【クラブ編】僕には忘れられない超尊敬している中国人男性がいます!

【クラブ編】僕には忘れられない超尊敬している中国人男性がいます!

僕にはおそらく一生忘れられることができない中国人の男性がいます。

その彼と僕は全く面識がなく、僕が一方的に彼を知っているだけという関係。

 

では、どんな彼かというと『あきらめずに白人社会の文化を一生懸命受け入れるように努力していた中国人』でした。

具体的に説明しますね。

 

僕はよくジャズバーに通っていました。

そこのオーナーさんは日系アメリカ人の方で、すごく僕をかわいがってくれていたんですね。

 

ある日そのオーナーさんから『ケン坊、◯月◯日に大学生達のパーティーがあるから手伝ってくれないか』と誘われたんですね。

※ケン坊とは僕のこと。

 

そのパーティーとは白人ばっかりのパーティー。

ほんと白人しかいなかったですね。

1人の中国人を除いては。

 

僕と同年代ぐらいの男女が爆音で音楽を流し、踊っていました。

 

少し話がそれますが、僕のアメリカ留学時代のコンプレックスのうちの1つを紹介しますね。

 

そのコンプレックスとは『踊れない』ということ。

このように"踊れない"と書くと、『ヒップホップ』や『ブレイクダンス』のように特定のダンスを想像する人が多いかもしれませんが、そうじゃないんですね。

 

音楽が流れてきてそれに自然とリズムにのる。

これが僕がいう踊ることができないという意味なんですね。

 

日本人はよく音楽が流れると『体を上下に動かして』リズムを取りますよね。

 

でも、アメリカ人は違うんですよ。

なんだろう、抽象的な言い方ですが、リズムの取り方が円で捉えている感じなんですよね。

 

だから、日本人のように1、2、3、4、という縦割りのリズムではなく、『流れるようにリズムを捉えている』感じがして、彼らの横で踊るのがすごく恥ずかしくて・・・。

 

だから、クラブとか言ってもあまり踊らずにお酒ばかり飲んでいたりしました。

 

話を戻しますね。

やはり、白人のパーティーはすごい飲む。

そして、参加している90%ぐらいの人は踊りまくっているんですね。

男女で。

 

では、残りの10%の人達は何をしていたかというと、男性同士で固まって男性だけで話をしていました。

女性と一緒に踊らず一切話もせず、男性だけで・・・です。

ほんともったいないと思っていましたね。

 

男性だけで話をするんだったら、別にクラブのようなパーティーでなくてもいいのでは。

この場面でしかできない経験をした方がいいのにとも思ってしまったり。

 

でも、もしかしたら彼らは音やリズムの研究者で、音楽のリズムが踊っている彼ら・彼女らにどういう気持ちよさを提供していたのか話をしていたのかも。

 

その結果、『1/fゆらぎ』の定義について議論していたのかもしれませんね。

もしそうだとしたら、たしかにこの場面でしか話ができない会話かなと。

 

ちなみにに、LAのクラブがどんな雰囲気なのか知らない人も多いと思うので動画を見てくださいね。

僕も日本のクラブにも行ったことがありますが、やはり全然違いますよね。

これはどちらが優れているというのではなく、やはりリズムの捉え方が違うので全然違った踊り方をしているのが、面白いですね。

 

で、この動画の10秒〜13秒の3秒間に注目。

このように女性の背後に周り男性の下半身を女性のお尻に押し付けて踊る踊りが僕がいたときはすごく流行っていたんですね。

今でもそうかな。

 

で、当然白人のパーティーではこの光景は多く見られます。

こっちでも、あっちでも人を変え色んな人達同士がお酒を持って楽しく踊っています。

 

そこで、、、、、です。

中国人の彼が登場するわけなんですね。

最初に書いておきますが、中国人の彼は決してイケメンではありません。

 

でも彼は、白人だらけのそのパーティーに1人で参加されていました。

いくら探してもアジア人は彼1人。

 

この時点で僕は彼をめっちゃリスペクトできるんですね。

 

