしてもらいました。

 

まだ来年の阿波おどりのお部屋は販売していなんです。システムが上手く管理できていなくて・・・本当に申し訳ありません』とお伝えして。

 

つまり、初心者のうちからずっと予約を受け入れる状態では、適正な相場がわからないうちに、お部屋に予約が入り適正な利益をいただくことができなくなります。

 

ですので、Airbnb等のシステムに慣れるまでは、お部屋の販売は短い期間の販売をおすすめします。

 

最後に

親子でご宿泊いただいたゲストさん。お母さんとは色々2人で話をしました。

今回は民泊の初心者がよくする失敗談をまとめてみました。

このような失敗を繰り替えし経験し、少しずつ成長してきました。

 

その結果、

  • 内閣府の総務省から面談を申し込まれる
  • 地元の徳島新聞でカラーで一面に掲載される
  • 日本経済新聞に全国で3人だけ民泊の特集を受ける

という経験を増やすことができました。

 

また、民泊の失敗や経験をもとに現在経営しているゲストハウスは、Booking.comで大手ホテルさんを抑え、地域1番の口コミの評価をいただいています。

 

でも、今まで書いたように、そして書ききれていない失敗は本当にたくさんあります。

お客さんを怒らせたこともあります。

説明不足で、お客さんが途中で民泊のお部屋から別のホテルへ宿泊施設替えしたこともあります。

 

お客さんの荷物も盗まれたことも。

でも、あきらめずにコツコツ続けてきたため現在があると考えています。

 

ですので、これから民泊を始めようとしている人は、失敗を楽しむぐらいのゆとりを持って挑戦することをおすすめします。

 

ぜひ、民泊人生を楽しんでくださいね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。