でも、彼の踊り方は、アジア人はリズムの捉え方や小さい頃から踊りの文化がないため、音楽にあわせて上下に動いているだけ。

もうね、かなりいっぱいに人がいましたが、彼だけ踊り方が違うからすぐどこにいるかわかる。

 

そして、その中国人の彼。

先程の動画の10秒ぐらいからの踊りを白人女性を一緒にしようと頑張っているんですね。

 

でも、やはりアジア人に対する差別からなのかすぐに白人女性は去っていきます。

また、彼自身も動画のように動けないので、全く女性との踊りが噛み合ってないんですね。

 

何回も何回も女性にアタックしてもすぐに去られてしまう。

パーティー自体は何時間ぐらいあったのでしょう。

たぶん、4時間ぐらいはあったのかな、あまり覚えてないけど。

 

でも、彼はその4時間ひたすら女性にアタックし、ことごとく目の前から去られていました。

もうほんとね、僕はリスペクトとかわいそうという両方の想いでその中国人男性を見ていました。

 

何回もアタックしても折れない気持ち。

決して上手く踊れないけれど、何回も挑戦している姿勢。

 

でも、こんなに中国人の彼が頑張っているにもかかわらず、白人だけど女性と話をせず男同士でお酒を飲んでいる人もいる。

 

ほんとはね、始めは彼のこと少し馬鹿にしていた部分もありました。

もちろん、白人だけのパーティーに参加するという時点でリスペクトはしています。

 

でも、彼の踊りを見た途端、『かわいそうに。このまま踊り続けると彼はショックを受けてしまうだろう』と内心思っていたんですね。

 

そして、案の定断られ、目の前から女性が去っていきというのが繰り替えされていました。

 

でもね、終了間際かな、ふと彼を見るとまた白人女性にアタックをしている。

僕としては『がんばれ〜!』なんですよ。

その姿勢に感動してしまって、ずっと応援していましたね。

 

で、白人女性の背後に回って腰に手を回しても、やはりかなり彼の動きはぎこちない。

全然白人女性とのリズムもあっていない。

 

でも、彼は白人女性と一緒に踊っているんですよね。

もう1度いいます。

その動画は約10秒〜13秒だけ流れるあの姿勢です。

 

この姿勢で10秒以上彼は白人女性と一緒に踊っていたんですね。

女性が優しいのか、それとも女性も彼の頑張りに心を許してしまったのかわかりませんが、それでも一緒に踊っている。

 

でも、先程から男同士で飲んでいる白人はずっと男同士で飲んでいる。

 

その光景を見てから僕の中で何かが変わったんですね。

それぐらい衝撃的な光景でした。

 

今でも彼の『してやったり!』という顔が忘れられないんですよね。

それぐらい、彼は輝いていました。

 

それと同時に、『あの中国人はすごいな』という感動を覚えました。

 

こんなこと書いてもあまりわからないかもしれませんが、日本人でダンス経験がない人が、いきなり白人のパーティーに参加し一緒にダンスを踊り始るというすごさがわかるかな。

 

また、踊っても目の前の女性はすぐに彼の元を去っていく。

それが何時間も繰り替えされたけど、彼の心は折れることなくひたすらその目的達成のために行動していた。

 

彼のメンタルの強さと行動力に僕はかなりの敗北感を感じたんですね。

僕はただ『踊り方が違う』というだけで踊らなかった。

 

でも、中国人の彼はそんなこと関係なく、ひたすら挑戦と失敗を繰り返し、最後は目的を達成した。

本当に尊敬できる中国人の男性でした。

 

今後彼とは一生会うことはないでしょうが、彼の志は僕の中で生きているんですよね。

だから、あきらめずに挑戦するという姿勢を今後も貫きたいですね。

 

ほんと素晴らしい中国人の彼でした。

一生涯忘れることはないでしょう。

 

今回は最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

※ちなみに、1番始めの写真は中国からお越しのご夫婦のゲストさん。

僕の民泊にご宿泊いただき一緒に三国志の対談をしたときの写真です。

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